今朝のニュース番組から、この話題を取り上げます。
 
 電車内で喫煙注意され高校生を暴行 傷害容疑で男逮捕
 
  

 各局のアナウンサー・コメンテーターからの意見は、かいつまんで以下の通り。
 
(現実派)
羽鳥 慎一さん:「正義感から来る非常に勇気ある行動だとは思います。ただ、電車内でたばこを吸うような人間に注意するというのは危険でしょうね。話が通じるような人間じゃないでしょうし。あおり運転するような人間も同じですけど、話したって通じないわけですから、閉じこもって相手にしないというのが一番だと思います」
 
 羽鳥さんに対する批判的なコメントが見受けられますが、現実的な総括と思います。

  
(傍観派)
玉川 徹さん:「僕もその場に遭遇したとしても怖いですね。若い頃だったら無謀にも行ったかも知れないけど、この年になると、場合によっては命に関わるとか考えちゃうもんね」
 
 周囲の人はSOSボタンを押すとか、職員を呼ぶとか、何等かすべきとの批判も多いようです。何もしない傍観者を非難するのは簡単です。ただし、そのような咄嗟の機転をすべての人に要求するのは、やはり難しいものです。結果論ですね。せめて、この事件を教訓としていきたいものです。
 
(共闘派)
谷原 章介さん:「僕とか武井(壮)さんがその場にいたら、絶対に守ってあげたいと思う。」
 
 百獣の王なら戦う!
 

 「義を見てせざるは勇無きなり」、高校生の取った行動は道徳的には善し、しかし、実践では危険な行為との意見に集約されるでしょう。

 この問題はどうすべきかとの意見の対立ではなく、道徳と実践を二つの面で評価・理解する必要があると思います。物事にはすっぱり白黒分けられないことが少なくありません。この問題もその一つかと思います。
 
 それでも、あなたならどうするか? 
 
 私なら・・たいがい電車では寝ているので、おそらく気付かない。

(熟睡派)です。すみません。
 
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