先週土曜の相談会の所感を。参加者は5名と少なかったのですが、高次脳機能障害のご相談が2件あり、ボリューム感はありました。
毎度の愚痴ではありますが、毎回複数、弁護士に委任済みの被害者さんがおります。今回も例外なく、既に契約した弁護士が何もしてくれない、説明がわからないなど、対応に不満を持っておりました。無理もありません、HPで「交通事故に強い」とうたっていても、担当した弁護士は高次脳機能障害の扱いなどめったにないか、あるいは初めてなのです。さらに、損害賠償の場面まで、病院対応、検査誘致、諸手続きなどまったくの素人です。被害者にあれこれ場当たり的なアドバイスはしますが、結局、等級がでるまで待っていますの姿勢なのです。
何度も訴えておりますが、高次脳機能障害など繊細な立証が望まれる傷病名の場合、バッチをつけているだけの素人に任せてしまっては、解決までの苦労は目に見えています。等級によってはご本人、ご家族の一生がかかっているのです。慎重に弁護士を選ぶことはもちろん、間違った選択をしてしまったら、弁護士交代を厭わずにと思います。
どの業種に言えますが、宣伝文句と実力は別です。クリーニング屋さん、大工さんも、その技術や対応に差があるように、残念ながらこの原則は弁護士や病院にも当てはまるのです。私達は、その双方に毎日のように出入りしているのでわかるのです。マーフィーの法則にも「優秀2割、ダメ2割、どっちつかずが6割」などと・・。
交通事故解決に向けてのロードマップは計画的に進める必要があります。最後の賠償交渉や裁判の前に、やっておかねば取り返しのつかないことがたくさんあるのです。毎回、相談会でのため息でした。


ご参加の皆様、暑い中ありがとうございました。


危うく12級を取りこぼすところでした
さて、本件は「変形」を逃したものの、器質的損傷の残存、つまり、骨は元通りになっていないことが認められて12級13号となりました。仮に変形の5号が認定されたとしても、「痛み」の継続で、逸失利益10年獲得を目指し、神経症状を内包した認定結果を目指しますので、むしろ、連携弁護士はやり易いと思います。
鎖骨は奥が深いのです

被害者の純粋な人柄や知識の無さにつけこむ・・・怒らなければなりません

しかしながら、来月は最大のピンチを迎えそうです。通常業務をこなしながら、事務所の引越しが始まるからです。かなり、日誌が滞るかも知れません。それを取り戻すには8月までかかるかと思います。厳しいですが、これも乗り越えるべき一つの試練と思っています。(本日のような駄文も含まれそうです)
むち打ちと言えど、症状が深刻で神経症状を発露している患者さんは、やはり、長期的な治療計画を見据え、後遺障害の認定を目指すべきでしょう。それには医師の下で治療を進める必要があります。しかしながら、お仕事や家庭、地域の事情から病院でのリハビリ通院が叶わないこともあります。その場合は、本件のような方策をとります。審査側である自賠責に個別の事情を説明することも、重要な立証作業です。14級9号の認定は、訴えの信憑性につきるのです。
2、日大アメフト部、反則タックル問題





