用があって、久々に銀座に。時間調整でふらりとコーヒー屋さんへ。移転前の事務所から近かったので、以前はここで豆を買ったことが数回ありました。ここは、注文してから豆を煎ります。お店でミル挽きしてくれるところは珍しくありませんが、煎るところからは少ないと思います。およそ15~20分待たされますし・・。

 久々のブラジル豆購入となりましたが、専用機で煎る様子は以下の通り、写真(↓)に収めました。オリーブ色のかかった白い繭のような珈琲豆がだんだん色づいていき、若草の萌ゆる甘いゆらぎから、力強い小麦の焙煎香に変わり、豆が茶褐色から漆黒に変わる頃、古木のくすみを思わせるような香ばしさが加わり、より複雑に、奥深さを増していきます・・・仕上がりの頃には店内のアロマは最高潮、店先を通り過ぎるだけでも香に包まれます。

 コーヒーは、飲むだけがその味わいのすべてではありません。焙煎の段階からお付き合いすれば、まるで四季のような香のうつろいを楽しむことができるのです。まさに、夢見るような15分の官能を味わいました。

 そして、朝一でいれる一杯、事務所でのささやかな楽しみです。