縦に長い長野県、早朝、松本方面に向かう場合は長野まで新幹線で、篠ノ井線に乗り換えて南下するルートになります。本日は安曇野まで病院同行でした。
その篠ノ井線は山裾を縫うように進みます。その眺望はすばらしいもので、日本3大車窓風景に数えられ、とくに姥捨駅付近の棚田は有名です。この景色を観るだけも心が晴れます。今回の写真は、山中に食い込むあえて雪を被った棚田です。
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縦に長い長野県、早朝、松本方面に向かう場合は長野まで新幹線で、篠ノ井線に乗り換えて南下するルートになります。本日は安曇野まで病院同行でした。
その篠ノ井線は山裾を縫うように進みます。その眺望はすばらしいもので、日本3大車窓風景に数えられ、とくに姥捨駅付近の棚田は有名です。この景色を観るだけも心が晴れます。今回の写真は、山中に食い込むあえて雪を被った棚田です。
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仲間の行政書士がめでたく結婚で、神戸まで一っ走りです(と言っても、新幹線のぞみで往復ですが)。3連休の中日でしたので、前後日は準備や休息にあてることできて助かりました。
神戸港を望む立地、瀬戸内海をバックにしたチャペルに感激です。久々に裏声で賛美歌を歌いました。アーメン♪
本日は冷たい雨の中、セミナー講師で横浜に。会場に着く頃には雨もあがり、講義中、夕日が差し込みました。今回は私を含めて6人と参加者は少なかったのですが、具体的な事故相談もあり、有意義な2時間となりました。ご参加の皆様、ありがとうございました。
終了後は恒例、中華街に繰り出して上海料理を堪能しました。関帝廟前の馴染みのお店は残念ながら昨年閉店しました。今日は目立つ外観ながら一度も利用したことのないこちらへ。
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労災請求の問題点から支給調整まで、労災びっしりの2時間でした。実務上、距離のあるテーマと感じた方も多かったのではないかと思います。それでも、熱心に聴講頂きました。
今年も様々な土地で、色々なテーマで、頑張りたいと思います。レジュメの作成時点ですでに、私も大変勉強になっています。セミナー講師をこなす事で、実力UPを実感しています。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。 明日は、遠州・浜松に参上します。よろしくお願いします。
今月末、行政書士試験の発表があります。秋葉事務所のスタッフさんや内定者さんの結果がでます。悲喜こもごもと言ったところでしょうか。
私も10年前の平成21年1月に資格を取得しました。登録して事務所を開設したのはその年の6月でした。当時はまだ保険代理業が主業で、初年度は行政書士業としての売上はほとんど無く、保険業の域をでない事務所でした。その後数年を経て、保険代理店を地元の仲間に任せ、行政書士事務所に専念することになりました。都内に事務所を移転した頃です。では、完全に行政書士単独事務所になったかと言うと、そうでもありません。交通事故業務一本で突っ走っておりますので、他の行政書士業務、例えば許認可の代理申請は業務経験なしです。行政書士事務所を名乗りながら、行政手続きに連なる業務の経験は10年間数えるほどです。行政手続き以外ですと、昨年1年間ではわずかに相続2件、契約書作成1件程度でした。業務は交通事故に関する医療調査と保険手続き、これで10年間食べてきたと言っても過言ではありません。
それでも、事務所を構えて10年、人並みの感慨を持つものです。今後は、私の手を離れて独立する後進の成長が楽しみでもあります。それはまだ数年先になりそうですが・・。
基礎作りの10年を終えましたが、次の10年の目標を目指し、チーム一丸で取組んでいきたいと思います。6月にはささやかですが、10周年の会でも催そうかと思います。
今年の御用納はおでんでした。八丁堀界隈にも小粋なおでん屋さんがあります。席数わずかなので予約必至です。今年も社員のおごりでした。ごっつあんです。
今年は色々と精神的に消耗する仕事が多かったように思います。他事務所から難しい案件が集中しました。例え弁護士であっても、すべての先生が後遺障害の調査・立証に精通しているわけではなく、被害者さんから経験不足を見抜かれてしまったようです。結果として、他事務所が手をこまねいていた、もしくは既契約先を見限って、一定数の被害者さんが秋葉事務所に辿りつきました。わざわざお切替え頂いたことは、技術・実力が評価されたのですから名誉なことだと思います。
しかし、経営面からみれば激しい消耗戦にさらされることになります。難しい問題のない平易な案件は、それ程交通事故の経験がない事務所であっても、まぁ合格点の解決まで進めることができます。一方、重大・重傷事故、立証が困難なケガを伴う事故の場合、成果より経営効率を優先する事務所では限界があり、それこそ事務所・担当者の経験と技術の差が如実となります。それらは大変に手間がかかり、神経をすり減らす業務になります。つまり、費用対効果の低下は、事務所の体力を奪うことになるのです。
来年からは労働法の改正があり、「働き方改革」が叫ばれています。諸々の改定を簡単に言えば、「働く時間を減らせ!」でしょうか。昭和から平成への一番の変化は、右肩上がりの経済の終焉と言われています。今後、日本全体において劇的な経済発展が見込めないことから、個々の労働時間を減らしてワークシェアリング、賃金も物価も上昇せず、結果として安定的な経済力の後退を見据えているように思います。かつての栄華を誇った西欧諸国は日本のGDPより低く、労働時間も突出した日本より少ないものです。諸々の意識調査でもお馴染みの結果ですが、それでも人々の幸福度・満足度は日本より高いのです。先例や歴史に学べば、日本全体が”何事もそこそこの繁栄”、更には”物質的価値から時間的価値”へ、価値観の転換を迫られているのかもしれません。
翻って私共の事務所ですが、例え困難な事案であろうと被害者救済の推進力はいささかもセーブすることはありません。仕事の質を落とすことのない成長を目指せば、長期的な視野と日々のルーティンの徹底が欠かせません。目先の利益を度外視した長期間の経営計画と、効率に流されない堅実な仕事によって、世の中に必要な存在であり続ける・・これは今までも実践してきたと思います。そこに、更なる創意工夫を加えるためにも、わずかの余裕が必要と思う次第です。それは、一にも二にも人材です。新人の発掘と、自身を含めた社員の成長が鍵でしょうか。そして、次年度からは他士業への連携をより広げていくことも含みたいと思います。
「時代や環境に即すること、それでも譲れないこと」、「効率を求めること、時には非効率ながら突き詰める姿勢」、これら二律背反する目標を追う事は厳しい道です。それでも、交通事故被害者さん達の「納得」を仕事の到達点とすれば、自ずと打開できると考えています。
1年間ありがとうございました。よいお年を!
本日は都内近県の親しい事務所さんが集まっての忘年会でした。内輪の会ながら、4弁護士事務所のご参席を得て、近況、最近のニュースなど、話がはずみました。 その日は、例の「あおり運転に危険運転致死傷罪が適用されるのか?」の一審判決がでました。当然、真っ先に話題となりました。判決文をまだ詳しく読んでいませんが、あおり運転で高速道路で停車させた行為を、危険運転致死傷罪の範疇とするか、それとも別の罪状とするのか?、また、危険運転致死傷罪を適用するにしても、準用的な解釈・適用とするのか?なども検討できそうです。法律家の意見が分かれる、非常に注目すべき判断でした。ご存知の通り、真っ向から危険運転致死傷罪が適用、懲役18年となりました。
私は今までに交通事故を通じて、それこそ50人近い弁護士先生と一緒に仕事をしてきました。新しい事件のたびに思いますが、弁護士先生でもそれぞれ意見が分かれることです。法律家それぞれの解釈の違いは別として、法律とは、見方で、立場で、検討の仕方で、時代背景で、感情で、結論が違ってしまうものなのでしょうか。
法律には解釈の問題があり、幾多の事件に法適用がそぐわなくなれば法改正となります。何事も答えは一つではなく、簡単に白黒・勝ち負けを付けることは拙速かもしれません。事実は一つでも、解釈は人それぞれです。人には色々な考えがあり、必ずしも自分の意見が通るものではありません。これは、多様性を容認するスタンスに通じると思います。自身を振り返ると、知識が増えたことで、つい結論を急でいると思います。何かと固定概念が邪魔になっているとも自省するところです。来年は少数意見を含め、多様な意見を丁寧に聴いて、思考の包容力を磨いていきたいと思います。
ご参加された諸先生方、お忙しい中ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。 あとそれから、
引越し以来、素っ気無かったエントランスに絵をかけました。「19世紀のパリ」でしょうか。
もちろん、クマさん達、今年も大活躍です。
12月だと言うのに暑かった! 大汗かきながらの研修でした。
昨日のテーマは、労災と自賠責保険の支給調整をメインに労災を特集しました。以前から、弁護士、社労士先生から要望の多かった、これぞ横断的知識とも言うべき支給調整、その計算式を皆さんと一緒に演習しました。難しい内容で、講師側も十分に練れてなかったと反省しきりでした。難しい事を”難しいまま”説明することは簡単です。いかに誰もが理解できるよう、易しく解説できるか、これが一番難しいのです。
今年は各方面で14回も講師を務めました。よく頑張ったものです。来年は、より充実した内容で、「難しいことを易しく」を心がけて準備したいと思います。
月曜から東京始発の新幹線でギリギリ病院到着、1泊2日の仙台病院同行です。
東京に戻って、翌日は浜松へ・・。 毎朝4時起きが続きます。
高次脳機能障害であれば、日本中どこでも参上しています。仙台も浜松も駅までの移動は2時間以内ですが、駅から病院が遠いのです。リハビリ系の病院はのどかな環境にありがちですので。
業務日誌が滞りはじめました。週末、取り戻します!
本日は受傷以来3年、ようやく解決した依頼者さまからご招待を受けました。依頼者さまからのご厚意は、私達にとって年に数度の栄誉です。
解決まで3年、その間戦いの連続でしたが、本日は依頼者さまのお仕事や昔話を聞けました。交通事故という災難からの繋がりですが、やはり、人には色々な経験があり、それに接することは大変に貴重な経験になります。 N様ご夫妻、楽しいお話をありがとうございました。 引っ越してから久々の銀座でしたが、道行く人の半分は中国の方・・銀座のブランドショップで爆買い? いつの間にこんなに増えたのだろう。
いつもお世話になっている顧問先生の下へ、雨の横浜に。
懇親会の写真です。卓上にビールサーバーが設置されており、軽快に杯が進みました。メールのやり取りのみであった先生、スタッフの皆さんとも、ようやくご挨拶が叶いました。また、懇親会は本日合格発表があった社労士先生のお祝を兼ねていました。Y先生、改めましておめでとうございます。そう言えば、明後日は行政書士の試験日です。うちのスタッフも受験します。試験というものは、どうしても実力や努力だけではない、運不運の不確定要素がつきものです。できれば、ツキがあるように、祈っています。
他にも、顧問先の社長の皆さんと席を共にできましたので、たくさんの有意義な情報、意見を聞くことができました。何より、楽しい時間は二次会のおそば屋さんで〆となりました。終電で東京駅に戻ると、雨はあがっていました。
オフィススギトモの皆様(新人さんお二人も)、ありがとうございました。
昨年まで重傷案件が続いた栃木県で勉強会、実に1年ぶりとなりました。広く、豪華な施設でびっくりでした。
基本に戻って、「むち打ち」の解説を行いました。保険会社のみならず、お医者さんも含め、「むち打ちで後遺症は認められないよ」との考え方が一般的です。しかし、単なる打撲・捻挫では説明がつかない症状に悩まされている方々が一定数存在します。そこで、自賠責保険は14級9号「局部に神経症状を残すもの」として、認定する余地を残しています。もちろん、大げさに症状を訴える方、慰謝料目当てに通院を延ばす方、これらは除外しなければなりません。本当に苦しんでいる被害者さんに保険金・賠償金が届くよう、周囲の気付きに期待したところです。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
先週の金曜日は久々に埼玉県で研修会でした、毎回、研修会はレジュメ作成から始まります。レジュメの完成時には知識の整理が終わり、私にとってそれだけで大変な学習効果となります。また、今回は、保険会社の支払部門であるサービスセンターの職員さんのご参加も頂きました。対保険会社の立場からの講義ですから、どのような反応があるのか、興味を持って望みました。
様々な立場の参加者によって、様々な解釈を知ることができます。保険会社側の説明、代理店の立場、被害者・加害者・お客様の主張、警察・検事の調査、医師の診断、弁護士や私達請求側業者の視点・・・これらが交錯する交通事故、利害が異なるそれぞれについて、単純な敵対関係で語るには早計です。私達は、保険金支払担当者の意見を常に傾聴しています。一方からの情報に縛られては、多角的に物事を見ることができず、石頭になってしまいます。今回の研修も、講義はもちろん、懇親会からも様々なご意見、情報を仕入れることができました。お付き合い頂いた皆様に感謝です。
お招き下さった、会長、H取締役、A社の皆様、ありがとうございました。
さて、先週末は月例の東京相談会でした。私が参加する前も含めれば、夏休みの8月を除いて実に14年間も毎月開催しています。今回は、相談者様がやや少なく5名、平均参加者の14枠が埋まりませんでした。「プライドが許さないので、中止にするか・・」とは、もちろん考えません。
たった一人の相談者でも全力で対応することになります。主催者の宮尾氏は毎回前日入りしますが、今回は鉄道事故の影響で新幹線内に5時間缶詰、深夜に東京駅到着となりました。私達も含め、相談員は手弁当での参加ですが、告知した以上は万難を排して実施しています。ジュリーの件では、チケットを買った観客以外(つまり、被害者でもなく関係のない人達)から様々な意見が噴出、侃々諤々の様相です。しかし、人によって、ましてアーチストであれば、とりわけプライドの持ちようは違うと思います。文句が許されるのは、さいたまアリーナの観客のみです。ただ、ビックスターでもこの場合、ポ-ル・マッカートニーやミック・ジャガーだったら・・と思ってしまうのです。
首都圏相談会はNPO法人の主催でスタートしました。過去、たったの一度も中止はありません。回を重ねるごとに、弁護士、医師、行政書士等のボランティア参加が続き、国内最高峰の相談会を目指して継続してきました。弊所も9年間欠かさず毎月参加してきました(秋葉はインフルエンザ罹患で1回だけ休みましたが)。相談会は最高の経験則の場、おかげさまで私達は多くの相談者さまから鍛えられているのです。
何事も「継続」こそ最強、最も誇るべきもの=プライドではないでしょうか。
今回の相談会の内容ですが、実に半数は既に弁護士に依頼していた被害者さんでした。受任者は受任したものの無策が続き、依頼者の不安を拭うことが出来ませんでした。この業界の難解さは、スマホの購入のように商品の比較ができないことに尽きます。生まれて初めて交通事故にあい、ネットで専門家を検索、わらをも掴む思いで依頼したが・・どうも宣伝と違う。これが、「次回は他メーカーにしよう」で済まないのが交通事故です。「解決方針を示さない」「対応が遅い」「連絡がつかない」「専門家ではないかも?」「宣伝と違う?」・・疑いを持ったら、交代も視野に入れるべきです。その判断が遅れると取り返しがつかないことになります。被害者さんにとって、依頼者を選任することは自己責任なのです。