【事案】

交差点で横断歩道を歩行横断中、信号無視の自動車の衝突を受ける。脛骨、肋骨を骨折し、脛骨はプレート固定術とした。

【問題点】

受傷直後からご相談を頂いた。骨癒合の進展に伴い、近隣の整形外科へのリハビリ通院に移行する。膝のプレートは抜釘はしない方針へ。これら、治療・リハビリの経過を寄り添って進める。したがって、特段の問題は起きない。

【立証ポイント】

手術先、リハビリ先の医師へそれぞれ病院同行・面談を果たし、余裕をもって症状固定を迎える。膝は関節面にやや不整が残り、変形性膝関節症の危険を残すも、幸い可動域は回復した。この状態から照準は12級7号ではなく、13号へシフト、計画通りの認定へ導いた。

(平成29年6月)