桜のピンクが去り、新緑の葉が街路樹を埋め尽くしています。事務所周辺にあるカフェやバーのオーブンデッキで、そよ風を浴びながらの一杯が最高です。お日さまの下で飲食ができる、希少な季節となりました。
事務所からの景色も一際明るく映ります。
GWの営業は暦通りとなります。メール相談なら、連休中も随時受け付けております(返信に2日ほど余裕を下さい)。
さて、近況ですが、特に変化なく、まずまずの業務状況です。年初から相談会の参加数が例年に比べ振いませんでしたが、先月から好転傾向です。年初の不調は、大手のみならず、中堅法人事務所がリスティング広告で大挙、ネット参入している状況から、相談者・依頼者の分散が原因と考えています。
現在、ネット上の激烈な宣伝競争から、交通事故被害者は相談・依頼先をあれこれ検索し、選択に悩む時代となりました。やはり、他の商売に同じく、露出の多さ=宣伝力=資金力がものを言うようです。その点、大手法人事務所の優位は続くでしょう。しかし、宣伝費が回っているうちは良いとしても、肝心の対応力・実力が「評判」と言う形でじわじわと効いてくるものです。私達のような小事務所、まして、交通事故外傷・後遺傷害に特化した事務所は、しっかり対応、好実績を重ね、実力を示していくしかありません。
秋葉事務所の依頼者の一定割合はかつての依頼者様からの紹介です。派手さはなくとも、実力は評価されるものです。地道に良い仕事を継続していくことが、最大の宣伝と思っています。




1、受傷から6ヵ月未満で後遺障害が申請されたもの
なお、ムチウチの14級9号では、地裁であっても、逸失利益の喪失期間は5年が最大の認定です。 ムチウチは生涯、治りきらない後遺障害と判断されているわけではありません。



また後日、同行したのですが、その日はあいにく院長先生が休診だったため、副院長先生の診察を受けることになりました。副院長先生は院長先生のご子息で、診断書等も全て副院長先生が記載しているとのことでした。面談のために入室しましたところ、「後遺障害申請にこのような業者を入れるのは間違っている。」と私を無視して依頼者の説得を始めたのです。「診断書は本人から受け取るから、記載が終わったら保険会社に提出すればいいんだよ。こういう業者は書類を横流ししているだけで、仕事は一切しないよ。そのためにお金を払うのは馬鹿馬鹿しいでしょ?」というように10分間お話は止まりませんでした。親子二代、偏見とは言い過ぎかもしれませんが、極端な主義者です。
地域性なのかこの病院だけなのか分かりませんが、これほどまでに業者を嫌う医師も珍しいです。過去に行政書士との間になにかあったのでしょうか。きっとなにかあったのでしょう。確かに、この医師の説明のような行政書士も存在しますので・・。
交通事故では、加害者側の保険会社が医療調査を行い、打切りや症状の重さについて医療調査を行うことが一般的です。後遺障害の評価も自賠責保険が行います。しかし、本来、その作業が望まれるのは被害者側なのです。被害者はケガの苦しみに耐え、解決までの事務をたった一人で戦っています。もちろん、ずべての被害者さんに病院同行や立証作業が必要とは言いません。しかし、一定数は適切なフォローが必要であり、残念ながら本件の医師が言うように、医師任せ・保険会社任せで、常に、自動的に、間違いのない障害認定が下るわけではありません。
被害者側の病院同行、医師面談、医療調査という作業が一般的に及ぶのは、まだまだ先になりそうです。被害者側からの医療調査の重要性を、これからも地道に広めていければと思っております。

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事務所近く、祝橋の桜
このレベルの画像であれば、あとは神経学的所見を丁寧に拾い上げるだけです。

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上肢でも二の腕以下の後遺障害は比較的、少数になります。しかしながら、秋葉事務所では数多くのご依頼を頂いております。


上肢でも二の腕以下の後遺障害は比較的、少数になります。しかしながら、秋葉事務所では数多くのご依頼を頂いております。



