北方領土問題の渦中、民間企業間の提携が進んでいるようです。三井住友さんはロシアへ進出でしょうか。遠い欧米諸国の中で、もっとも近く隣接している国はロシアのみです。私もロシアに行ったことがありますが、日本から最も近いヨーロッパを実感しました。(過去記事⇒イエローサブマリン

 10年20年先は、国境など関係なく保険販売網が広がるのでしょうか・・。
 
 

 MS&ADホールディングス傘下の三井住友海上(「同社」)は、ロシア大手損害保険会社Ingosstrakh Insurance Company(以下「インゴストラッハ社」)と戦略的提携契約を締結した。 本提携により、ロシア全域に83支店、およびCIS(※)諸国6ヵ国に拠点を有するインゴストラッハ社のネットワークを活用し、今後日露経済協力等を通じて増加が見込まれる同地域における日系企業のお客さまに、より高品質なサービスを提供していく。 三井住友海上は、今後も海外事業で培ったノウハウや戦略パートナーシップ契約等を活用し、さらなるお客さまサービスの向上に努めていく。
(※)独立国家共同体(Commonwealth of Independent States)。旧ソビエト連邦諸国によって形成されたゆるやかな共同体。

 
1.戦略的提携契約の内容

 インゴストラッハ社は、同社日系企業のお客さまを担当する専任チーム「三井住友海上ジャパンデスク」(以下「ジャパンデスク」)を設置し、同社はジャパンデスクに社員を派遣する。 ロシア全域とCIS諸国に亘るインゴストラッハ社のネットワーク、70年超の歴史を持つ同社のロシアやCIS諸国での引受ノウハウ、独自商品、リスク分析ノウハウやクレームサービスを活用し、お客さまニーズに合った商品設計、保険証券の発行、事故対応等、同社社員がより高品質なサービスを直接お客さまに提供する。 また、同社は、インゴストラッハ社が引き受けたリスクへの再保険支援、日系企業契約の引受ノウハウの提供、お客さま対応のサポート等を行う。

2.提携契約締結の背景・戦略的目的

 2016年5月の日露首脳会談で提示された8項目の「協力プラン」が着実に進捗するなど、日露間経済分野での協力関係は進展しており、日系企業の対ロシア投資が今後も活発化していくと見込まれる。 同社は、2005年7月にモスクワおよびサンクトペテルブルクに駐在員事務所を開設し、ロシア・CIS諸国に進出する日系企業のお客さまに、現地保険会社の紹介や情報提供を行ってきた。 本提携により、引受ノウハウや事故対応、損害防止に向けた取組等、より高品質な保険サービスを直接提供する。 また、ロシア全域に83支店を展開するインゴストラッハ社のネットワークを活用することで、シベリア・極東地域を含むロシア全域でより充実したきめ細かなサービスを提供できるほか、CIS諸国においても同社のネットワークを活用したサービスの提供が可能になる。 併せて、中国における同社提携先との連携等を通じて、ロシアやCIS諸国への投資が顕著な中国企業へのサービス提供に向けた取組も進めていく。

3.インゴストラッハ社の概要

 インゴストラッハ社は、ロシア損害保険業界で4位(グロス保険料ベース)、グループ内に生命保険会社、資産運用会社等を有する、現地大手保険グループである。
1947年にソ連国営保険会社Gosstrakh社(ゴッストラッハ社)の国際部門からの独立により創立、早くから国際事業を展開し、現在はロシア国内の充実したネットワークに加え、CIS諸国に現地法人を4ヵ国(アルメニア、ベラルーシ、キルギス、ウズベキスタン)、駐在員事務所を2ヵ国(アゼルバイジャン、カザフスタン)有し、中国やインドにも駐在員事務所を展開している。

<新日本保険新聞社 さまより>
 

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