変形膝関節症や、膝の痛みで悩まされるのは女性に多いのは何故か。 今日はそんなお話なども混ぜながら書いていきます。   どうも、本当はやりたい運動を今年一杯我慢すると決意した、金澤です。「膝についてその1」の記事にも書きましたが、我慢しています。運動はしないくせに、靴屋があれば、何故かカッコいい運動靴を眺める自分がいます。 店員さんに話しかけられたら、もうジョギングをいつもやっているかのような口調で話してしまいます。お店に入る前は快晴だった空も、帰るころはいつも雲がかかっています。前置きはこの辺にして、今日は何故膝の痛みや、変形は女性に多いかなどをお話しします。   やはりホルモンが関係しているからです。 ご存知の方も多いですが一応。骨格や筋肉の増大・発達を促すホルモンの代表はテストステロンで男性ホルモンです。 女性のテストステロン量は男性の10%程度ですから、ここが不利です。前回の記事でも書きましたが、筋肉が関節を守っているわけですから、 少ないと絶対的に守りが弱くなってしまいますよね。

そして、膝の痛みが出るのはやはり閉経後。 つまりエストロゲンの減少です。 エストロゲンを大量に作っていた卵巣や胎盤がシャッターを下ろしてしまうと、 エストロゲンは少なくなってしまいます。人間の骨は破骨細胞と骨芽細胞という、骨を壊す細胞と骨を作る細胞のバランスが取れて、常に綺麗で新しい骨が作られています。本来エストロゲンは破骨細胞(骨を壊す細胞)を減少させる役割があります。 これが閉経し、エストロゲンが少なくなると、どんどん骨が破壊されるのになかなか作られないという現象が起き、骨粗鬆の始まりです!

つまりエストロゲンの減少は、骨や軟骨を減少させ、関節も弱らせるのです。 これに筋肉量が少ないと来たら・・・関節や骨は大ダメージですよね!! ですので女性の場合、閉経までにどれだけ運動をして、骨密度・筋肉量を貯金できるかがミソになってきます。

よく50歳~60歳前半の方で、「私、骨密度の数値いいの~」と自慢げに話してくる方がいます。いや、当たり前です。 むしろその年で骨密度低ければ、そのまま行けばですが確実に尻もちついて骨折のお決まりパターン行です。もちろん努力で何とかなります! ...

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