「てんい」 ・胃ガンがすい臓ガンに転移した ・脛骨の骨折が転位して癒合した。
転移は、患部が移動することに使われます。
転位は、位置がずれることを表します。
骨癒合後の変形や転位を追いかける立場の私達は、圧倒的に「転位」を多用します。一方、内科の部門ではがんや腫瘍などが他の部位に移動することに注意を払いますから、「転移」を使うことが多いと思います。先日、「ガンが転位した」と間違えて変換してしまいました。
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「てんい」 ・胃ガンがすい臓ガンに転移した ・脛骨の骨折が転位して癒合した。
転移は、患部が移動することに使われます。
転位は、位置がずれることを表します。
骨癒合後の変形や転位を追いかける立場の私達は、圧倒的に「転位」を多用します。一方、内科の部門ではがんや腫瘍などが他の部位に移動することに注意を払いますから、「転移」を使うことが多いと思います。先日、「ガンが転位した」と間違えて変換してしまいました。
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仕事上、とくに注意している漢字変換について。保険用語として覚えておく必要があります。
八ッ場ダム、かつてダム建設の是非を巡って長く政治的論争となっていましたが、結局ダムは2020年に完成しました。
湖底に沈んだ温泉街、民宿 雷五郎に宿泊したことがあります。畑の番をしている柴犬の野生感がすさまじく(鹿や猪が畑を荒らすので、夜間は畑の番をしています)、じゃれつくと言うより強烈な体当たりを受けました(血が出たじゃないか)。また、川原湯温泉のシンボルである王湯、聖天様露天など、温泉の思い出は尽きません。温泉街はそっくり高台に移動、いくつかの旅館は再建しましたが、残念ながら数軒は湖底に沈んだままです。
さて今年、草津の帰りに再建された王湯に寄りました。かつての王湯は吾妻川の斜面にかかり、薄暗い階段の底に湯舟があったと記憶しています。共同湯らしく注意書きの張り紙が多った。そして、現在の王湯は小奇麗な外観通り、細部に近代化がみられ秘湯感は薄れました。高台のおかげで露天風呂からダム湖を眼下に見下ろせます。真夏でも涼やかな湖面の風を感じることできそうです。2階の休憩室は畳敷きの広い空間、皆ごろ寝しています。
湖底に沈んだ温泉と高台に移動した新温泉、河原湯温泉の双方を体験できて良かったと思います。
まるでヨーロッパの街の中心のように、噴水を中心に8本の道路が交差しています。これは、大阪府堺市、北野田にある大美野噴水です。今回、2度目となる大阪行きの病院同行ですが、駅からのバスが通る道で気になったので調べてみました。やはり、関西土地会社の設計者:下村 喜三郎さんが欧州視察を経て、昭和6年に設計したそうです。日本の交通事情に合わないのか、このような円形交差点、現在では珍しいと思います。周辺は普通の住宅地が広がっていますが、旧家や神社仏閣も多く、古くからの街のようです。
これで、しばらくは関西遠征はないと思います。今回も日帰りの往復でしたが、GW5/1の新幹線で観光や帰省の乗客で一杯、うっかり耳栓を忘れてしまい、赤ちゃんの泣き声が大合唱、あまり寝れませんでした。
4年に1度、オリンピックを超える参加国となる、まさに世界最大のスポーツイベントであるサッカーワールドカップ2026が6月より開催されます。そのサッカー人気ですが、漫画・アニメの代表は「キャプテン翼」で異論はないと思います。アンリ、ロナウジーニョ、デル・ピエロなどスター選手も読んでいたそうです。ガットゥーゾはまさかの石崎推しだそうです。もはや、日本を越えて世界中に影響を及ぼしたコンテンツと思います。 さて、サッカー選手にケガはつきものですが、キャプテン翼では作中、選手(その家族なども含む)が試合中以上に、異常なほど交通事故被害にあっています。この機に調べてみました。噂通り、信じられない位に交通事故の災厄に見舞われていました。 【1】選手 1.MF 大空 翼
第1話、幼少期の翼君はトラックにはねられます。ただし、ボールを持っていたので、そのクッションのおかげで奇跡的に無事でした。まずは、将来の日本の至宝にケガがなくて良かった。翼君の伝説は交通事故から始まったのでした。 2.GK 若島津 健
空手出身のゴールキーパーです。日本代表チームで一番ケンカが強そうです。小学生の頃、トラックに轢かれそうな子犬を助けるために大怪我を負いました。肩と足の骨を折って1か月近く入院した為に、全国大会への参加が遅れたそうです。日本のNo1キーパーは若林 源三ですが、彼はちょくちょくケガをするので、若島津の出場が多くなります。 3.MF 岬 太郎
父は放浪の画家、まるで”裸の大将”山下 清 画伯みたいな父をもった転校族の岬君も被害に。ワールドユース大会の日本代表に合流する前に妹・美子さんをかばって交通事故に遭い、左脚に大きな負傷をしてしまいました。大会出場は絶望と思われましたが、懸命のリハビリで決勝戦に間に合い、途中出場でゴールを決めて日本の優勝に大きく貢献しました。ちなみに妹さんは、放浪の画家に三行半(かどうかわかりませんが)、離婚した母方に残った妹さんです。複雑な家庭ですね。 4.GK ジノ・ヘルナンデス
ワールドJr.ユース大会前、翼を乗せた自動車が幼女を跳ねそうに、その瞬間、幼女を救ったのはイタリア代表GKのジノ・ヘルナンデス選手でした。幸いと言うか珍しくケガはありませんでした。実は、その幼女こそドイツ代表FWのカール・ハインツ・シュナイダーの妹マリーさんでした。交通事故で3つの優勝候補国が絡むと言ったドラマチックな展開でしたが、この絡みはその後のストーリーにまったく関係なく、「どうして交通事故にこだわるのかなぁ」と疑問だけが残りました。 【2】選手のご家族など 1.FW 日向 小次郎の父
日向君が小4の頃、父がトラック運転中の事故で亡くなっていることが語られています。小次郎はサッカーの名門、私立東邦学園に中高一貫進学しています。学費は交通事故の保険金、交通遺児への給付金等があてられたと思います。それでも母子家庭4人兄弟の長男となり・・苦労人なのです。 2.MF ステファン・レヴィンの彼女
スウェーデン代表のエース。ワールドユース大会の1年前に、交通事故でフィアンセであるカレンを亡くしています。それからレヴィンはすっかりスレて、殺人シュートを開発するなどダーティーな選手となりました。しかし、日本との試合中にサッカー本来の姿に気付き、人間性を取り戻していきます。 2026大会では、日本と同じ予選リーグにスウェーデンが入りましたね。3戦目に対戦します。 続きを読む »
と言って、初診で院長がリハビリ週1回と決め込んでしまいます。これ、埼玉県で新しくできたクリニックの傾向です。何か申し合わせでもあるのか、理由は揃って「今、当院は混んでいるので」と。これまで、どんなに混んでいる院でも、そのようなことはなかったと思います。
実は、院の本音は交通事故のように第三者が絡む場合、その多くは保険会社ですが、その顔色を気にしているのではないかと思います。交通事故での治療費の支払いは患者本人ではなく保険会社ですから、何かと治療費を巡って争いとなることが多いものです。それを避ける為に穏当な通院日数、それは任意保険のお腹が痛まない=自賠責保険に回収できる範囲に制限しているのではないかと。週1なら、3カ月の治療期間で12~15回程。6カ月でも30回前後と、おそらく自賠責保険の限度額である120万円に、慰謝料と休業損害を含めても間に合いそうです。つまり、治療費の負担者である任意保険会社に対して忖度する形になります。
週1リハビリは、健保や労災の場合でも目にしています。治療上、適切な理学療法の頻度を決めるのは医師に他なりません。しかし、患者の症状を診ての判断ではなく、治療費の負担者との関係第一で判断するのです。確かに各機関と治療費での摩擦は勘弁してほしい本音はわかります。ただし、治療内容やその量は、患者の症状を診て判断することが医師本来の姿勢ではないかと思います。
交通事故での治療の多くは、加害者(側の保険会社)にお金を払ってもらいます。人のお金で治療をするのですから、患者は治療費を巡って支払者と対立することが往々にあります。「被害者だから」当然に保障されているものではありません。一方、交通事故がらみの患者だからと言って”リハビリ頻度の決め打ち”することが医師として正しい診断なのか、経営優先の仕方ない判断なのか・・意見は分かれると思います。少なくとも、そのようなそろばん勘定をする医師には診てもらいたくないな・・と、私が患者であれば思うのです。
今日の病院同行は新所沢駅です。所沢は隣の航空公園駅へ行く事が多いのですが、西武新宿線・西武池袋線沿線へは乗り換えが多く、1時間余りで到着する割には、やや面倒に感じます。
駅ビルのベーカリーに全粒粉100%のパンが置いてあり、今日も購入しました。血糖値を上げたくないが、パンを食べたい人には重宝します。100%全粒粉の食パンは中々に貴重なのです。
一昨年、大問題となったビッグモーター、損保ジャパンからの約60名(不正確な情報ですみません)の出向社員の存在が公表され、損保社との癒着がクローズアップされました。今度は個人情報の漏洩です。「何やってんだよ(怒)」・・契約者の声が聞こえてきそうです。 <東洋新聞さまより>
損害保険大手3社、トヨタ自動車から内部情報や従業員の個人情報を無断で持ち出し…1000件超・延べ2万人分の情報 保険会社の社員が出向先の個人情報や内部の機密情報を無断で持ち出す「スパイ活動」問題で、被害が大手の事業会社にも及んでいる実態が浮かび上がってきた。
複数の関係者によると、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の損保大手3社からトヨタ自動車に出向していた社員が、会議の議事録といった内部情報やトヨタ従業員らの個人情報などを無断で持ち出していたことが新たにわかった。
一連の行為は、不正競争防止法における営業秘密の侵害や、独占禁止法の取引妨害などに抵触する可能性がある。
◆ 1000件超、延べ2万人分の情報が流出か
そもそもトヨタは2025年10月、「弊社取引先関係者様および弊社元関係者の皆さまへ」と題した文書で、「弊社において受入れていた出向者が、2022年9月から2025年8月末までの期間において、社内の組織表および議事録等のデータを出向元会社に持ち出していた事実が判明しました」と公表している。
ただこの文書には出向元の詳細について一切の言及はなく、今回その一部が判明した形だ。
かつての経験からですが、私はよく外国人とバンドを組みました。多くは♀ヴォーカルで参加して頂いたものです。彼女たちの国籍は、アメリカ、スペイン、フィリピン、ルーマニア等です。会話はほとんど英語ですから、拙い英語力で大変かと思いきや、音楽は世界共通語、たいていのことは意思疎通できます。リハーサルでは、言語の苦労などまったく些細なことで、楽曲のアレンジやコーラスパートで意見交換、アイデアの応酬が続きます。
ある時、オレゴン出身のシンディーさんが言いました。「来日して数年経つけど、中々日本人の中に入っていけなかった・・それがバンドで初めてできた」そうです。なんでも、学生時代に国際交流の機会で来日が続いたそうですが、パーティーなどで最初は日本人から色々と質問を受けて、それなりに交流ができたようにみえたが・・その後、飽きられてしまったのか、それ以上の交流が続かなったそうです。「自分は外国人だから・・なのかな」と却って自覚したそうです。ところが、バンドは「交流」が目的ではなく、一緒に演奏して歌って、よいステージを展開することです。目標を一つにしたチームなのです。お互いの国籍や言葉の違いなど、もはやどうでも良い事で、共感やケンカも含めて共同作業が続いていきます。
この経験から、「交流」とは単なる経過であったと気づきました。国際交流を目的とすること自体、最初のきっかけとして良いのですが、外国人と会話して、一緒にご飯を食べて、国内の名所を案内した、これで「国際交流した」という形式的なもので、単なる満足感でしかないのかな、と。
スポーツや趣味など、同じ目的を目指すチームとなることが、実は人との関係を濃密にします。交流はその過程に過ぎず、それを目的や結果とすることに違和感を覚えるのです。

脳は、大脳、中脳、小脳、脳幹の4つの部分で構成されています。中脳は、間脳とも呼ばれています。大脳は、前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分けられ、それぞれ異なる機能を有しています。
脳の部位とその役割は、以下の図と表が標準的になります。ただし、びまん性損傷(脳のところどころに点在するキズ・出血)があると、表の通りの障害に一致しないことがあります。とくに記憶障害は、経験上、どの部位であっても大なり小なり発症しているようです。
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昔の資料をブラッシュアップ、高次脳機能障害を傷病名別で解説します。まずは、脳の構造を復習します。
頭部は、表面から大まかに言いますと、毛髪 → 頭皮(表皮と真皮) → 皮下組織(脂肪や血管、神経など) → 頭蓋骨膜 → 頭がい骨 → 髄膜 → くも膜 → 軟膜 → 脳 となります。
頭蓋骨の外側で頭皮下の出血が、いわゆる「たんこぶ」になります。
以下、頭がい骨から軟膜まで、順番に説明します。 (1)頭蓋骨
頭蓋骨は、脳を保護する脳頭蓋と、顔面を形成する顔面頭蓋から構成されています。脳頭蓋は、さらに頭蓋冠と頭蓋底に分かれます。頭部は、脳が頭蓋骨という固い容器に収納されている構造となっています。頭蓋骨の外側を頭蓋外と言い、頭部軟部組織が覆っています。頭蓋骨の内側を頭蓋内と言い、脳が髄膜に包まれた状態で存在します。脳に対して影響を及ぼす頭蓋内の損傷の有無が、頭部外傷では問題となります。 (2)髄膜
頭蓋骨の下には、脳を包んでいる髄膜という膜があります。髄膜は外側から順に、硬膜、クモ膜、軟膜の3層構造となっています。
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骨折など、明確に人体の破壊がわかるケガと違い、捻挫・打撲の類は腫れがひいたら元通りです。主治医ですら、「神経学的所見はなし」、「他覚的症状はない」と診断することが多いものです。つまり、自分が「痛い」と言って通っているだけなのです。審査側としては、それらを「大げさ」、「被害者意識からくるもの」、「経年性からくる痛み=持病に近いもの」、「単なる保険金目当て」と思います。しかし、全件すべて、そう断じるわけではありません。受傷機転(どのような事故状況で、どれほどの衝撃が加わったか)、症状の一貫性(受傷直後から症状固定日まで、受傷部位と症状が一貫している)や治療経緯から、症状の残存を信じてくれることがあるのです。それが14級9号なのです。
10年以上前は、とりあえず半年間に相当回数の通院をしていれば、深く考えずの?認定も多かったように思います。近年は、明らかに酷い症状は認定が付き、やや軽く感じる件はしっかり「非該当」が返ってきます。つまり、判断の精度が向上していると思います。文章審査でどこまで被害者の症状を読み取るのか・・まず、被害車両の破損具合もより厳しく見ているように感じます。車両の修理費20万円程度の軽い衝撃で、生涯治らない後遺症になるものかと、ごく自然に考えます。また、非公式ではありますが、任意保険会社に照会しているのか、被害者の人柄などもしっかり見ているようです。
同じような症状の訴え、同じ程度の事故の衝撃、同じ病院への通院、ほぼ同じ治療経緯を辿った2ケースで、一方は認定、もう一方は非該当となることがあります。何が命運を分けたのか?・・私共も完全につかめないのです。審査員によって判断にぶれがあるとしか言いようがありません。
本件は基本通り認定となりましたが・・同じようなケースで非該当もあるのです。
【事案】
交差点で出合い頭衝突。同乗したいた奥様と共に、頚椎捻挫、腰椎捻挫の診断。以後、理学療法を継続していた。 【問題点】
早期から相談を頂いていたので、計画的に治療を進めた。相手保険会社は4ヵ月で治療費打ち切りの打診も、連携弁護士が介入・交渉の末、なんとか半年まで延ばして頂き、症状固定日を迎えた。 【立証ポイント】
最近も同行した病院で、院長先生とも会っており、病院のルールに従って滞りなく後遺障害診断書を確保した。提出後、30日を待たず認定が下りた。
腰椎捻挫、単独での14級9号認定はそう多くありません。頚椎捻挫と一緒に併合14級の認定パターンが多いものです。立証作業の基本はむち打ちと変わりません。本件は、主治医が難物なので、事前準備をしっかりして臨みました。主治医の影響かどうかわかりませんが、審査側の医療照会は執拗でしたが・・。
医師によって立証の難易度が変わります
【事案】
歩道で作業待機中、歩道に乗り上げてきた自動車に衝突され、負傷した。直後から全身の痛み等、強烈な神経症状に悩まされる。 【問題点】
打ち切りまで残り2週間という状況でご相談を頂いたため、ぶっつけ本番というような形になってしまった。また、別件で対応したことのある病院が主たる通院先だったが、ここの院長先生が超個性的であるため、診断書の依頼方法を工夫しなければならなかった。 【立証ポイント】
受傷機転や通院実績は問題なかったが、気分屋の医師であるため、いかに機嫌を損ねずに、診断書を依頼するかが重要であった。そのため、診察前に依頼者と入念に打ち合わせし、診察に臨んだところ、行政書士の同席は不可とのことだが、後遺障害診断書は記載してくれるということで、丁寧な検査や自覚症状の聞き取りが始まった。同席できるかどうかは50/50だったので、依頼者との間で自覚症状や検査については打ち合わせをしており、後遺障害診断書の内容も修正の必要がないほどの出来であった。
調査事務所から追加資料の提出の要請があり、3ヶ月もの審査期間を要したが、無事に14級9号が認定された。初回申請にもかかわらず、医療照会(救急搬送先と通院先あて)のかげで、もし、非該当だった場合には、どんな書類を追加提出すればいいのか悩んでしまうところであった。
自賠責保険と労災、それぞれの等級が食い違うことは、申請前にある程度の予想はしています。それを踏まえた賠償交渉への対策が望まれます。 実は、弁護士からの相談で多いものは、「自賠責が12級、労災が10級なので、異議申立で自賠責も10級になりませんか?」、逆に、「自賠責が7級、労災が9級、労災も審査請求で7級になりませんか?」等々です。もちろん、等級変更の可能性はあります。それは、申請書類に遺漏があったり、労災の顧問医が独断に過ぎたり、いわば、認定基準以外の問題と言えます。まれに、審査側のミスもありますが、極めて少ないものです。多くの場合、認定内容を分析しますと、「それぞれ(食い違いますが)正しいジャッジです」との回答が多くなります。それでも、依頼者さんの納得が得られず、自賠責に再請求、あるいは労災に審査請求を強いられ、その手間と(無駄な時間?)がかかるようです。
秋葉事務所では、そのような無駄を極力排除しています。それは、申請前に「自賠責は○級、労災は○級を予想します。理由は、それぞれ認定基準が違い、かくかくしかじか・・。」さらに、食い違った場合の対策を申請前から進めます。したがって、依頼者さんの困惑や怒りは昂じません。 それでは、最後に「食い違い対策」をまとめてておきます。相談中・依頼中の弁護士他に、私達のような見通しと策が無いと見たら・・早めに見切りをつけるべきと思います。簡単な問題ではないと思います。 (1) 等級の食い違いと賠償交渉の実際
任意保険の多くは、自賠責保険の等級から賠償金を計算します。裁判でも、賠償保険たる自賠責の等級をより参考にします。自賠責保険の認定結果はそれなりに重いのです。ただし、労災の低等級は、相手方の「(自賠責は7級だが)障害は労災に同じく9級では?」と言った反論の材料にされそうです・・・。
裁判では、被害者側がその反論に対する反論の主張を重ねて、まぁ自賠責の等級が優位に進むことが多いものです。つまり、労災の低等級はややマイナス印象から、何より相手の反論を呼ぶことになり、その反論潰しの面倒が生じると言えます。結果の多くは・・慰謝料は自賠責の等級を維持も、労災の低等級の影響以上に個別具体的な審議の結果から、逸失利益が減らされることが多いようです。
逆に、労災が優位等級の場合、被害者側は労災の認定等級をプッシュすることになります。結果は上記に同じく、自賠責の認定等級が有利です。しかし、裁判こそ”個別に具体的に”審議する場ですから、裁判官に対し「実際は自賠責等級を上回る障害である」と、しっかり主張します。決め手は、おそらく事故から数年経過しているであろう現在の症状、治療の継続実績や最新の検査結果など、基本通りに証拠を揃えます。単に「労災は○級でしたから!」程度の主張では、補強的な証拠に留まります。 (2) 自賠責保険の等級で勝ち逃げ?
裁判になると等級が下がりそうな件、相手保険会社が等級の判断を裁判に持ち込もうとする危ないケースがあります。前回の実例にもあったように、症状固定から劇的に回復が進んだケース、自賠責保険の基準が有利に反映し、実状より重いとみられてしまう認定等級などが挙げられます。つまり、裁判含め交渉次第で、自賠責保険の認定等級の維持が困難と思われる件です。この場合、先に保険会社と自賠責保険の等級を基に任意交渉を進め、(多少、妥協しますが)示談を済ませ、その後に労災の申請をかけました(労災・障害給付の時効は5年もあるので)。
「自賠責で勝ち過ぎた」などとは思いませんが、秋葉事務所ではこのパターンもしばしば・・連携弁護士と呼吸を合わせて進めています。高次脳機能障害に限らず、自賠責の認定等級が圧倒的に有利で、裁判の実質審議に耐えられないケース全般に採用する策です。
① ただし、先に示談する際の注意 👉 申請の順番が違うだけで!?(労災編)
② ↑ その解決策 👉 労災が適用できる場合の示談について
①と②の論点こそ重要です。これを知らない先生に任せると・・大損することになります。交通事故の保険請求・賠償請求とは・・本当に難しい論点ばかりですね。
※ なお、裁判になってしまうと、労災・障害給付への申請を急かされることになります。なぜなら、裁判官が賠償金の請求額を決定する上で、労災支給分を控除する必要があるからです。
(3) 人身傷害保険も検討する
もう一つの策です。自身の過失が半分近くあるような事故では、過失減額があります。ガチに相手と争うより、低い保険金額にはなりますが、自賠責保険の等級はそのままとなり、過失減額のない、人身傷害保険への請求で解決することもあります。計算上、有利であることから、過去何度か人身傷害で解決を図っています。
頼んだ弁護士先生には、あらゆる試算をして頂き、ベストな選択をする目が求められるのです。
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自賠責保険と労災、高次脳機能障害の等級が違った・・・典型的な流れを説明します。
自賠責保険の認定で注意・遂行能力の低下、性格変化、情動障害などから5級となった被害者さんですが、その後に労災の審査で顧問医の診察を受けました。電車に乗って一人でやってきて、顧問医の前でしっかり受け答えもできます。普通に歩いて話している姿から・・「5級ほどの重さはないよね」と思われてしまうのです。
この方、外見は健常者と変わらなくとも、家族によると事故前後の変化が深刻で、易怒性(キレやすい)に悩まされています。ところが、医師のような他人の前になると、わりとシャンとしていて15分程度は易怒性が発揮されません。5~9級位の患者では、易怒性と言っても程度の軽重があります。常に激高している患者さんは3級以上と言えます。
また、高次脳機能障害者の「病識が乏しい」ことも、軽く評価される理由の一つです。自らの障害を自覚していないのですから、症状を顧問医に完全に説明できないのです。そのような、患者の隠れた障害をどう評価するのでしょうか? 家族から事前に文章で把握したとして、面接した顧問医に表裏を整合できるものしょうか? つまり、高次脳機能障害の臨床経験もない、専門外の医師による、たった1回の、短時間の、面談で等級が判断される可能性があるのです。
仮に、事前に専門医の検討が挟まったとして、診察を行う顧問医がすべての症状を確認することは不可能に近いと思います。高次脳機能障害の場合、家族同伴の診察を必須条件にして欲しいところです。何より、高次脳機能障害を熟知した専門医の診察としてもらわなければ、正確な障害の把握など無理です。たまに、事前の審査内容を無視するかの如く、独断で判断する顧問医がいるから怖いのです。 怖い例 👉 初めての経験 労災の顧問医が独断? 一行政書士事務所の訴えなどむなしく、労災では高次脳機能障害の知見乏しい医師による、素人判断に晒される危険が続くと思います。
それでは、「自賠責>労災」となった等級認定、弊所での実例を挙げます。以下の2例は、労災の審査がお粗末だったと言うより、双方の視点の違いが浮き彫りとなった、致し方ない労災の低等級だったと言えます。
👉 5級2号:高次脳機能障害(40代男性・神奈川県) 自賠責5級 ⇒ 労災9級
この件は、父の工務店に復職できたことが、労働能力を判断基準に置きがちな労災の等級を下げました。もちろん、現場ではその障害から能力低下がありましたが、親元なので降格やクビになどなりません。また、睡眠や味覚に障害があっても、労働には直接差し支えないとする労災の視点が邪魔になったと思います。さらに、自賠責の申請から労災の申請まで、その数か月の期間に回復が進んだことも、労災顧問医の診察で把握されました。これらの点が低等級の原因です。あまりの等級ダウンから、労災に審査請求しましたが覆らず、苦渋の結果となりました。 👉 実績投稿:高次脳機能障害の審査、自賠責と労災の違い 自賠責7級 ⇒ 労災14級
このケースは、自賠責は高次脳機能障害の認定を「神経系統の障害」として、一まとめに7級としました。頚椎や鎖骨、上肢・下肢にも骨折があり、痛み・しびれの残存が多く、それら神経症状と脳障害を併せての認定です。自賠責らしく、画像所見の重視の観点から、肩関節の機能障害等はその癒合状態によって可動域制限を否定しています。
一方、労災は脳障害はほとんどない=14級評価とし、自賠責とは逆に、上肢の機能障害などの可動域制限12級や、頚椎の変形11級を容易に認めています。それぞれ真逆の結果に・・まさに、本シリーズのテーマ「自賠責と労災の認定基準の違い」を体現している実例です。 高次脳機能障害について、弊所では自賠責と労災をほぼ同じ等級に認定させていますが、上記のような逆転の結果も数件生じているのです。 次回・最終回 ⇒ ⑤ ~ ...
今朝は早朝から越谷警察署へ。免許更新は8:30からです。なるべく空いている時間帯で済ませたいと思い、事務所を7時前に出ました。到着すると、エントリー3人目、手続きと講習合わせても1時間はかかりませんでした。
埼玉県、越谷管内での交通事故統計は以下の通りです。この10年の事故数、とくに死亡事故は減少局面でしたが、近年は微増しているそうです。物件事故の件数はずっと横ばいだそうです。
更新の際に頂く交通教本はわりとチェックしています。地味ながら、道交法改正や各制度の変更など、最新データを知ることができます。
大学時代、剣道部含め、足立区竹ノ塚に下宿してしている者が何人かおりました。その一人から聞いた話です。
竹ノ塚は当時、東武線が高架にされておらず、開かずの踏切が有名で、線路で東西が分断されていたと言えます。自動車は常時渋滞になりますので、とりわけ自転車の利用者は多く、駅周辺に駐輪場がいくつかありました。しかし、その駐輪場のセキュリティは絶望的に低く、鍵を二つ以上していないと2日間の内に無くなります。その下宿者も2回、自転車が無くなったそうです。
「それは、大変だねぇ」と同情しましたが、とくに気に留めていないようです。話を聞くと、盗まれた自転車は高い確率で戻ってくるそうです。おそらく、駅から乗って、どこかへ乗り捨てられているはずです。しかし、今度は、その乗り捨てられた自転車を誰かが利用して駅まで乗ってきます。そう、まるで、雨傘の無料貸し出しのごとく、その利用者?は盗むと言った意識は薄く、自転車が竹ノ塚周辺で循環しているのです。
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二度目に無くなった自転車も、しっかり戻ってきたそうです。どこに乗り捨てられようと戻ってきます。足立区、とくに竹ノ塚駅周辺は、自転車は盗むもの、周辺住民の共有財産なのです。むしろ、鍵などせずに(壊されるので)皆で利用する、未来のエコ社会を実現していると思いました。さすが、足立区です。
歌手やアイドル、俳優など芸能人を目指す人は多いものです。
かつて、芸能プロに所属の女性ヴォーカル、と言ってもテレビに出るような活動までは難しく、今でいうところの地下アイドル並みですが本格的なR&Bシンガーさんが、私のようなギャラがあるかないか定かではないアマバンドに遊びで1年ほど加入してくれたことがありました。しかし、実力は当然にプロでした。その娘の仕事はたまにインディーズCDの発売と、イベントなどで歌っていたようです。そのお仕事の内から聞いた話を一つ暴露、いえ、紹介します。
彼女が所属する渋谷にある小さい事務所では、定期的にヴォーカルコンテストを実施していました。全国から歌手希望の若人を募って、東京で開催します。優勝・入賞者にはプロ契約の道が開けると言う触れ込みです。審査員などに業界人も参加しています。形だけはそれなりの体裁をとっています。
全国各地から夢を持って上京、歌手志望の人達が競い合います。そして、優勝は当然、我がバンドのVo.さんの彼女です。出来レースというより、それなりの実力者を優勝させないと恰好がつかないのでしょう。そして、参加者の全員ではないにしろ、何人かは入賞、あるいは、応募テープから「事務所の目に留まった」として、事務所とのプロ契約を提案されます。プロへの第一歩を踏み出した本人達は大喜びです。地方から上京暮らしとなります。