【事案】

自動車で通勤中、交差点で後方よりの左折車の巻き込みで受傷、膝と手首を傷めた。後にTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷が判明した。

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【問題点】

受傷後は膝の治療が中心となり、手関節の治療及び診断が遅れた。後に専門医から手関節の手術の示唆を受けるが、保存療法を選択した。治療経過から自賠責は因果関係を厳しく見てくると覚悟した。

【立証ポイント】

基本通り、MRI画像はもちろん、専用の診断書に詳細な診断を記載していただいた。しかし案の定、確定診断の遅れから「非該当」。カルテ開示を行い、受傷直後からの症状の訴えを拾い集めたが、決定打はなく、異議申立てでも否定された。

ある程度、想定していたので、平行して労災での後遺障害申請を進めた。仮に事故受傷以前から損傷が進行していたとして、それは業務の影響である。

自賠責は悔しいながら断念、傷害慰謝料の増額交渉を連携弁護士に委ねた。後遺障害については労災12級6号で補償を受けて決着とした。

(平成27年11月)
 

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