マニアックな人選かもしれませんが、名前の読み方が特異(はぎわら ながれ)で、とにかくテレビで顔を観ない日はない位の名俳優です。
事故当時、事故状況や経緯がすっきりしない印象でした。写真等は肖像権に配慮して割愛します。
警察車両との事故 萩原 流行さん
昭和28年生まれ、ウエスタンルックでおなじみです。「蒲田行進曲」でデビュー以来、数々のドラマで活躍、中でも2時間ドラマの常連で、ニヤリと笑む悪役が多かった印象です。脇役ながら、誰もが顔を観たことがある俳優さんです。
事故は、2015年4月22日午後6時頃、東京都杉並区高円寺南の青梅街道において、転倒したバイクのそばに倒れているところを発見されました。救急搬送から1時間半後に死亡が確認され、享年62歳。
杉並警察・交通捜査課によると、事故当時、オートバイで3車線の中央車線を走行中、左側から車線変更をした高井戸警察署の護送車と接触して路面に転倒、後方よりの乗用車に胸部を轢かれたとされました。護送車を運転していた警部補は「気がつかなかった」と供述しています。
警察が、当初はワンボックス車と発表したことや、死因を心房破裂死と説明していましたが、死体検案書では死因不詳とあり、奥様は警察に対して不信感があると記者会見で述べています。また、警察発表や報道では、「萩原さんが事故をたびたび起こしていた事、うつ病が原因している」などと偏向報道もありました。
警察が加害者となる交通事故、しかも相手は有名人・・警察のメンツからか、一筋縄では行かなかった経緯が読み取れます。結局、9月になって、ようやく護送車を運転していた警部補が自動車運転過失致死傷の疑いで書類送検されました。それから、約11か月後の2016年8月16日、警部補は略式起訴(後続車の運転手は不起訴)が決定、罰金70万円となりました。