【事案】

原動機付自転車で、信号のない交差点に進入したところ、左方から来た自動車に衝突され転倒、手首を骨折した。直後から手の痛みやしびれ、強烈な神経症状に悩まされる。  【問題点】

本件は依頼者が非優先道路側で過失が大きい為、相手から一括支払い拒否されており、労災にて治療していた。また、主治医からは「処置もよかったので、後遺症は残らず治る。」と言われており、後遺障害診断書を記載してくれるかどうか不安であった。

【立証ポイント】

ただちに医師面談し、可動域計測を実施。事故から4ヶ月経過していたが、骨癒合も良く、可動域制限もほとんどなかったので、”痛みの残存”狙いに切り替えてリハビリ継続を指示した。地元ではあまり評判が良くない病院であったようだが、こちらの熱意が伝わったのか、予想に反して後遺障害診断書も無難に仕上げて頂き、約2ヶ月の審査を経て14級9号認定となった。

(平成30年8月)  

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【事案】

自転車に搭乗中、道路工事の工事中の標識がなかった為、工事現場に進入してしまい転倒、膝を強打、膝のお皿を骨折した。

【問題点】

相談時には既に約1年が経過しており、症状固定を急いで行う必要があった。また、本件は自賠責ではなく、工事業者が加入の請負業者賠償責任保険への請求の為、こちらが意図した等級認定をしてくれない危惧があった。

【立証ポイント】

まずは、依頼者の加入の保険精査を行った。所有自動車の保険に自転車事故補償の特約があった為、工事業者と加入保険会社双方に後遺障害申請を行う方針を固めた。通常であれば、加入保険会社には後遺障害診断書の写しを送付すれば済むことだが、あえて後遺障害診断書の原本を2枚記載いただくことにした。これは、双方に原本を提出、12級か14級の選択をさせて、どちらかの12級認定を、一方の会社が14級判定した場合に対して示し、12級認定を求める根拠とするためである。つまり、両天秤策。

医師面談では、両膝揃えてのレントゲン撮影依頼で左右を比較した。矢状断でお皿の癒合に変形を確認、その旨を主治医に記載していただいた。続いて、両会社に同時申請を行い、工事業者からは1ヶ月で12級がスピード認定がされた。次いで、連携弁護士の介入・交渉によって、ほぼ赤本基準満額の解決となった。

(参考画像:膝蓋骨の破裂骨折)

自身が加入の保険会社は審査に半年かかったが、12級での解決に引っ張られた形で12級13号認定となった。保険の有無・性質によって、請求方法や解決の糸口を模索した案件であり、保険請求に精通している秋葉事務所らしい解決となった。

(平成29年12月)  

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 事務所のスタッフさんは3人とも平成生まれ、彼らも来年には、早くも前時代生まれとなります。

 昭和生まれなど、もはや歴史上の人物です。物の解釈や流行など、世代間のギャップを感じることもしばしば・・しかし、世代を超えた共通項の発見に驚愕することもあります。

 例えば、タイトルのドリフネタ。解説はいらないと思いますが、一応。 「8時だよ全員集合」のコントで、志村(あえて敬称略)の後ろに幽霊が現れます。この番組は信じられないことに、ほんとんど毎週、劇場を生放送していました。劇場ですから観客がおりまして、観客席から観れば、志村の後ろの様子がわかります。そこで、志村からは死角になる幽霊ですが、観客の子供達が「志村、後ろ!後ろ!」と教え叫ぶのです。しかし、志村が振り返ると、幽霊は隠れてしまいます。これを数度繰り返す、劇場一体型のコント成立です。

 このおよそ40年前のコントですが、なんと、平成生まれの皆さんもご存知なのです。一体、どこで知ったのでしょうか?恐らく、テレビの回顧企画で目にしたのでしょう。それにしても、「俺たちひょうきん族」さえ飛び越えて、ドリフネタの普遍性に今更ながら驚くばかりです。

 普遍性などと表現しないまでも、お約束、定番ネタを創造した者、その影響力はすさまじいものがあります。もし、一連のギャグを特許申請すれば、それだけで年間数百~数千万万円の価値ではないでしょうか。 日常の使用例として、この応用が事務所内でも頻繁に発生しています。例えば、電気給湯器の調子が悪く、スタッフさんから「先生、業者に連絡しますか?」と聞かれました。内心、”いざ、業者が見に来ると、調子よくなるんだよなぁ”、”そして、業者が帰るとまた調子悪くなる”。完全に故障していない機械は始末悪いもので、得てしてこのような面倒に陥ります。これを「志村、後ろ!後ろ!」現象と説明しました。平成生まれも妙に納得する事象説明となります。    このように、ドリフを起源とした表現や慣用句は多くみられます。これも、二時代を超越した、昭和が残した遺産の一つではないかと思います。    

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