更新2020.2.6

前回記事:新型コロナ感染による傷害保険・休業損害は出るか?

 

横浜港に停泊しているクルーズ船で新型肺炎が船内で猛威を振るい、2月6日の時点で新たに10名の感染が確認されました。これでクルーズ船内の感染者数は20名になりました。今後どこまで船内感染が増えるかはわかりませんが、国内での新型コロナウィルス感染者数は30名を超えました。

2020.2.7 10:00現在新たに41名の感染確認

しかも、3700人中検査をした270数名の中から41名。残りの3000名以上を合わせるとどうなるのか!?

 

ちなみに今回のクルーズ船の検査は全員を検査したわけではありません。

乗客・乗員3700名の中から検疫し、発熱やせきの症状がある人や感染者と濃厚接触者達273人の検体を採取して検査を行っただけです。

なので全乗客乗員の僅か10%未満しか検査ができていません。

しかも新型肺炎は無症状の期間にでも人から人へ移ることが確認されていましたし、ウイルス感染者はまだまだ増えていく予感がしますね。

 

新型コロナ感染のクルーズ船で隔離されている部屋と食事は?

 

クルーズ船でこれから14日間部屋から出られないと思うと非常に辛いですよね。

一体どんな部屋で隔離されているのだろうか?

気になってみて調べてみた。

 

ダイヤモンドスイートルーム

海側でプライベートバルコニーのついた部屋です。

バスタブやシャワーも付いており、快適に過ごせるかと思います。外に出たり、僅かでも身体を自由に動かせられるスペースがあると安心しますよね。

 

プレミアムジュニアスイート

ダイヤモンドスイートと比べると、やや室内とバルコニーが狭くなりますが、全然問題ありません。この部屋なら快適に14日間過ごすことが出来そうです。

もちろん、14日間快適と言っても、やはり通常通りの生活ではないですし、仕事や様々な制限もかかります。精神的ストレスは計り知れないですが。

 

海側バルコニー

 

スイートクラスト比べると当然狭くはなりますが、バルコニーがあり、室内にも自由に動けるスペースがあると全然違うと思います。

外の空気も吸える環境と言うのは非常にありがたいのではないでしょうか。

 

海側ツイン

バルコニーがあるのとないのでは開放感が違いますね。

この辺になってくるとやはり14日間部屋から出られないと言うには少し辛い部分がありますね。窓がどこまで開くのかも気になります。
でも外が見る事が出来て、太陽の光も窓越しに感じられるだけありがたいですよね。

 

内側ツイン

ここは完全に外が見えません

時計はありますが、大体暗くなってきたころかな…などと想像するだけになります。今、外は晴れているのか曇りなのかもわかりません。
非常に酷な生活になると思いますが、なんとか乗客の方には頑張って頂きたいですね。

 

食事も、やはり乗客のFacebook発信からわかるように、クルーズ中、人生最高レベルのコース料理を楽しんでいた後なので、

パンやフルーツ、ヨーグルトと言った普通の食事が寂しく見えているようです。

ギャップはあると思いますが、スタッフの人たちは休む暇もなくこの非常事態の為に全力を注いでくれると思うとありがたく食せますね。

 

 

最後の方は辛い部屋だ。

と言うような記載をしましたが、

クルーズの旅と考えたら私は外が見えない部屋でも十分です。

外にはプール、広々としたデッキ、展望大浴場、カジノ、イベント客席、ありとあらゆる楽しむ為の設備が備わっています。

 

この船は、新型コロナさえなければとっても楽しい、特別な時間を体験できるクルーズ船です。日本でもトップクラスのクルーズ船な事は間違いありません。

このような非常事態でも、しっかりと感染拡大を阻止するために乗員が仕事を果たしている。一刻も船から降りたいのはみな同じはずなのに、船内のインフラを絶えず回し続ける気高いスタッフたちに敬意を払います。

いつか、かなう事なら必ずこのダイヤモンド・プリンセス号に乗りたいです。数あるクルーズ船の中でも、この船に乗りたくなりました。

画像は、このダイヤモンドプリンセスHPから使用しました。

皆様にこの素晴らしさを知ってもらいたかったので。

 

 

新型コロナ集団感染のクルーズ船、感染してない人はいつ出られるか

 

感染者の方は特定感染症に指定されたウィルスですので即隔離病棟となります。

感染者以外の人は新型コロナの潜伏期間・感染拡大防止を考え、最大で14日間は船内で過ごしてもらうことになります。

 

この14日間の隔離でどこまで感染拡大を防げるか、注目するところになりますね。

 

新型コロナ:クルーズ船14日間隔離「部屋から出ず」「洗濯できぬ」

 

ダイヤモンド・プリンセスの乗客は船の中に14日間閉じ込められることになった。自分の部屋からも出る事は出来ない。

FacebookやTwitterには、このクルーズ船の乗客による書き込みもある。

やはり、持病を持っている人の薬の心配や、感染拡大を心配する声が多い中、待機中14日間部屋から出られない精神的ストレスを感じている人も多いらしい。

 

常備薬などに関しては、今では医師と直接話せて、必要な薬を貰うことができたり、処方せんは無料でもらえると船内アナウンスが流れたり、乗客は薬にかんしては一安心だろう。

 

新型肺炎感染に対する心配「乗務員による感染拡大」

 

船内はもう歩くことができず、部屋から出る事は出来ない。

食事が来てなくて部屋から出ようとした乗客が、大声で怒られたという報告があるくらいだ。おそらく徹底して警備に当たっていることが想像できる。

しかし、食事を運ぶのはスタッフである。

 

千葉県のホテルでは食事のは以前は全てロボットが行っていた。

ロボットは熱もでなければウィルスにも感染しない。

長時間動くと熱も上がるしウィルスによりシステムがおかしくなる事があるが新型コロナウィルスは大丈夫だ。

 

つまり、様々な乗客と接するスタッフから乗客への感染が無いか、心配している人がいる。一応マスクをして配膳しているとは言え、そんな環境に置かれると心配になるのは当然ですよね。でもスタッフの人たちも自分の危険を顧みず全力で仕事をしてくれています。

逆に自分がウィルスを保有しているかもしれないと言う気持ちを持ち、お互い気持ちよく、気を使い感謝をしながらなんとか14日間無事に耐え抜いて欲しいですね。

 

 

まだまだ中国は感染者数が増え続けていますが、日本は国、人の力でなんとかこの猛威を乗り越えていきたいですね。

 

おわり。