古くなった輪ゴムはすぐ切れますよね、腰も同じです! 金澤です

 前回は腰痛の主な分類を前回書きました。今回はその中でも特に多い筋肉からくる腰の痛みについて書いていきます。慢性腰痛・ぎっくり腰共にこの筋肉からくることが多いです。

 腰痛と言うと、よく「あら~あなた運動不足ね」などとよく聞くかと思います。間違ってはいないのですが、ではなぜ運動不足から腰痛になるのかを具体的なイメージをして理解している方はあまり多くない気がします。普段筋肉は輪ゴムのように伸び縮みしていて、非常に伸縮性のあるものなのです。そして骨と骨をつないでいる組織でもあります。

 まず運動不足・長時間の同じ姿勢(デスクワーク等)・長時間の緊張(オーバーワーク)が続くとどうなるか…

⇒ 関節と筋肉が固まってきて、関節の可動域が少なくなってきます。

 そうなるとどうなるか…

⇒ 筋肉は動かないと伸縮性が悪くなるのです。(つまり固まって伸び縮みしなくなります)

 では、固まると何が起こるか…

⇒ 筋肉が拘縮してくると、筋肉内の毛細血管が圧迫されはじめ、筋肉を回復させる血液が遮断され始め、その筋肉はさらに回復力を失います。これが鈍痛の始まりです。

⇒ 回復できなくなった筋肉は悪化し、次第に筋肉内の神経が圧迫されます。

 ここから腰痛がどんどん増していきます。

⇒ 次第に負のスパイラルに陥るようになるのです。   続きを読む »

 初めまして。この度、秋葉行政書士事務所にお世話になることになった新入社員で金澤と申します。

 前職では柔道整復師として働いていて、大手整骨院グループで勤務した後、関西のグループ整骨院で院長を務めました。この経験を活かしてメディカルコーディネーターとして多くの被害者様のお力になるよう精進いたします。

←こんな感じ

 今回はその経験を基に腰痛のお話をしていきたいと思います。    今や日本人の約80%が一生に一度は腰痛を経験するというデータが出ています。 又、厚生労働省によると日本人の4人に1人が今も腰痛を抱えているとのデータが発表されています。

 では、一体腰痛はなぜ起こるのか? 実は腰痛の8割以上は原因不明と言われています。ですが原因が不明のまま治療するわけにはいきません。それではただのマッサージ屋さんになります。解剖学・運動学・整形外科学等様々な観点と経験から何通りもの仮説を立てる。 その中から経験をもとに、より有力な仮説から治療していきます。何通りの仮説を立てれるかは知識量で決まります。 有力な仮説と治療を組み合わせらるには知識は勿論、経験とセンスが大切になってきます。

 さて、前置きが長くなりましたが今回は腰痛の主な原因と治療について少しお話しをします。    腰痛の主な分類としては・・

・筋肉に原因がある(筋挫傷などと言い筋肉そのものに傷がついた状態) ・関節に原因がある(腰椎と言う骨と骨の間が狭くなったり、関節炎等があります) ・軟骨に原因がある(主にヘルニアが代表例でしょうか) ・骨に原因がある (すべり症・分離症・圧迫骨折後の変形によるもの等が多いです。)

続きを読む »

 今日は朝から新人さん一人を事務所に残し、全員、病院や弁護士事務所に出張っていました。私は、高次脳機能障害が疑われる被害者様・ご家族様と、弁護士事務所で3者打合せでした。

 この打合せで、今後の障害立証~賠償交渉に至るまでに必要な作業を整理します。以降、ご本人・ご家族、弁護士とのチームワークを形成します。どのような解決を目指すのか、解決までに何をすべきかをチームで共有する必要があります。このコンセンサスなくして、仕事は進みません。その点、「とりあえず、任せて」と回答するような相談先は心配です。先の読めない作業に付き合わされては、依頼者さんの不安など解消しようがありません。

 手前味噌ですが、依頼先を選ぶ際には、この「解決までのロードマップ」を示してくれたか否か、で判断して頂きたいと切に願っています。  

続きを読む »

 私達の仕事を横文字でこう言っております。メディカルコーディネーター(以後、略してMC)、常態的に募集をかけていますが、一般的ではない職種ですので、認知度からその名目で募集をかけづらい一面があります。実際、応募は行政書士事務所ですので、行政書士から集中します。次いで、柔道整復師さんからも注目があるようです。採用率の悪さは相変わらずで、それら資格者あるいは受験生を年間数名面接するも、なかなかMCの適性が見出せません。

 行政書士と柔道整復師、いずれも国家資格です。医師と柔道整復師は医療従事者の括りで一緒ですが、医師資格と別格の存在です。また、柔道整復師と言われてもピンとこず、整骨院・接骨院の先生の方が一般的です。中には病院ともはっきり区別していない人もいるはずです。一方の行政書士は代書権をもつ代書屋さんですが、代理権を持つ弁護士とは、こちらもまったく隔絶した存在で、医師対柔道整復師に似たような対比に思えます。法律家とは呼べませんし、弁護士・司法書士とはっきり区別して説明できる人は少ないものです。

 行政書士会は自らを「町の法律家」と標榜していますが、法律関係の文章の作成には制限があり、代理権は官公庁に提出する書類の代理提出に絞られます。行政書士の私でさえ、その権能から法律家を名乗るに苦しい感じがします。大坂の弁護士会などは「行政書士ごときが法律家を名乗るな!」と激おこです。まぁ、資格の上下やヒエラルキーで比べるではなく、それぞれの資格に応じた部分の専門家として、役割分担すべきとひとまず結論します。

 今までも私達グループでは、被害者側の医療調査・自賠責保険手続きを行政書士だけではなく、柔道整復師も担ってきました。彼らは、曲がりなりにも医療従事者の端くれ、医学の基本知識は心得ており、なにより、実際に患者さんと接してきた経験は、MCの即戦力になりえます。その点、一から医療や保険を学ばなければならない行政書士はまったくに遠い存在で、不利だと言えます。

 それは、弁護士とて同じです。法律の専門家は賠償交渉が本分、医療調査においては、独自に勉強・経験を積まねば素人に変わりないものです。幸い、私のように保険会社・代理店出身は保険知識が土台、スタートラインが違うと自負できます。MCに必須の2大知識は「医療」と「保険」です。ですから、保険会社お抱えの医療調査員などはMCそのものです。ただし、彼らも今までの経験では・・どうもダメでした。彼らの非常に多い転職歴が影響するのでしょうか。

 保険調査員さんだけでなはく、今まで関わった柔道整復師さんもMCが続きません。両者とも知識・経験のアドバンテージがありながら不思議です。被害者側の医療調査の仕事はそれだけ難しく、医療知識だけでは務まらないのでしょうか。今のところ、MCに必要な「これだ!」と言う要素は、「被害者救済の志」しか浮かびません。確かに動機や人間性がより作用することは間違いないようです。果たして、MCの適性とは・・後進に指導することは、それを検証する作業なのかもしれません。

 今月より採用のMC候補は、久々に柔道整復師、しかも5年の事務経験を経ています。基礎知識でも、筋肉系の知識は私達を上回ります。交通事故外傷はどうしても骨に集中しますので、その点、知識の欠損を補う戦力になります。

 人を指導する事は、自らも学ぶ事です。共に成長し、MCの適性を考えていきたいと思います。  

続きを読む »

お問い合せはお気軽に!

事務所メンバー

「交通事故被害者救済」がスローガン! 病院同行に日夜奔走しています。解決まで二人三脚、一緒に頑張りましょう。

代表者略歴を見る!

部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

今月の業務日誌

2019年3月
« 2月   4月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別アーカイブ