今年の7月、サッカー・プレミアリーグ、リヴァプールのFWでポルトガル代表のディオゴ・ジョタ選手が、交通事故で亡くなりました。ランボルギーニでの自損事故、28歳でした。リヴァプールはビートルズとレッズ(リヴァプールFCの愛称)の街です。現在、日本代表キャプテンの遠藤選手の所属チームです。 さて、スポーツ選手も少なからず、交通事故に遭っています。日本では、この選手を忘れるわけにいきません。
現在、日本代表チームのコーチである名波選手を中心に、当時のジュビロ磐田の中盤はすごかった。そのパスワークに、他チームはまったくボールを取れないのです。強く美しい中盤は、まるでスペインのチームようでした。その攻撃を担った奥選手ですが、引退後、第二の人生が始まったばかりの事故死でした。
ジュビロ黄金の中盤 奥 大介 選手
(選手名は敬称略)奥 大介は1976年2月7日生、兵庫県尼崎市出身のJリーガー、現役時代のポジションはミッドフィールダー。日本代表にも選出されています。
ジュビロ磐田では、攻撃的MFの名波 浩、藤田 俊哉と、ドゥンガの指導を受けた守備的MFの福西 崇史、服部 年宏を含めた5人で黄金の中盤を形成、Jリーグ連覇や各タイトル獲得の原動力に。この5人のほとんどが、毎年のようにJリーグのベストイレブンに選出されました。スペイン代表のようなパスワークは他チームを圧倒、点を決めるのはゴン中山に高原、守りは田中、鈴木が揃い、おそらく、このメンバーのジュビロが歴代Jリーグ最強と思います。その後、横浜F・マリノス移籍を経て、横浜FCで2007年のシーズン後に引退しました。 事故は、引退後に移住した沖縄・宮古島でした。2014年10月17日4時半ごろ、県道202号宮国線で軽乗用車を運転中、ハンドル操作の誤りで対向車線にはみだし、電柱に衝突しました。全身を強く打ち、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、骨盤骨折などにより、1時間半後に死亡が確認、享年38歳でした。ジュビロ磐田、横浜F・マリノス、横浜FCからそれぞれ追悼コメントが出されました。





