保険会社の主張する過失割合は、その根拠が「判例タイムス」である以上、極端な不一致はありません。しかし、双方の権利意識が絡むので、契約者の事故説明や主張に耳を傾けざるを得ないこともあるかと思います。

 もちろん、契約者=お客様だからと言って、法律を捻じ曲げるような、極端な身びいきな過失割合の主張はしません。争って負けることが分かっていれば、そのような愚は犯さないでしょう。そこは、契約者との折り合いの問題かと思います。損保ができることとして、契約者の主張に沿う為に「どの判例を根拠とするか」、これが有利な主張展開かと思います。最近、双方食い違った判例について、2例挙げます。   (1)自転車の転回です

 直進道路(片側2車線の幹線道路)を走行中の自動車が、前方を走行中の自転車の右折によって、衝突した事故です。その自動車の運転者の説明を基に相手損保は、「自転車が転回(Uターン)した」との判例を採用、50:50を主張してきました。    相手の主張(50:50)    DRを見ましたが、自転車がこの2車線道路で隣車線に逆走するようなUターンをするとは思えません。そのようなハンドル操作も確認できません。普通に右に曲がる走行軌跡です。上の判例は、そもそも片側1車線の道路で、反対車線への転回が想定されたものです。自動車側(の加害者及び損保)が自らを有利な過失割合にすべく、希望的観測として自転車の「転回」を持ち出したに過ぎないと思います。仮に裁判までもつれても結果は見えています。   続きを読む »

 毎度、相手損保の回答は、「法人経営ですね、治療で休業中でも役員報酬はでていますよね、したがって休業損害は発生しておりませんのでお支払いはできません」です。確かに、書類的にはそうなります。

 確かに、大会社の取締役はケガで休んだとしても、役員報酬は確保されます。しかし、家族経営の三ちゃん企業の場合はそうもいきません。建設業の代表取締役兼現場監督のお父さんはケガで現場にでれません。現場作業の主要部分を社長自ら担っている、社長兼作業員であることも珍しくありません。法人の飲食店でも社長兼シェフだったりします。小さな法人企業では、本人の感覚としては個人事業主と変わならいのです。

 つまり、作業員が欠けることで、現場の作業量は減ることになります。業種によっては、注文に対して謝絶や、予約のキャンセルを強いられるかもしれません。代替の職人を呼ぶこともあります。損害は生じているのです。

 そこは、連携弁護士の交渉によって、相手損保と交渉、柔軟な回答を引き出しています。法人の売上減と、作業場のロスや負担増など、丁寧に証拠を示す交渉になります。相手損保も、家族経営の法人に対して杓子定規に「役員報酬がでてますので」で押し通すことはしません。ですので、簡単にあきらめず、損害が生じた資料を揃えて、交渉に臨むべきです。

 しかし、交渉の余地が乏しいケースもあります。そもそも、事故で社長が休んでいる間、売上が下がっていないケースです。数字上、損害が生じていないのです。仮に社長が現場にいなくても全社員でカバーし、注文に対してキャンセルもなく、つまり、会社全体の努力で売上減を防いだとします。その企業努力を損害として数字にするのは中々に大変なのです。

 また、社長の業務が経営と指揮だけの場合はいかがでしょう。脚の骨折で入院しても、ベットから電話で指示を行い、ネット回線で会議参加、もちろんパソコンでほとんどの業務が完結する完全な経営者であれば、会社経営にロスはほとんど生じないと言えます。重傷で意識喪失やICUに入院、電話も会話もできない状態でない限り、なんとか仕事はできてしまい、会社の業績も下がらない・・そうなると、損害を算出するのはさらに困難になるのです。

 法人役員の休業損害を立証する、弁護士にとって実に難問です。そして、会社が大きい程、社長が経営に特化する程、損害がほとんど見えないジレンマに陥るのです。  

   

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 道路交通法の改正です。令和8年9月1日から、生活道路における自動車の法定速度が60km/hから30km/hに引き下げとなります。すでにニュースで報道を目にした方も多いと思います。

 簡単に言いますと、住宅街の路地など細い道は30km/hが法定の制限速度となります。以前から住宅街の路地は30km/hですが、道路によってケースbyケースのような運用に思えました。この度、しっかり明文化されと思います。

 対象となる道路は、国道・県道など幹線道路ではなく、細い道です。センターラインや中央分離帯がある道路は除かれます。 もちろん、標識で速度制限が設けられている道路は、その制限速度になります。   道路交通法施行令(昭和35年政令第270号)第11条

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 「お姉さん」との表現、解釈によっては差別的と言われそうで、冒頭から反省します。スタッフさんと置き換えて進めましょう。    先週、スマホの修理でネット予約の上、事務所ビルの3軒隣りのドコモショップに行きました。保険に加入していたので、安価で交換ができました。ただ、それまでの手続きに何度もスマホを操作する必要がありました。窓口で1時間はかかったと思います。スタッフさんから丁寧にガイドしていただきました。

 時折、スマホの操作を手伝って頂きました。その間、どうしてもスタッフさんのネイルに目が行きました。お綺麗であることは間違いないのですが、その長さにも関わらず、器用にスマホ画面をタクタク叩いています。キズなどの心配ありませんが、まず上手く押せているのか心配でした。また、単に仕事中はネイルが無い方が操作性が良いと感じましたが、仕事上のマナーとしてはそれほど気になりません。私は店員さんの茶髪や服装などには無頓着です。ここでは、そのような昭和感覚は皆無、スタッフさんの自由が優先されるのかと思います。

 それでも、私がそのスタッフさんの上司なら、「お客様によっては気になる人もいるので、ネイルはちょっと・・」と、うっかり指導しそうです。でも、思い留まると思います。その一言で、パワハラ、セクハラ、長じてネイルハラスメントなどと言われそうです。おそらく、そのスタッフさんはドコモの正社員ではなく、派遣さんかと思います。その雇用契約に「服装自由」などが定められているかもしれません。契約上OKであれば、指摘することは違法になります。    そのようなことを、つらつら考えておりましたので、ドコモカードの説明がまったく頭に入ってきませんでした。現在、高級店を除き、飲食店でさえもネイルに寛容です。一連のアクセサリーから、ピアス、タトゥーまでも自然な世の中になったと思います。昭和世代にとって、世の中の変化を最も感じることの一つかもしれません。

    

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   ここも2度ほど逗留しています。レトロ温泉ファンにはおなじみ、山形県最古の温泉建築です。陸羽東線で宮城方面から鳴子温泉を経由で、あるいは山形・新庄からでも向かえます。とにかく泊まってみることです。廊下、壁、床、天井、職人の遊び心か凝った内装、建具、謎のオブジェの数々・・思わず溜息がもれます。↓ ローマ風呂も、毎度独泉です。   続きを読む »

 日々の病院への対応から、愚痴はいくらでも出てくるものですが、前回のように違法はダメでしょう。2回目は法律ではなく常識問題です。もっとも、常識とは人の数だけあるもの、その覚悟が無ければ複雑な社会・人間関係の中で生きていけません。それでも、もう一つ言わせて下さい。    弊所の業務では、すでに書かれた診断書の記載について、医師に修正・追記をお願いすることも多いものです。もちろん、平身低頭お願いしています。専門家の証明書には、まずリスペクトが必要です。しかし、医師によっては、結構いい加減な記載をされるものです。治療行為とは一線を引いているのか、診断書記載はやっつけ仕事に考えている医師もいるようです。

 私共が問題視していることは、診断内容云々ではなく、単なる記載ミスについてです。診断日、通院期間、症状固定日など、日付は良く間違われます。通院日数などは、およそ事務方のカウントミスかと思いますが、それら明らかな間違いについては、お願いすれば直ちに修正に応じて頂けます。しかし、ここでも嫌な事があります。それは、修正に応じるにしても、その態度です。    先日のある整形外科ですが、ここの院長先生、記載が遅いことを承知していました。後遺障害診断書をお願いし、3カ月待たされましたが、ようやく確保しました。しかし、事務方は添付をお願いしていた画像ディスクを忘れていました。時間が経っていることから危ないと思い、私から事前に電話してあったのですが・・・。そこで、伝えてあったご担当に郵送をお願いしましたが、窓口交付しか受け付けないとのことです。仕方なく再度、被害者さんに受取りに行ってもらいました。

 それで終わったわけではありません。診断書にミスが多く、通院日数の間違いはそう深刻ではありませんが、症状固定日まで間違っています(早く書かないから、より間違えるのでは?)。そこで、電話でご指摘、事務方を通して院長から間違いの確認を頂きました。さすがに今度は郵送での往復を強くお願いしました。対して事務方は、「書留扱いの返送用封筒を同封して下さい」と・・。内心「おいおい、そっちのミスでしょ」と言いたいところです。往復1000円を超える郵送料は秋葉負担、それでお願いするしか道はありません。このような殿様商売が許されるのは、民間企業では病院だけではないでしょうか。  病院のルールでしょうから、事務方に責任はないと思います。それでも、せめて「すみませんが・・」との一言は欲しかった。このような病院の特徴として、院長が異常なくらい権威があり、その圧が看護師や事務方に伝搬し、最後は患者に高圧的な態度で現れるようです。一方、病院側のミスなので「着払いで良いです」と善処して頂ける院もありました。やはり、結局のところ院長や職員の人間性の違いではないでしょうか。    ”天網恢恢疎にして漏らさず” このようなご無体な対応をしている病院は、患者はじめ周囲との摩擦やトラブルが多いと推察します。どこかで威張っているツケは返ってくると思います。    

 

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 様々な事故、保険、ケガの相談が入りますが、たいていのことは経験上からお答えできます。しかし、最も難関と言うべきは「医療過誤」です。何せ、交通事故でおなじみの外傷ではなく、特殊な症例、難病、謎の症例が登場します。弊所の知識・経験だけは手に負えません。もちろん、損害賠償に関することは弁護士ですから、医療過誤問題に積極的に取り組んでいる弁護士を探すべき、との結論になります。

 しかし、医療過誤を扱う弁護士は非常に少なく、医学的な知識が必須であるが故、その弁護士に辿り着くのは大変です。そして何より、勝ち目のない案件では弁護士も尻込みしてしまいます。医療過誤事件での勝ち目とは、ミスをした医師がそれを”認めているのか否か”に左右されます。病院側がたやすくミスを認めないであろうことは、想像がつくと思います。立証、証拠集めに大変な労苦が待っているのです。

 これまで数件の医療過誤事件について、弁護士からの依頼で、証拠集めをしたことがあります。いずれも、病院側の極端な隠蔽がなかった件です。もし、病院側の悪質度が高く、カルテ改ざん、職員の口止め、まるでドラマのような隠蔽工作があったら・・難しい事件になります。被害者には、よく以下のようにアドバイスしています。   1.

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 越谷事務所は書庫として、この15年間、人がいない環境でした。この夏から簡単な執務を可能とするため、あらゆる設備を復活させる作業に取り組んでいます。    まずはクーラー。事務所の片づけ作業をするため、空調は最初から必要です。壊れた日立製からダイキンへ。代理店時代の顧客様である空調業者さんに毎度クーラーをお願いしています。さすがダイキン、冷えるスピードが日立とは段違いです。内部のカビ防止のため、乾燥させる機能もデフォでしょうか。使い勝手も抜群です。    次いで洗濯機。自宅内の洗濯機は二層型で、かなり古い仕様です。乾燥機など未だ夢のマシンです。コインランドリーは乾燥まで全自動ですから洗濯物を入れるだけ・・それに慣れていましたので、どうしてもフル全自動が欲しくなりました。そこで、最新のドラム式を。

 マニュアルを見つつ、洗濯作業と言うよりはボタン操作です。仕上がりはコインランドリーと変わりません。ただし、洗浄→すすぎ→脱水→乾燥までの時間が3~4時間と長い点がその差でしょうか。洗濯パターンもカスタマイズできますので、毎度、実験を試みています。そう、洗濯が楽しいのです。

 かつて、実家では祖母が使っていた洗濯板とたらいがありました。戦後10年で洗濯機が登場するまで、洗濯とは晴れの日のみ、庭で洗濯板をゴシゴシしていた苦行だったのです。そして高度経済成長期、もはや3種の神器などと言われなくなった洗濯機も、全自動や乾燥機が次々と登場し、そして、すべて一槽で完了するヒートポンプ&ドラム式が目の前に・・私の世代で大変な進歩、隔世の感どころではありません。    さらに、トイレも進歩。便座を最新式に取りかえました。暖房便座とシャワートイレが登場して、もう何十年も経ちますが、工事費込みでわずか6万円です。蓋が人感センサーで自動で開き、泡で便器を自動洗浄までしてくれます。この泡、使い勝手に想像力が掻き立てられます。まず、設定によって使用前後に自動洗浄してくれます。また、泡を事前に張ることで、おしっこの跳ね防止を可能とします。また、使わなくても定時に噴射する設定もできます。決定的に掃除が楽になったのです。泡のパターンは色々とカスタマイズできますので、やはりマニュアル片手に色々試しています。そう、トイレが面白いのです。 続きを読む »

 26歳の春に独立以来、ずっと自営業・法人経営と、サラリーマン生活はわずか3年でした。したがって、朝の通勤電車の乗ることは実に32年ぶりです。満員電車はご免ですから、なるべく6時までの電車に乗るようにしています。6時を過ぎなければ、乗車駅から座ることも可能です。

 高校生の時は巣鴨までおよそ50分、満員電車と格闘しながら、3年間皆勤を果たしました。遅れたのは中核派のテロで山手線が前面ストップした日だけ、もちろん、公休扱いのため遅刻はノーカウントです。その3年間の苦労から、「就職したら通勤のない自営業に」と固く誓ったのです。

 その誓いは32年続きましたが、この夏から通勤電車に揺られることに・・。しかし、満員ではなく、八丁堀までの乗車時間およそ47分、座っての通勤ですから楽です。乗客も、かつては真夏なのにスーツ・ネクタイ姿の会社員が普通でしたが、現在、ほとんどの会社員は爽やかクールビスの姿です。昭和・平成に比べて、マナーも向上したと思います。肩がぶつかっただの、ケンカ・小競り合いも減ったように感じます。また、女性専用車両の効果から、痴漢騒ぎも減ったと思います。痴漢は女性特有のリスクではなく、男性にとっても冤罪のリスクがあるのです。    全体的に通勤電車はスマートになったと思います。世の中は少しづつ良くなっている、好感をもちました。 明日からお盆休みをいただきます。

 

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 例年7月20日から24日に行われる「恐山大祭」と、10月上旬の連休に行われる「恐山秋詣り」には、イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼んでくれるとあって、多くの人達が列をなし、あの世からのメッセージを聞きに恐山に集まります。  洋の東西を問わず、降霊術はみられます。とくにモンゴロイドの間では、交霊の媒体となるシャーマンの存在が、世界各地の文化圏に類似しています。南米インディオでも、踊り狂ってトランス状態となった巫女が死者を降ろして吉兆を占うそうです。沖縄(ユタ)や東南アジアでも似たような風習があるようです。イタコの存在はもちろん知っておりますが、今回、詳しいことを寺社内で初めて聞く事ができました。   続きを読む »

 長きに渡り、北海道など認識の範疇になかった日本人にとって、地の果ては青森県の下北半島でした。その半島にある日本三大霊園と言えば恐山です。ここはこの世の果て、「人は死ぬと山(恐山)に行く」と信じられてきました。長年、訪問を期しておりましたが、ついにこの夏、参拝を果たしました。      恐山菩提寺の創建は862年。慈覚大師円仁が夢のお告げに導かれ、諸国に教えを説いた旅の果てに、開山したと伝えられています。境内を外れると硫黄が沸き立つ岩山に経路が設けられ、有名な賽の河原があります。生花が持たない環境ゆえ、代わりに風車がそえられています。カラカラと回る風車が物悲しい雰囲気を象徴しています。   続きを読む »

 たまに実家に戻って、せっせと片付けを進めています。多くは両親の持物ですが、その量が実に多い。人は生きている間にこうも物を持つのか・・断捨離ができない内に亡くなってしまう人は多いと思います。    さて、粗大ごみは数百円のゴミ券を貼って、市に予約、業者に回収してもらいます。たいていはボロボロのゴミでしかないのですが、フェンスのない実家前に置いておくと、いくつかは持ち去られます。多くは夜間にトラックでさっと回収するようです。これは、まごうことなき盗難になりますが、しょせん捨てるゴミ、警察に届けはしません。

 ただし、ゴミ券を貼った後に持っていかれるのは、ちょっと複雑です。ゴミ券の費用が無駄になるからに他なりません。そこで、1種間程度の間、粗大ゴミを置いておいて、回収日の直前にゴミ券シールを貼る手順としました。これなら、誰も持っていかない物にだけ費用がかかる形です。

 ところが先週、壊れたイスを10日程置いておき、翌日の回収に備えて日曜日の朝にゴミ券を貼ったところ、わずか2~3時間後に無くなっていました。朝の往来に、さっと軽トラやワゴンで持ち去ったのでしょう。ゴミ券を返してほしいところです。    このように、実家周辺は何の変哲もない住宅地ですが、ゴミ回収業者≒盗難者が常に巡回しているのです。以前も、ゴミではなく、うっかりしまい忘れた鉢植えの花や植木鉢なども持っていかれました。あまり盗難者を調子づかせるのも問題です。ゴミの持ち去り程度から、将来の犯罪を助長する懸念があります。やはり、防犯カメラの設置を検討すべきでしょうか。    

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 この秋、実家の自動車保険が更新です。無事故割引は最高等級なので、事故はなくとも更新ごとに掛金がガンガン上がっていきます。この夏の値上げに加えて年明けにも・・他社さんも時期を違えど値上げが続くと思います。仕方ないと思う反面、値上げしたくてもできない業者、何より消費者へ負担増、弱肉強食の社会と思っています。   <以下、日本経済新聞さまより>   自動車保険料、5%値上げ 損保ジャパン、27年1月    損害保険大手の損害保険ジャパンが自動車保険料を2027年1月から平均約5%引き上げることが24日、分かった。今年7月に平均約1.8%引き上げたが、修理費用の高騰で保険金の支払いが増加しているため、さらなる値上げに踏み切る。

 インフレや人件費の上昇で同社の26年4~6月の修理費単価は前年同期比で7.9%増加。同社関係者によると、27年3月期通期の自動車保険の収支は赤字予想で、値上げにより収支の改善を図る。

 自動車保険を巡っては他の損保大手も値上げする方針で、東京海上日動火災保険が10月に平均約6.5%引き上げる。    認可事業は国に認可さえとれば、容易に値上げが可能です。一方、人件費、原材料、燃費の高騰を受けても、そう簡単に値上げできない業者の方が大多数と思います。保険会社は強者です。しわ寄せは常に弱者へ、なのです。      

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 病院に診断書や画像を代理請求することが、弊所の日常業務の一つです。今日は一つ愚痴をこぼします。

 10院に1院あるかないかの確率ですが、病院にお金を送金後、「領収書下さい」と言っても拒否されることです。    領収書の発行について民法では・・    民法第486条:「弁済をする者は、弁済と引換えに、弁済を受領する者に対して受取証書の交付を請求できる」    受取証書=領収書となります。法律上、顧客が代金を支払った際、事業者は請求があれば領収書を発行する義務を負います。さらに判例では、「代金の支払いと領収書の発行は「同時履行」の関係にあり、支払人は領収書が発行されない場合、支払いを拒否することも可能です。    この常識とも言うべきルールについて、病院が例外とされることはありません。つまり、領収書の発行義務に対して、正当な理由なく拒否することは、違法を構成するのです。当然ですが、病院以外での買い物や取引で、領収書発行を拒否されたことなど一度もありません。

 一方、領収書を拒否する病院に、そのような違法認識はなく、窓口はじめ院長先生はどこまで偉いのか、然したる理由もなくあっさり拒否するのです。また、「窓口支払なら発行しますが、振込では発行しません」との謎ルールを振りかざす院もあります。通販大手アマゾンは、何も特別なサービスで領収書を発行しているわけではありません。法律上の義務として、希望しない購入者を除いて発行しているのです。病院も例外ではありません。なんやかんや言って拒否るするのは、せいぜい1/10程度(多いと思いますが・・)の病院ですが、毎度呆れています。

 ネットの書き込みや★評価でも、病院は散々な書かれようです。飲食店では、その評価や★で潰れてしまうこともあります。対して、「気に入らないのであれば他所の病院に行って」とも言わんばかりの病院は、どう書かれようと潰れない無敵の存在です。しかし、競争の原理のない社会は、それに甘んじている者達の怠惰・劣化に直結します。人の生命を預かる治療機関、大きな責任を担うことに尊敬はあります。しかし、悪い方に転じれば、責任ではなく人の生命を握って胡坐をかいていることになります。

 良い意味で、病院を競争原理の慮外としてはいけないと思います。悪評から潰れる病院があった方が健全な社会と言えます。少なくとも、法律には順法であるべきと思います。    もう一つ言いたいことがあり 👉 病院の常識、世間の非常識 ②  

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 肩関節脱臼のほとんどは前方脱臼です。本件は珍しく背中側・外側への脱臼で、整復後も肩の機能障害が残りました。つまり、酷い症例なのです。

 ここで、単に等級を取るだけが秋葉事務所の仕事ではありません。仕事へ復帰できるよう、専門医の再手術含め異例となる長期間の治療を選択しました。それでも、確実に12級だけは押さえ、1千○百万円の賠償金を確保しました。   回復と賠償金、二兎を追いました  

12級6号:肩関節脱臼(40代男性・埼玉県)

【事案】

バイクで直進中、右折する対向自動車と衝突、右肩関節の脱臼と肩腱板損傷となった。脱臼は大変珍しい後方脱臼であったが、救急搬送された病院で脱臼を見逃され、「1週間後に来て下さい」と帰された。翌日、肩の異常から別院に行って脱臼が判明、急ぎ整復(数人がかりで肩関節を戻す)とした。   👉 肩関節脱臼   その後、1度の手術を経てリハビリを継続するも、肩関節の可動域制限が続き、仕事に戻れないまま4カ月経過、この時期に弊所に相談が入った。   【問題点】

定石通り、このまま可動域制限で等級を抑えて解決へ進めるか・・しかし、脱臼を戻せば限りなく治ると考える自賠責は10級認定をためらうはず・・様々な予想から判断しなければならない。何より、このまま肩関節が半分も挙がらない状態では、現場仕事への復帰は到底叶わない。熟慮の結果、肩関節の専門医にお連れすることにした。

そこで、拘縮した関節の組織を剥がす再手術を慣行、可動域回復の訓練をやり直す事とした。結果、回復から肩の機能障害の等級は下がるが、確実に12級認定を残すレベルまで回復させて申請する方針とした。   【立証ポイント】

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 今月から事務所近くにある社員寮を引き払い、生活拠点を実家に戻しました。自宅で寝起きすること自体、生活上の便利はありますが、事務所へ片道55分の通勤が負担となります。

 学校を卒業以来、通勤を伴ったサラリーマン生活はわずか3年しか経験していません。それ以外はすべて独立自営で通してきました。今月からは、あれほど嫌った通勤電車・・まるでサラリーマンに戻ったようです。

 しかし、案に反して電車は昭和の殺人的な混雑ではありません。押し合いへし合いの乗車など皆無、なんと座ることすらできます。早い時間帯、6時30分前後の電車であることだけではなく、時差通勤の会社が増えたこと、在宅ワークでの通勤減少、学生の減少、色々な要素のおかげと思います。

 しばらく通勤生活が続きますが、せめて事務所にソファは欲しいなと思います。いつも休憩の際は、折り畳みできる簡易ベッド(↓)にゴロンとしていますので。    

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【事案】

バイクで直進中、右折する対向自動車と衝突、右肩関節の脱臼と肩腱板損傷となった。脱臼は大変珍しい後方脱臼であったが、救急搬送された病院で脱臼を見逃され、「1週間後に来て下さい」と帰された。翌日、肩の異常から別院に行って脱臼が判明、急ぎ整復(数人がかりで肩関節を戻す)とした。    👉 肩関節脱臼   その後、1度の手術を経てリハビリを継続するも、肩関節の可動域制限が続き、仕事に戻れないまま4カ月経過、この時期に弊所に相談が入った。   【問題点】

定石通り、このまま可動域制限で等級を抑えて解決へ進めるか・・しかし、脱臼を戻せば限りなく治ると考える自賠責は10級認定をためらうはず・・様々な予想から判断しなければならない。何より、このまま肩関節が半分も挙がらない状態では、現場仕事への復帰は到底叶わない。熟慮の結果、肩関節の専門医にお連れすることにした。

そこで、拘縮した関節の組織を剥がす再手術を慣行、可動域回復の訓練をやり直す事とした。結果、回復から肩の機能障害の等級は下がるが、確実に12級認定を残すレベルまで回復させて申請する方針とした。   【立証ポイント】

専門医の協力はもちろん、相手保険会社からとやかく言われない労災治療を最大利用した。労働基準局に掛け合い、2年近い治療の末、肩関節の回復程度とタイミングを見極めて申請し、12級6号の確保に至った。

その後、連携弁護士の交渉で解決に至る。治療と賠償、両者のバランスの良い解決となった。   (令和7年6月)  

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部位別解説 保険の百科事典 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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