② アマリール(サノフィ)


 
 インスリンの分泌を促して血糖値を下げる
 
 糖尿病の薬は、肝臓に対して糖の生成を邪魔するもの、すい臓に対してインスリンをたくさんださせるものに二分され、後はそれ以外の薬となります。これはすい臓に働くお薬になりますす。


 レバー君 と すい臓君
 
 膵臓にはたらきかけて、インスリンホルモンの分泌を増やす作用の薬。インスリンホルモンは血液中の糖分である血糖の量を調節するので、血糖値が低下します。

 主に、インスリンホルモンのはらたきが悪くなったり、分泌量が減少するなどしてなった2型糖尿病に対して処方。インスリン分泌作用が比較的おだやかなため、低血糖症や薬の効果が無効になってしまうリスクが少ないとされています。
 
※ 糖尿病の薬全般の注意ですが、「血液中の血糖値が下がりすぎてしまう=低血糖症」という症状に、特に注意が必要です。低血糖症は、ブドウ糖の摂取で対処できます。薬局では、ブドウ糖の包装品を配布・販売しているので、薬剤師に相談して入手しておくとよいでしょう。血糖値は、体調や食事の有無で変わります。
 
 薬の飲み合わせでは、解熱鎮痛剤や抗凝血薬、利尿剤、安定剤などとの併用が効果に影響を与えてしまうことがあります。飲み忘れてしまった時の服用方法などを事前に医師や薬剤師に確認しておくとよいでしょう。
  
● 1mg(1錠) 18.6円
 
● 有効成分 グリメビリド
 
● ジェネリック

 グリメビリド(ファイザー)