【事案】
バイクで直進中、脇道から飛び出してきた自動車に衝突され、負傷。直後から頚部痛、右腕の痺れ等強烈な神経症状に悩まされる。
【問題点】
事故後4ヶ月の時点でご連絡を頂くが、対人担当者から事故後150日で一括対応終了を宣告されていた。急ぎ弁護士の介入によって1ヶ月延長交渉、なんとか6ヶ月の治療費確保はできた。
また、バイクでの事故だったにもかかわらず、救急搬送されておらず、物件事故扱いのままであった等、懸念材料はあったものの、14級認定を想定していたが、非該当の通知が届いた。
【立証ポイント】
症状固定後もリハビリを継続していたこともあり、初診時から直近時までも推移の書類を医師に依頼し、ご協力いただくことができた。しかし、多忙な病院のため、書類完成までにかなりの時間を要し、非該当通知から2ヶ月後にようやく再申請することができた。
本件は疑われているのか、全ての病院に医療照会がかけられたが、提出から2ヶ月半で14級9号認定の通知が届いた。事故直後に数回かかっただけの総合病院に、医療照会をかけたところで何が分かるのだろうか…と意見してしまいたくなるような事案であった。
(令和7年6月)