解答は2つです。夜と昼では、見通しの良し悪しから割合が違います。
 
(昼) ① 車 70 : 人 30 
 
(夜) ② 車 50  :  人 50 
 
 自動車から横臥者(四つんばい、座っているなども含む)が発見しやすいか否か、それが昼、夜の差になっています。したがって、夜でも明るい場所であれば、車60 : 人40 と、10%の修正が入ります。

 横臥者が眠っているか、泥酔しているかも問われそうですが、修正要素には書かれていません。主な修正要素は下記の通りです。
 
◆ 修正要素

・ 幹線道路: (昼)人に +10  (夜)人に +10~20   

・ 住宅街・商店街: (昼)人に -5  (夜)人に -10~20   

・ 児童・高齢者: 人に-10

・ 幼児・身体障害者: 人に-20

・ 明るい場所: (夜) 人に-10
  
 本日は大宮セミナーでした。この問題の正答率は高かったと思います。夜間、酔っ払いがひかれる事故は多いのかもしれません。弊所の受任案件では、そのまま自動車が逃げてしまった件もありました。