【事案】

自動車で直進中、カーブで対向車の衝突を受けたもの。頚椎・腰椎捻挫の診断となった。   【問題点】

責任関係で双方の主張が食い違っているが、それは後の賠償交渉で決着をつけるとして、まずは14級を目指すべく、丁寧にフォローを続けた。治療費は人身傷害で進め、途中の打切り打診については、担当代理店さんに交渉していただき、半年を迎えた。   【立証ポイント】

主治医の理解もあり、スムーズに申請できたが、相手側の主張する事故状況の違いから審査に5か月も要することに。重過失減額の適用を検討する為と思うが、回答書を2回も提出することで、無事に認定となった。

(令和7年3月)  

続きを読む »

 私が担当した近時の3例を紹介します。    頚椎捻挫・むち打ちでの認定は、レントゲンに写る骨折と違い、決定的な証拠がありません。まさに、症状の信憑性を取り繕う作業なのです。  

14級9号:頚椎捻挫(30代男性・埼玉県)

 

14級9号:頚椎捻挫(50代女性・埼玉県)

 

非該当⇒14級9号:頚椎捻挫(50代男性・山梨県)

 

続きを読む »

【事案】

自動車で直進中、側道から侵入の自動車の衝突を受けたもの。     【問題点】

親戚筋からの早めのご相談となった。急性期にしっかり理学療法を重ねることなど、王道を進んでもらった。問題と言えば、通院中の整形外科が急遽閉院となって、転院したこと。   【立証ポイント】

 波風なく立たず半年を迎えた。受傷機転から認定は危ぶまれたが、真面目に治療を重ね、症状の一貫性が整っていれば認定がつく。

(令和7年2月)  

続きを読む »

 ある行政書士から、「近年、14級認定が厳しくなった」との意見がありました。秋葉事務所での申請数から語るには、あまりにも数が少ないのですが、決して基準はぶれていないと思います。ただ、審査の精度は上がったと思います。認定となる件、非該当となる件、調査事務所はよく見ているものだと感心しています。10年前位の方が、わりと甘い認定、不合理な非該当が多かった印象です。

 画像や検査数値に現れない頚椎・腰椎捻挫での認定は、審査員の(残存する症状の真贋を)見抜く目に左右されると思います。私共としては、被害者の症状を丁寧に伝える努力あるのみです。  

14級9号:頚椎捻挫(40代男性・静岡県)

 

併合14:頚椎・腰椎捻挫(30代女性・静岡県)

 

非該当⇒14級9号:頚椎捻挫(30代女性・茨城)

 

続きを読む »

 本日は八潮の病院へ。例の陥没事故当時、市内は交通規制されており、自動車での移動が大変だったそうです。今日現在、規制も徐々に解除されて、通行ができるようになったそうです。ただし、転落したトラックドライバーは埋まったままのようです。転落時に意識はあったと聞いており、切ない交通事故です。    同行の本件ですが、非常に珍しい症例であることから、相手損保は治療費の支払いをためらっています(調査中とのこと)。紆余曲折が続きましたが、これからの後遺障害認定が勝負を決すると思います。粛々と進めていきたいと思います。  

続きを読む »

 一昨年、遷延性意識障害で受任した依頼者様ですが、先日、ついに逝去との報がご家族から入りました。本件は連携弁護士による交渉により、すでに解決しています。遷延性意識障害の方は、命脈永らえることなく、数年以内に亡くなることが多いのです。本件の被害者様もご高齢から、意識の回復なく旅立ちました。

 思えば、この依頼者様には、損保時代からご契約を賜り、ご家族皆様にもご懇意に頂いたと思います。そして、最後の最後に、自ら私に仕事を下さったことになります。実は、私は30年来、ご用命下さる保険の仲間、契約者様に恵まれております。これは、簡単なこと、普通のことではないと思います。長年に渡り、一緒に仕事ができる、仕事を任せて下さる、これは大変に僥倖なことなのです。

 長く関わって下さる皆様に対し、改めて感謝の念を持ちたいと思います。  

続きを読む »

 先日、桜下のさくら通り、路上で寝ている酔っ払いをみかけた。かなりので泥酔で、ちょっと心配なレベル。起こして帰宅を促そうか、と考えましたが、この世知辛い世情から躊躇してしまいます。理由ですが、   1、一人で帰宅できず、結局、タクシーに乗せるか、場合によっては送るか、つまり、最後まで面倒をみることになるリスク。ゲロでも吐かれたら大惨事です。   2、また、介抱するふりして財布をまさぐる、泥酔者への泥棒の疑いがかかるリスク。後で「財布がない!」となれば、いらぬ疑いをかけられます。   3、今回は男性でしたが、女性の場合はさらに危険度上昇、痴漢者と間違われるリスク。外では不用意に女性に触れるもではありません。    これだけのリスクがあります。体を壊さないか、最悪、亡くなる方もおりますから、見て見ぬ振りはできないのですが・・。    そういえば、先日、自転車置き場の自転車が風で5台ほど将棋倒しになっていました。せっかくだから、他の自転車も立て直しているところ、持ち主らしき人が現れて、「ちゃんと直しておいてよ(怒)」と言われました。誤解で怒られてしまった。親切心が仇となるケースは多いもの、一日一善も慎重な判断を要するのです。  

続きを読む »

お問い合せはお気軽に!

事務所メンバー

「交通事故被害者救済」がスローガン! 病院同行に日夜奔走しています。解決まで二人三脚、一緒に頑張りましょう。

代表者略歴を見る!

部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

今月の業務日誌

2025年4月
« 3月   5月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別アーカイブ