毎年恒例、夏の弁護士研修会2日間を終えました。
 
 今回はリスティング広告を中心としたweb戦略、各種セミナー開催の報告など、マーケティング部門に力を入れました。また、2日目は高次脳機能障害の専門医、整形外科医の講義を実施しました。

 
 
○ web戦略
 激烈を極めるリスティング広告ですが、大手法人事務所は毎月数千万円の予算で市場を席巻しています。もはや、同じ土俵では話になりません。それでも、コンテンツの充実やweb上の工夫で、なんとかワンサイドゲームを避けたいところです。全国の中小事務所は、手をこまねいていてはジリ貧です。更なる創意・努力が望まれます。チームの高木先生より、講義を頂きました。

○ 小児の高次脳機能障害
 何と言っても出色だったことは、発達障害→高次脳機能障害→認知症、これらに密接な関連と連続性が存在する最新のデータです。臨床結果に基く、医師の発表に驚きと納得の連続でした。また、神経心理学検査の結果をどのように読み解くか、示唆に富んだ解説を頂きました。H先生ありがとうございました。

○ 法曹界と医学界の架け橋
 各分門の専門医を揃えている臨床医のグループから、新しいご提案を頂きました。読影一本やりではない、臨床経験からの意見書や相談実務を兼ね備えた、強力な医療立証を目指しています。今後、被害者救済の新しい力になると確信しました。京都から遠路、講義を賜りましてありがとうございました。

○ 弁護士費用特約の各社比較
 秋葉の担当、恒例の約款・全社比較です。弁特の最新約款を読み解き、傾向と対策について解説、さらに、各地の弁護士先生と意見交換ができました。約款の記載が明確になることはまず、歓迎すべきと結論しました。
 
 スタッフの皆さんもお疲れ様でした。