膝には4つの靭帯があります。

 前十字靱帯  後十字靱帯  内側側副靭帯  外側側副靭帯

 それぞれ膝の動きや安定性を保つ重要な働きがあります。順番に取り上げていきます。
 
 
 ■ 前十字靱帯

 前十字靱帯(Anterior Cruciate Ligament、略してACL)は、大腿骨外顆内面後方から脛骨中央全面に付着し、大腿骨に対する脛骨の前方への移動、前内方への回旋を防止します。
 ACLは運動の際(特に膝を伸ばしたとき)に脛骨が前に飛び出したり、ぐらついたりしないよう「ストッパー」としての役割を果たしています。 
 
膝を曲げて上から見たようす。お皿(膝蓋骨)は外してます
 
 
 <前十字靱帯損傷(断裂)の原因>
  

1、急性期(受傷後3週間くらいまで)

 受傷時、ブチッと断裂音を感じます。受傷時は膝を抱えてうずくまるが、しばらくして立てるようになると膝が何かグラグラと不安定な頼りない感じとなります。直後に激痛、30~50ml以上の大量の関節内出血を生じます。この症状は1週間~10日で消失することもありますが、ACLを損傷したままスポーツ活動を再開すると、膝くずれ、関節内出血、半月板症状(疼痛)などが頻繁に起こるようになります。これらの症状も1,2ヶ月で徐々に消退していきます。
 もっとも交通事故の場合、靭帯単独の断裂より膝蓋骨や脛骨・大腿骨の骨頭部の骨折も伴う事が多く、この場合損傷したまま運動再開は不可能ですが・・・。

2、慢性期(受傷後3ヶ月以後)

(1) 膝くずれ…歩いていたり急に振り向いたりするときなどに、膝がガクッとして崩れてしまう現象

(2)大腿四頭筋の萎縮…太股の筋肉が細くなる。

(3)膝くずれに伴い、二次的に半月板や軟骨損傷を引き起こし腫脹、疼痛を起こすようになる。

  
<診断>

1、画像診断

 レントゲン検査は骨の異常を診ます。靭帯の損傷はよく写りません。かつては、膝関節内に空気と造影剤を入れてレントゲンを撮る関節造影検査が行われた事もありますが、現在は高性能化したMRIによる検査が主流となっています。

 
 ←T2強調画像(矢状断)

 前十字靱帯は大腿骨側で断裂して弛緩し、十分に描出されていません。

 

2、ラックマン(Lachman)テスト


 「脛骨が大腿骨に対して前方へずれる」というのが特徴的な症状なので、前方引き出し徴候=陽性であることが診断における大きな手がかりとなります。

 

3、関節鏡検査

 確定診断は内視鏡検査ですが、症状が軽い場合にこの検査が行われることはほとんどなく、手術しなければならない場合に同時に行われます。

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