ケガの箇所が数か所に及び、その回復具合もまちまちで・・・まず最初に後遺障害の設計図を描き、丁寧に作業を進めていく必要があります。本件は受傷直後からの相談から、計画的に併合11級まで作業を進めました。嗅覚、顔面醜状痕、いずれも弊所では多くの認定経験があり、その経験則から適切な誘導ができたと思います。本件のような独居の高齢者の場合、私共が病院に一緒に付き添って進めることが必須と思います。   高齢者は、独力で諸手続きができません  

12級相当:嗅覚障害、12級14号:顔面線状痕(80代女性・埼玉県)

【事案】

交差点の横断歩道を横断中、左方よりの自動車の衝突で受傷したもの。診断名はクモ膜下出血、肋骨骨折、全身打撲。額を数針縫う裂傷。入院時より、臭いがしないことに気付いた。    【問題点】

年齢的な衰えと混同されることがあるので、早期に耳鼻科の受診へ誘導した。

頭部から額にかけてのキズは明確に3cmを越えていたが、ほぼ頭髪内。6か月の回復後、どこまで額の線状痕が残るか・・他の障害を追いつつ、写真を残していった。   【立証ポイント】

嗅覚障害は、専門的な検査は東京の病院にお連れして実施した。毎度の立証体制から、確実に嗅覚脱失の12級を確保した。

線状痕は、頭髪をかき上げて計測、なんとか3cmは超えており、写真添付にて12級認定となった。

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