一番軽い後遺障害である14級9号ですが、その最終的な賠償金はバカにできたものでありません。主婦であっても、300万円を超すお金がお財布に入ります。痛みが半年も続けば、保険会社の治療費対応を止めて、後遺障害申請の一手のみです。

 ただし、骨折等明らかな損傷、画像所見が乏しい中、症状の一貫性と受傷機転など信憑性からジャッジされますので、時には苦難の末の認定となります。必然的に再請求=2度目の申請による認定も多くなります。今月の認定から、味のある認定を2つ紹介します。
 
   いずれも簡単ではありません
 
併合14級:膝関節挫傷(40代男性・東京都)
  
非該当⇒14級9号:頚椎捻挫(20代男性・静岡県)