【事案】

公園にて、後方から不意に学童の衝突を受けて転倒、膝を捻った。転倒の際、顎(あご)も痛めた。   【問題点】

受傷箇所について治療を進めていたが、その損害に対してどのように責任を求めていくか・・弁護士に相談が入った。損害がぼやっとしている中、症状を診断書に残す必要があった。弁護士から秋葉へ、その医療調査を託された。

また、加害児童に個人賠償責任保険があれば良いが、未成年かつ施設の子供であった為、名前も伏せられ、当方の賠償請求に対して無視を決め込んできた。結果として、訴訟提起の道しかなくなった。   【立証ポイント】

確固たる損害賠償額とするためには、後遺障害〇級のお墨付きが欲しいところ。そこで、自身が加入しているこくみん共済に対して、後遺障害の審査を求め、その認定等級を根拠に賠償額を計算する策を弁護士に提案した。

作業にかかると難儀を示す医師もいたが、整形では膝と顎、それぞれ後遺障害診断書の記載を促し、共済へ請求した。結果、顎はそしゃく障害で10級、半月板損傷で12級、併合9級の結果を得た。

共済の認定はかなり大盤振る舞いと思った。実際の症状・程度を自賠責保険に準えると、顎は非該当、半月板は14級、あわよくば12級とみた。そのような見解と共に弁護士に引き継いだ。

9級での賠償金請求も、相手の代理人弁護士がのらりくらりの対応が続いた為、仕方なく訴訟提起へ。それから2年、和解での裁判官の判断は最低限の14級であったが、穏当な解決に落ち着いたと思う。   (令和7年8月)  

続きを読む »

 久々に大阪行きです。お盆休みにかかる日程で余裕がありましたので、関西の湯を攻めておこうと・・しかし、寄り道と言うには、ちょっと遠い和歌山に。ここには必湯、世界遺産の地にある「つぼ湯」があるからです。

 新大阪から特急くろしお号に乗って2時間で紀伊田辺駅に、そこから路線バスでさらに2時間ほどで熊野大社本宮につきます。軽く詣でて、大日越の峠を越えて湯の峰温泉へ。小1時間のプチ熊野古道の体験です。ズボンからも滴るほどの汗をかきかき、その到着地こそ「つぼ湯」でした。

 目当てのつぼ湯ですが、川岸にあるがゆえ、前日の雨による増水で閉鎖中でした。明日の早朝を狙おうと考え、食堂で鮎の塩焼きをほおばりビールで流し込んだ後、明日の開始時間の確認でつぼ湯の窓口に声を掛けました。すると、ちょうど再開したそうで、なんとその日の1番で入浴が叶いました。お盆で激混みを覚悟していましたが、ラッキーでした。   続きを読む »

お問い合せはお気軽に!

事務所メンバー

「交通事故被害者救済」がスローガン! 病院同行に日夜奔走しています。解決まで二人三脚、一緒に頑張りましょう。

代表者略歴を見る!

部位別解説 保険の百科事典 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

今月の業務日誌

2025年8月
« 7月   9月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別アーカイブ