皆さんは、新幹線などで座席の背もたれを倒す際、後ろの方に声を掛けますか?    これって、結構、常識のばらつきを感じます。つまらない話題と言わず、少しお付き合い下さい。普段から気になっていますので。

 まず、大きく5つの流派に分かれると思います。   1.

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 静岡県知事の失言騒動は毎度ですが、知事の弁明を聞くと、確かに全体的は良い訓示ではあると思います。ただし、一部の表現がどうしても引っかかりますし、反感を買いますし、何より、「本音ではそう思っているのかな」と思われかねない部分があったのは事実です。

 行政書士はお役所に書類申請する仕事です。私達は許認可業務をしていませんが、交通事故業務であっても、各役所への問い合わせ、書類提出が頻繁です。お役所の皆様には、いつも丁寧にご対応頂き、感謝しております。一方、非常に稀ですが、大昔の昭和の香りがする担当者に出くわすこともないわけではありません。

 去年、某市の健保担当者から、症状固定後の健保使用に対して、「(交通事故なので)第3者行為届を出すよう」指示を受けました。賠償を受けるべき加害者の存在がある場合、これは必須の書類です。ただし、症状固定後は賠償と切り離されるので、その届け出書類は不必要となります。丁重に、「症状固定したので、不必要と思いますが・・いかがでしょうか?」と言いましたが、「不必要かどうかは、提出後、こちらが判断します。」とぴしゃり。明らかに間違った対応ですが、それに付き合って書類5頁を無駄に書きたくありません。一層丁重に、「今まで何度も、問題なかったと思いますが、お調べ頂けないでしょうか?」と言いました。すると、半ばキレ気味に、「私の説明は間違っていない。提出しなければ、支払えない。」とぴしゃり。ここで、「なんだこの野郎!」と言ってはいけません(あくまで心の声として下さい)。知識が無いが故に、間違った対応をすること自体は仕方ないと思います。ところが、この態度、取りつく島なしの上から目線、最悪のお役所対応です。まるで、「言うこと聞けば、健保を使わせてやる」ような姿勢です。

 これ以上言ってもケンカになるので、「わかりました」とそっと受話器を置き、(上の)県庁の担当部署に電話、経緯を説明し、「提出の必要はない」回答を得ました。返す刀で、先の市の担当者に電話しますとしたところ、県の担当者は「いえ、私からその担当者に連絡しておきますので大丈夫です」とのこと。役所側の間違いを内部で穏便に処理、クレームに発展しないよう配慮したのだと思います。    このエピソードから、この担当者の普段の姿勢が垣間見れると思います。普段から、無意識に「払ってやる」意識が根底にあるからこその言動に感じました。言葉は意思表明です。「自分はそういうつもりで発言したのではない。」・・確かに真意を伝えるには、前後の文脈や補足が必要な時があるかもしれません。ただし、補足は言い訳とも捉えられます。言葉は発した瞬間、切り取られる運命、そして補正は難しいのです。つまり、「どう伝えるか」より、「どう伝わるか」に尽きると思うのです。とくに優越的な立場の人は、「どう伝わるか」を軽んじると、命取りになると思います。  

 

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 いやぁ~、この四半期きつかったです。昨年はコロナ明けの年、まだ復調したとは言えない受任数でした。今年は、コロナ以前の活況に戻ったと言ってよいと思います。交通事故の多さを活況と言うには憚られますが、困った方の声が届く、これは良い事だと思います。    この業界、弁護士に相談や委任しても、途中で解任・交代が多いのです。理由はそれぞれですが、頼んだ先生が動いてくれない、が一番です。弁護士の仕事は賠償交渉です。もちろん、交通事故の解決に賠償交渉は不可欠です。しかし、それにたどり着くまで、治療や検査、各種保険手続き、後遺障害の立証まで、被害者さんに課された事務は山ほどあります。その部分を「守備範囲外」として、傍観する先生が大多数と思います。ことある度に質問しても、応対は事務員ばかり、たまにアドバイスには答えてくれますが、ほとんど、被害者自ら動く必要があるのです。自分でできる被害者さんもおりますが、高齢者や重傷者含め、独力はしんどいのです。そこで、お金を払って依頼した弁護士に聞く事を諦め、秋葉へ無料相談となるわけです。    だから、秋葉事務所が忙しくなるのだと思います。    大変で損な役回りかもしれませんが、仕事とは、「人も求めに応えてお金をもらう」ものだと思います。シンプルに、多忙こそ健全な業務と、捉えていきたいと思います。    事務所のアプローチに桜。今年は十数年ぶりの遅咲き、昔あった風景、入学式シーズンの桜となりました。

 

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 カップラーメンが食べたいのです。    ここ数年、栄養バランス重視のため、カップラーメンを控えています。昨年は年間で3個しか食べませんでした。かつて、事務所でカップラーメンを食べると、健康を気遣われて社員から軽く怒られたものです。    👉 どうして女子社員はお母さんになってしまうのだろう    ところが、今年は1月だけで早くも3個です。理由は寒さです。毎度、冷たいサラダの食事が味気なく、+汁物を欲するからです。ただし、1人分の味噌汁やスープ、ましてや麺類の調理は実に面倒です。カップ麺はお湯を入れるだけの、速攻の御馳走なのです。    昨年暮れの病院同行でしたが、到着駅にて時間調整、昼食を取りたかったのですが、駅前に飲食店がまったくありません。コンビニは駅内の売店のみです。仕方なく、パンとコーヒーでも買うかと思いましたが、レジ横にポットがありました。もしかして、お湯を下さるの?と聞くと、「カップラーメン用でお使い下さい」と。

 立ち食いそばもない駅で、カップ麺はまさに冬のオアシスです。体も温まりました。

 

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 今年も色々なニュースがありましたが、交通事故絡みに関しては、時々意見展開しています。今回は、交通事故と直接関係ない事ではありますが、愚見をお許しください。   (1)韓国の女性DJさんへの痴漢行為

 このニュースに関しては、テレビやネットで侃々諤々、様々な意見が飛び交いました。それらの意見の多くは、以下ABに二分しているようです。    A: 痴漢行為を受けて当然の恰好や、受ける可能性が高いシチュエーションに自ら飛び込んだ・・痴漢行為をされる側にも責任がある。    B:痴漢行為は100%加害者が悪い。加害者の為に、何故、(この場合)女性が服装や行動に制限を受けなければならないのか(怒)。     どちらの意見が正しいか? それは当然、Bに決まっています。犯罪行為の是非など問うまでもないと思います。ただし、Aの意見が根強いことも事実です。すると、B派は、女性に対する不当な抑制だのと激昂、Me Too運動、広くジェンダーの問題に発展させるのです。     ちょっと、待って、    この場合、議論を二つに分ける必要があります。   C:痴漢行為自体は、犯罪ですから絶対的に悪であり、加害者が100%悪いことで、ひと段落とします。次に、犯罪行為を惹起する服装や行動、管理体制については、相当に問題があったと思います。誰でも予想のつく事件で、起きても何ら不思議な事件ではないのです。残念ながら、世の中には悪い人や、避けようのない事故や天災が存在します。生きていく上でリスク管理が必要なのです。その点、被害者側の「うかつさ」は問われて当然です。つまり、この問題は、両極端な意見の勝敗や正誤ではなく、二つの問題として、別々に議論する必要があります。    少数ながら二つを分けて意見展開する=C派の方も散見しました。C派の人で、交通事故を例に、上手い説明をした方の意見をみました。それを引用します。「交差点で青信号になったので、渡りました。すると、信号無視の自動車に跳ねられました。これは、自動車が100%悪いです(0:100)。ただし、ケガをして大変な目に遭います。だから、青信号でも左右を観て渡りましょうね、と安全指導されるのです」。自動車運転過失傷害罪と交通安全指導、別々の問題ですね。まさに、本件の痴漢問題にも当てはまります。

 世の出来事は複雑です。物事を二つの対立軸にすることは、「おろか」とまでは言い過ぎですが、まったく未熟な発想で、その発想が極端であることが問題なのです。何事も善悪、白黒では計れない事があります。善悪は立場で逆転しますし、どっちとも取れないグレーもあれば、問題をいくつかに分けて考えるケースもあるのです。本件は、まさに、痴漢行為と予防対策、別々の議論にすべきなのです。    (2)マスク拒否男性の無罪主張

 この事件、高裁でも威力業務妨害などの判決となりましたが、最高裁へ上告するようです(周囲の弁護士さんによると、最高裁では却下されるとの予想です)。これは、意見が二分することなく、被告であるマスク拒否の男性への判決が正当との意見が大多数、議論の余地はないようです。それでも、小数意見を蔑ろにせず、審理することは民主主義の根幹です。

 ただし、裁判の争点ですでに問題がズレています。この裁判はマスクの規制の正当性は関係ありません。切符は、乗客の規定順守を条件で購入していますから、乗客は航空会社・乗務員の指示に従う事になっています。マスクの着脱どころか、フライトに適さない服装なども規制の対象で、極論すれば、フライトの安全確保の為には、ある意味、人権すら制限されているのです。本件の場合は、乗務員の指示に従わないこと、乗務員の腕をつかむこと(暴行と判断された)、騒ぎを起こすこと、結果としてフライトが遅れること、これが問題なのです。飛行前の機内は、マスク着脱の論争をする場ではないのです。この点、議論が平行線となっています。

 被告は暴行や職務の妨害を否定していますが、10月30日の高裁判決は「乗務員は被告に対応するため、機内監視などの保安業務や他の職務ができない状態だった」と、判決の理由としています。つまり、マスクの是非など、審理の外、どうでもよいのです。フライトの安全の期する規制と、コロナ対策としてのマスク義務は、別の議論なのです。完全に別問題と言ってもよいでしょう。

 もっとも、普通であれば、不承不承マスクをして乗り、後に(マスク規制は人権侵害だと)問題提起する。あるいは、降りる。このように対処すべきでしょう。どうして、たかがマスクの着脱で、こうも頑張るのかなぁ、その人にとっては、その場で絶対に譲れない、その場で絶対に解決しなければならない、大事な問題なのでしょうが・・。    マスク警察・・もはや思い出になってしまった感があります。確かに、同調圧力や過剰な正義を振りかざすことに対する警鐘は必要だと思います。コロナ対策の総括として、議論すべきことは残ったと思います。ただし、これは飛行機の搭乗中のいさかいとは、まったく別の問題です。この方は、その場で、分けて考えることはできなかったのでしょうか。    もっとも、議論すべき意見の相違ではなく、必要な検証でもなく、単なる思い違いを起こす人、巷に少なからず存在します。裁判まで発展する前に、知恵で回避できないものか・・と思ってしまいます。     

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 酷暑止まぬまま9月に突入です。今日は防災の日、2023年9月1日は関東大震災からちょうど100年です。今後30年間に、同クラスの地震の発生確率は70%!、それは明日かも知れないのです。

 アニメ「鬼滅の刃」の時代設定は大正初期です。恐らく、関東大震災(大正12年=1923年)の起きる前に物語は完結しているはずです。なぜなら、劇中、浅草のシーンで、凌雲閣(りょううんかく)が見られます。当時、日本一の高層ビル(12階)は震災で崩壊し、解体されました。

 もし、都心でこのクラスの地震が起こったら、首都機能は麻痺、あらゆる交通は不通になり、治療機関も野戦病院となります。交通事故業務など、当然に中断となります。それ以前に、まず自分たちの命の保全が優先されます。情報の確保、避難の段取り、あらゆるシミュレーションが必要となります。

 コロナからようやく経済活動の復活をみた今年ですが、今度は震災渦を覚悟しています。またしても、業務が滞ってしまうのでしょうか? 近年では東北の震災が参考になりそうです。当時はガソリン不足、電気の使用制限、生活物資の流通が滞るなど、信じられない事が続きました。ただし、それらは数日で回復を見せましたので、日本は災害復旧が得意な国だなぁと、感心したものです。

 交通事故の発生も一瞬は滞りましたが、東北の復旧で建設ラッシュになり、物流、人の動きが活発化、交通事故の発生数はすぐに回復しました。その点、3年間のコロナ渦の方が、交通事故の発生数に大きな減少を見た気がします。テレワークでの通勤減少、旅行制限、イベント自粛・・人が動かないのですから、当たり前に交通事故は減ります。前回のスペイン風邪から100年、パンデミックが一番の痛手かもしれません。     事務所は、水の備蓄(2ℓのペットボトル×25本)、非常食3日分を備えています。今日、amazonで懐中電灯を買い足しました。日頃の備蓄はもちろん、何よりも心構えです。防災意識を常のテーマとしていきたいと思います。    

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 今年に入って半年が経過しましたが、方々からの相談、それも、ルート不明の相談が目立っています。    紹介元の多くは、弁護士さん、保険関係、まれに病院からもありますが、かつての依頼者さんも多いものです。最近の傾向として、かつての依頼者さんから、職場、親戚、友人を通じての間接的な紹介が多くなっています。この場合、元々、どなたからの紹介かすぐに分かりません。友達の友達ともなれば、辿って聞いていくしかありません。

 それだけ、宣伝少ない事務所ながら、専門性からの口コミが増えているのかと思います。何より、かつての依頼者様に感謝ですが、この口コミこそが事務所存続の屋台骨かもしれません。日々、ご依頼者の期待に応え、納得頂ける対応を続けること、これこそ、事務所の存在意義と思っています。

 早くも、今年の半分が終わりました。下半期から来年にかけて、コロナ減収を取り戻したいと思います。  

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 相変わらず、目覚めは大谷さんのホームランのニュースです。パカスカよく打つもんです。打たない日は、あれっ?って感じです。そのすごさが若干麻痺してきています。

 他には、女優さんとシェフのダブル不倫が一番のニュースでしょうか。興味のない私には、どうでもよい話題です。これだけ取り上げると言うことは、日本人は不倫のつるし上げが本当に好きなんだなぁと思います。それにしても、私信であるラブレター(交換日記とのことですか)を、当人に無断で、テレビで公表するなんて・・これこそ、不道徳の極み、いえ、犯罪だと思います。両家の子供への配慮など皆無です。しょせんは人様の家庭の問題ですが、これだけは看過できないひどい話です。そんな当たり前の配慮すらないマスコミや大衆、皆、良心が麻痺していると思います。

 さて、週末は実家の片付けに戻っています。父がグループホームに入居しましたので、その持ち物を整理しています。整理とは言っても、ほぼ捨てるだけです。すでに45ℓゴミ袋は40枚を超えました。さらに、タンス、布団など粗大ゴミは2度に分けて、すでに19個に及んでいます。量がかさむ原因ですが、父1人の物に祖母の物が加算しています。10年以上前の祖母の逝去から、まったく片付けをしていなかったようです。保存する物、貴重品の類はほとんどありません。せめて、写真・アルバムは残しておこうと思います。さらに、畳も新調しました。これで家の1/4は片づけたはずです。来月から、4年前に逝去した母の持ち物に取り掛かります。これも相当なボリューム、推定ゴミ袋50枚を想定してます。さらに、台所や外回りのガラクタを加えると、およそ3/4の量が残っているはずです。なんとか2年以内で終わらせたいと思います。物は使ってこそ意味があります。人間とは、如何に使わない物を使わないまま死んでいくものか・・。おかげで、物質欲、所有欲が麻痺してきました。

 以上、「MajiでMahiする5秒前 ♪」の6月でした。  

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 コロナ明けを宣言して良い位、このゴールデンウィークの人手が見込まれています、また、海外は往時の人数に及びませんが、国内旅行は活況のようです。

 取り組んでいる案件が後ろ髪を引きますが、秋葉も思い切って休みを取ろうと思います。ただし、中間の平日は通常通り業務をします。また、事務所のハイビスカスに水をやらなければならないので、ちょくちょく事務所には戻ります。

 とりあえず、温泉で瞑想してきます。それは、またレポートしたいと思います。今日はこれ位で、早上がりしようと思います。手抜き記事ですみません。

 

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 後年、コロナ渦中の3年間はどのような評価になるのでしょうか。これは交通事故業界での評価という意味です。

 そろそろ、統計上の数字を調べてみようと思いますが、旅行や外食の抑制は人の移動が減る、自宅のテレワークにより通勤が減る、イベントの中止・縮小で人・物の移動が減る、総じて経済活動が停滞する・・コロナ渦は交通事故の減少につながることばかりです。実際、一昨年、昨年の受任数に大きく影響しました。

 ようやく、諸々の制限が解除した春を迎えました。合わせるように相談が増加してきました。それは、昨年四半期に比べ二倍の相談・受任数から如実です。「コロナ前に戻った」と判断して良いでしょう。

 ただし、昨年の秋から死亡案件が4件、現在も危篤状態含め重傷が数件・・。死亡は何か請求手続きがあれば仕事になりますが、ほとんどは弁護士マター、弁護士につなぐだけで収入になりません。障害なら秋葉の出番となります。被害に遭ったご本人にとっては悲観すべきことですが、気持ちを切り替え、「重大な被害だからこそ、秋葉へご相談下さったのだ」と全力で対応させて頂いています。

 以前の忙しさを取り戻した秋葉事務所ですが、とにかく売上の回復を目指したいと思います。売上がなければ、事務所の増員も人材育成の予算もありません。多忙を極めたとしても、省力化できない仕事ですから、経営効率度外視の業務が続きます。つまり、秋葉が倒れます。    どの仕事にも言えますが、忙しくても暇でも大変なのです。ちょうどいい仕事量に調整できない不器用さを痛感しています。それでも健康第一で歩みを進めるのみ、明日からの新年度も頑張ろう!

   

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 事務所から東京駅への足はもっぱら徒歩です。所要6分のバスも頻繁にでていますが、わりと遅れがちです。一番時間が読める手段は、およそ17分の徒歩なのです。

 ご存知の通り、東京駅に八重洲ミッドタウンが完成しました。天空の芝生が注目ですが、ブルガリのホテルやビル内の飲食店の多くはまだオープン前のようです。地下のバスターミナルはすでに稼働、もう何度も利用しています。雨の日でも屋内バス停は大変に便利です。そして、なんと、バスタと東京駅に直結の駐輪場までできました。

 料金は区営なので2時間まで無料、以降8時間ごと100円(最大72時間まで)と格安! 自転車なら、事務所からおよそ6分で駅地下にアクセスが可能なのです。都心の短距離移動は自転車が最も便利、今後、多用は間違いありません。ちなみに駐車場は3月10日オープンのようです。    しかも、駐輪場を出ると、オサレなスペース ↓ で時間調整、デスクワークも可能!!

 

 

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 厚労省からマスク着用について指針が発表されています。   「マスクをつけよう!」はもう3年前のことなのですね。当時はアベノマスクなんてものが配られました。今でも事務所のシバ君が着用したままです。故安倍元総理を思い出します。      しかしながら、巷の声を聞くと「当惑」が多くを占めるようです。なにせ、学生さんは入学以来付けたまま、今更マスクを外すことが「ハズイ」そうです。初めて素顔みられることになるからでしょうか。また、OLさんは「目だけばっちりメイクで済んだのにぃ~」との声もあるそうです。さらに現在、花粉の猛威にさらされている花粉症の方にとって、依然「マスクはマスト」です。今度は、「逆マスク警察」(マスクを外さない人を攻撃?)の登場すら懸念されています。    表題は「Behind the mask=マスクの裏」ですが、マスクの裏側に様々な事情があり、マスクを外すことにこれだけ喧々諤々となる国は日本だけではないでしょうか。    ちなみに、先日亡くなった高橋 幸宏さんのYMOの曲ですが(作曲は幸宏さんではなく教授です)、色々と変遷を辿った名曲です。マイケル・ジャクソンの「スリラー」(1982年発売、グラミー賞ごっそり獲得。言わずと知れた世界一売れたアルバム)に入る予定で、マイケルは歌詞まで入れて、このカバーva.はほぼ完成していました。しかし、権利関係の問題からお蔵入りになり、その後、曲が独り歩きを始めます。まず、スリラーのプロデューサー、クインシー・ジョーンズを介して、キーボーディストのグレッグ・フィリンゲンズがカバーし、そのアルバムに参加したエリック・クラプトンも自らのアルバム「オーガスト」でカバーしてヒット(エリック・クラプトンはジェフ・ベック(先月、逝去)、ジミー・ペイジと並ぶ世界3大ギターリストです)。そして、作者の坂本

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 本日は数年ぶりですが愚痴の記事となります。コロナ禍のおよそ3年間、受任の減少が経営を圧迫した反面、日常の余裕は体形と健康の回復を図るに十分な時を得ました。禍福は糾える縄の如し、何事も一面だけでは判断できないものです。    さて、昨年秋から予兆はありましたが、今年に入って受任数が回復、目下、業務に追われる毎日です。本日も5時起きで朝から伊豆に病院同行、来週も沼津です。静岡方面だけではなく、一都三県にも頻繁に病院同行が計画されています。赤字経営から、かつての人手不足の復活・・まったく仕事と言うものはこちらの都合通りにいかないものです。

 経営上、売上の回復には2年かかる計算です。したがって、安易に人件費をかける余裕がありません。社員・スタッフ一同、しばらくは体を壊さない程度の頑張りでしのぐしかありません。そのような中、今週は大阪のテレビの取材で半日つぶれ、土浦のセミナーもあり、土曜は横浜へ病院同行、もはや土日・休日は存在しません。ライフ・ワークバランス=0:100の復活、体力の低下と相談しながら、堅実に業務を遂行していくだけです。     ご依頼の皆さまには、少しご対応のスピードが遅くなりますが、いささかも手を抜くことはありませんので、ご容赦頂きたい次第です。 業務日誌も遅れを取り戻します。毎日upは14年目です。途絶えさせることはしません!

 

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 昨年末の予想通り、今年はここ10年で最低の売上を記録しました。    昨年末の記事 ⇒ 今年一年間ありがとうございました。    売上減少、一番の原因はコロナ禍の重傷事故の減少が思い当たります。軽微な物損事故は横ばいながら、人々の行動制限は交通事故の機会そのものを減らします。実際、デルタ株が収まり、旅行キャンペーンが始まった途端、富士山で観光バスが横転、その他、重大事故のニュースが続いたことは記憶に新しいと思います。弊所でも、夏から死亡事故の相談が3件続きました。コロナ禍での事故減少・・この検証は、来年の警察発表や保険会社統計から、改めて確認したいと思います。    さらにコロナに責任を求めますと、その行動制限により、完全に営業手段を奪われたことでしょうか。それはコロナ3年目、今年の売上に如実に現れました。数字は半年~1年後に現れる業種ですから、当然の結果として受け止めています。現在、またしても感染拡大傾向ですが、今回は経済活動の制限はなく、人々の行動も通常に戻りつつあります。今年夏からセミナーの再開はじめ、各施策を再始動しました。この結果は来年以降に現れるでしょう。    厳しい数字はあと2年続く試算です。まったく困ったものです。モチベーション駄々下がりです。それでも、今年の受任を振り返るに、弊所が絶対に必要だと確信することばかりでした。弁護士先生が法律の専門家であっても、交通事故のすべてに手が及ぶとは限りません。例えば、高齢者で逸失利益が見込めないケース、過失が被害者に大きく、自賠責保険で収まりそうなケース、後遺障害の見込がたたず、弁護士が受任に消極的なケース、賠償交渉以前の後遺障害の検査に及ばず困っているケース、ひき逃げで相手不明のケース・・一定数の被害者さんは右往左往しています。そのすべてを弁護士が担えるものではありません。弁護士先生とて万能ではないのです。    誰かが助けなければなならい。そのような被害者さんは常に存在しますが、今年はとくに目立ったと思います。どの方も弁護士では助けきれない窮状を抱えた方ですが、運よく、秋葉事務所に相談が繋がりました。やはり、もっともっと、そのような困窮している被害者さんの情報が弊所に届くようにしなければなりません。依頼者さまこそ、事務所を奮い立たせるものなのです。    宣伝媒体としてのネットの重要度は10年前から変わりませんが、大手法人弁護士事務所の寡占状態、かつ、お互いの食い合いから依頼が分散している状態です。一方、重傷者こそネットではなく、紹介を頼る傾向にあります。被害者さんがまず、頼るのは、1に保険屋さん、2に弁護士、行政書士の出番などずっと後ろです。いえ、もう選択肢に無いかもしれません。やはり、保険会社、弁護士チャネルに多くの情報が集まります。保険関係や弁護士向けの営業を強化する必要など、実に解り切ったことです。    ところが、弁護士業界では「交通事故・行政書士は非弁だ」と認識を持つ先生が多いものです。それは、この15年、賠償部分に踏み込んだ非弁・行政書士が数多く存在したことが原因です。ようやくそれら非弁書士の退場が進んだ今、改めて弁護士に被害者側の医療調査の実効性を訴えていく必要があります。これこそが営業活動と言うべきでしょうか。むしろ、私にとって、それは責務です。    法律・保険・医療、これらを有機的につなぐことこそ、交通事故被害者の救済です。被害者側の医療調査と保険手続きを通じて、被害者を助け、弁護士を下支えしていく・・この信念はまったくぶれていません。過酷な道ですが、来年も一歩一歩進むだけです。    「変わらぬ信念とルーチンワーク、そこにいくつかの新機軸を織り交ぜる」、これを来年の抱負にしたいと思います。    来年の年末にはどのような回顧になるのか・・事務所一同、健康第一を基とし、”世の中に絶対に必要な事務所”であることを示し続けたいと思います。それと、2年かけて売上回復!でしょうか。  

 一年間、ありがとうございました。

 

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 大阪府議会が決定! 議員と職員・住民との間に上下関係を生む 自分は特別だという「勘違い」につながりかねないと。    最近、このような呼称に関する話題を目にするようになりました。

 確かに、慣習上「先生」と呼ぶ業界は多いものです。身近では弁護士先生です。しかし、いくつかの事務所では、お互いを「さん」付けに統一、「先生」とあえて呼ばないルールの事務所も存在します。きっと、謙虚な精神を忘れないように自戒しているのかもしれません。

 行政書士は世間から決して「先生」と呼ばれていない業界ですが、行政書士会などの集まりでは、お互いを「先生」と呼びます。行政書士間だけのことで・・少し照れます。

 秋葉事務所では、歳の差関係なく「さん」付けです。ただ、他士業の方が私に対して「先生」と呼ぶものですから、なんとなく「先生」の呼称が残っています。「先生」は事務所のルール上、廃止しようかなと思っています。    「先生と呼ばれる者にろくな者はいない」とも言われます。せめて、キャバクラ、フィリピンパブで呼ばれるだけに留めたいものです(そのようなお店には行きませんが)。  

<カンテレさまより>

 大阪府議会の森和臣議長は議会運営委員会の後、取材に応じ「議員と呼んでもらうことによって対等な立場により近づけ、変に上下関係を生まないということにつながっていくのではないかと思います」と話しました。 呼び方の変更については、議長団が28日付で各府議会議員に通知を出すほか、府庁の職員にも議会事務局を通じて周知するとしています。

 

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 現在、画像専門のクリニックでのMRIは3.0テスラが主流です。総合病院では1.5テスラも多く残っております。オープン型のMRIはまず1.5テスラです。古い病院では0.5テスラも目にしたことがあります。このテスラと言う単位、どうやらMRIの解像度に影響を与えるようです。少し調べてみました。     テスラとは、電磁気の国際単位で,単位面積当たりの磁束密度(磁力線の束)のことです。テスラ(記号T)は,発明家のニコラ・テスラにちなんだ命名で、MRI(磁気共鳴コンピューター断層撮影装置)でお馴染みです。診療報酬点数表でも、このテスラで点数が変わります。高磁場の1.5テスラ以上で医療点数は高く、医療費が上がります。   ニコラス・テスラ <Wikipedia他より引用>

 1856年7月10日生まれ 1943年1月7日没。19世紀中期から20世紀中期の電気技師で発明家。交流電気方式、無線操縦、蛍光灯などといった現在も使われている技術も多く発明した。また「世界システム」なる全地球的送電システムなどの壮大な構想も提唱したが、これは実用化にならなかったそうです。電気や電磁波を用いるテクノロジーの歴史を語る上で重要な人物であり、磁束密度の単位「テスラ」にもその名を残しており、LIFE誌が1999年に選んだ「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に選ばれている。テスラが遺した技術開発にまつわる資料類はユネスコの記憶遺産にも登録されている。

 彼は8つの言語に堪能(セルビア・クロアチア語、チェコ語、英語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、ラテン語)で、詩作、音楽、哲学にも精通した万能の才、当時のダヴィンチです。電流戦争ではテスラ側の陣営とエジソン側の陣営はライバル関係となり、結局、テスラ側が勝利しました。エジソン程の知名はないが、科学の世界での評価は変わらないそうです。  

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 銀座接待に備え、スタッフの井上さんからおしゃれな中華を教わりました。さすが、都心住まいの女子は良い店をおさえています。食レポを久々にUPしたいところですが、店内の様子から料理や室内の写真は遠慮しました。    場所はヒューリックスクエア東京にある、ジョーズ・シャンハイ・ニューヨーク銀座店。テーブルに配膳されたプレートは、中華クラゲなどの前菜盛り、小籠包、フカヒレスープ、北京ダック、牛しゃぶ、ビャンビャン麺など・・これらを重めの赤ワインに合わせました。定番の中華を西洋風レストランで楽しむコンセプト、写真をお見せできなくて残念です。    このお店の本店は、ニューヨークのチャイナタウンの中華レストランで、アメリカで初めて小籠包を紹介したそうです。 思い出した! 実は28年前、研修でニューヨークに滞在中、このお店(元祖?系列店?)に行っていたのでした。

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 この記事は数日遡って書いていますので、本日、関東に梅雨明け宣言が出たことも、今週が6月の観測以来、最悪の猛暑日の連続であることも知っています。例年にない急激な気温上昇に人間の対応力、体温調整力とでも言いますか、まったく追いつきません。体調不良どころか、熱中症での救急搬送、高齢者の死亡は連日続くと思います。    人間はじめ、多くの動物は急激な温度変化が苦手です。クマムシのように、灼熱から冷凍まで耐えられる生き物は少数です。生き物の体は繊細なのです。ところが、急激な温度変化や高温状態が続いても、歳と共にそれを感じる感度が鈍ります。実は、統計上、熱中症での救急搬送は炎天下より、家の中が多いそうです。暑ければ、水分を意識的に取ることは必須ですし、クーラーはなくとも、水を浴びるなど対策がとれようものです。が、感度が鈍っているであろう高齢者は、高温が体を蝕んでいることに気付くのが遅れます。だからこそ、ご家族ご親戚はじめ、近隣の人も独居老人に気をかけてもらいたいと思います。ちゃんと暑さ対策をしているのか、本人より周囲が注意してあげるべきでしょう。

 私は家に祖母がいました。祖母は寒がりでしたが、暑さには強かった印象です。真夏でも夕方には窓をしっかり閉めてしまいます。「暑くないの?」と聞くと、「窓が開いていると物騒でしょ、誰かに見られるし」と言います・・(のぞいた人は、おばあちゃんでがっかりすると思いますが)。     お年寄りの温度センサーの低下は温泉でも感じるところです。湯温が45度を超えると、たいていの若者は入れません。もはや、我慢比べ、罰ゲームの類です。ここでも、高齢者は抜群の耐性を発揮します。高温の浴槽には必ず、地元のお年寄りが占拠しています。いくさ場に臨むような険しい表情で、じっくりと湯に耐えています。熱くて悲鳴を上げる若者を傍目に、まるで「若者は根性がない」と言わんばかりです。

 このような温泉の構図は各地で見られます。そのような代表の温泉が、有名な栃木県那須の「鹿の湯」です。ここの男湯は温度別に6槽の湯舟が並びます。一番高温は右奥の48度です。以下、1~2度ごと下がって、一番手前左で、およそ42度位でしょうか。ここからチャレンジして、だいたい44度で挫折する人が多いようです。ところが、地元の長老達は48度槽の周囲に陣取り、砂時計を傍らに置き、4人ほどが一斉に浸かり1分、また、呼吸を合わすように一斉に上がります。これを数度繰り返します。まるで、熟練の刀鍛冶が業物を鍛えているかのようです。よそ者がこのルーチンを崩す、つまり、途中から入ったり出たりすると、「湯が乱れる #」と怒られます。      私も十数年前に挑戦、この長老達に果敢に挑みました。手前の浴槽から浸かり、徐々に48度槽へ。この時の気分は、難敵を倒しながら6重の塔を昇っていくブルース・リーです。45度位までなら楽勝でしたが、47度槽に浸かるさい、周囲のおじさんから「お兄さん、大丈夫?」と声をかけられました。若年者が立ち入れない領域に差し掛かったのでしょう。この温度になると熱いを通り越して、足の爪に激痛が襲い、それは爪をはがされるような痛みです。(「こんなところで根性だしてどうするんだ?」)と自問が始まります。確かに誰に誇ることもない、意味のない、愚行でしかありません。しかし、ここでやめたら、負け犬の人生です。引くわけにはいきません。

 そして、長老が囲う48度槽に割り込みました。湯煙の隙間から怪訝な表情の長老達、(「若造、やめておけ」)と、この湯場(結界?)ではテレパシーのように、無言でも意思が伝わってきます。そして、合図はなくとも呼吸を合わせるかのように一斉に浸かる。爪の痛みは最高潮、皮膚は低温火傷の恐怖、硫化水素(硫黄臭)に麻痺されるのか思考能力は失われ・・この1分は10分、いえ、永遠にも思えてきました。     ついに、鹿の湯48度槽を攻略しました。(「よくやったな」)最奥の長老の顔にやや笑みが見られたのは気のせいでしょうか。湯場を出て、蛇口にかじりつくように一心不乱に水を流し込みました。ほどなく、太ももに赤い斑点がいくつも浮かび上りました。激戦で刻まれたこの紋章は、家に着くまで残ったのです・・・。    すみません、本題から大分それました。 那須の長老達に熱中症の危険を感じます。猛暑中は周囲のお年寄りに気を配りましょう。  

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