事務所は通常営業ですが、連日の激務でかなり疲労困ぱい。補助者に任せて本日は少しお休みをいただきます。電話・メールは対応します。

 決してサッカーを観るためではありません。外を見ると今朝の通勤時間は人が少ないように感じました。

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 先日まで①~⑤のシリーズで軽傷事案の解決方法について長々と書きました。

 保険会社と妥協的な示談解決でもそれほど損はでない・・・このような結論が見えているのに、数字を出してシミュレーションしてみました。冗長で無意味な文章にも思えましたが、一度整理しておきたかったテーマでした。  

 さて、類似のテーマ・解説をネットで探してみました。結果は市販されている交通事故解決本の教科書的な記述一辺倒でした。専門家を名乗る弁護士や行政書士のホームページのほとんどが教科書的な解説で、自らの言葉で語っているページは少ないようです。そこで思い当たるのがホームページ製作会社のひな形です。業者によると販売用に「交通事故弁護士」「交通事故行政書士」のひな形が完成されているそうです。それにはノウハウ、知識のコンテンツがぎっしり詰め込まれています。制作を依頼した事務所は定型化されたものを流用しているに過ぎないのです。どうりで同じような解説ばかりだなぁ、同じ本から写しているのかな・・と感じていました。専門家を名乗る法律家が自らの言葉で書いていないのは寂しい限りです。

 依頼者(被害者)が自らの窮状を救ってくれる専門家を綿密に調べているとします。やはり頼りになるのはホームぺージです。しかしそこで書かれていることを信じていざ面談してみたところ、対応した先生がホームページに書かれていることをまったく理解していない、説明できない?なんて珍場面も想像できます。

 しょせんホームページは宣伝媒体、言わば食堂のディスプレイです。しかし席に着いて注文したらメニュー(写真)と違う食べ物がでてきたらどうでしょう? 

 と言いながら、このホームページも交通事故110番のコンテンツをリンクしています。書かれていることは責任を持って説明できるよう、必死に勉強・実戦を積んでいるつもりですけど・・・

   やはり自らの言葉で語る、記事を作っていく、これを愚直に続けていきたいと思います。

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 医療調査、障害立証を業とする私の仕事は「交通事故被害者の救済」を信条としております。しかし相談にいらっしゃるすべての被害者を助けるわけにはいきません。被害者に中には一定数の詐病者、心因性被害者が混入しているからです。

 各地の相談会で「この被害者はおかしい」と判断せざるを得ない場面があります。交通事故相談では受任してはいけない被害者を見抜かなければなりません。しかしこれがなかなか難しい。交通事故の経験豊富な弁護士でさえ騙されることがあります。どうやって見抜くのか?そこで少し古い話題ですが、興味深い記事を目にしましたので引用します。話題の二人について学者の難しい分析より、マジシャンであるマギー司郎さんの意見に大いに共感しました。  

 「5月10日『東京新聞』 虚と実のあいだ」 より

 obo「…テレビ、舞台は心が映るレントゲン」って弟子たちには言っているんです。身振り手振り口ぶりを通して自分自身が全部出てしまう。佐村河内さんの謝罪会見を見たけれど、隠し事をしているように感じたなあ。一方、小保方さんはうそを言っているようには見えなかった。何か思い込み、考え違いが根っこにあったのかもしれないね。…」  

 すっと得心しました。私は話題の二人の記者会見と交通事故被害者の観察に類似性を感じます。もちろん二人を詐病者、心因性と断罪する文意ではありません。マギー師匠の観察に同じく、この2人の記者会見から被害者を見抜く・見分けるコツがあるように思ったのです。言い換えると確信犯と盲信者の違い、でしょうか。

 詐病者は何らかの目的をもって、それはもちろん保険金・賠償金ですが、嘘の傷病、重い症状を装います。これは犯罪者なので絶対に排除しなければなりません。また心因性被害者も困ったもので、悪気はないにせよ自身を重大なケガと思い込み、本当にどんどん悪くなっていきます。信じる者にはどんな説得もお手上げです。これも事故の保険・賠償金の対象から遠ざけなければなりません。一概に言い切るには乱暴ですが敢えて言いますと、詐病者は男性に圧倒的に多く、心因性被害者は圧倒的に女性に多いようです。    保険会社は常に疑いの目をもって被害者に対峙しています。私たちは本当に助けるべき被害者と排除すべき被害者を見分けなければなりません。問題のある被害者を助ける事は保険会社の支払いをより頑なにするだけではなく、保険会社からの信用を無くすことになるからです。

 新人の補助者、期の若い弁護士と一緒に仕事する機会が多い中、なかなか難しいのですが、見抜く目を感覚的に教えていくしかありません。被害者をよく観察することが基本としながら私もよく迷っています。  

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 淡いブルーの照明にプカプカ熱帯魚が漂っています。ここはバブル時代の生き残りともいえる水槽のあるバー、今や都内でも絶滅種のお店です。魚をみながら飲もうということでしたが、ここは打ち合わせに来るようなところではないです。   26.5.20 趣向を凝らした店内はいたるところに水槽があって水族館のよう。通路にも水路が走っていて、水のせせらぎに癒されます。

 落ち着いた雰囲気で仕事より釣り話が中心となりました。しかしこの3年ほど、趣味に割く時間はなく竿を出すことは皆無。これは少々危険なことです。人間は同じことばかり繰り返していると脳細胞の活動が低下するそうです。つまり柔軟な発想やひらめきが起きなくなる可能性があります。日々の業務をルーチン化することも大事ですが、常に変化による刺激を与えて脳を元気にしなければなりません。

   やはり仕事を離れた行動も必要です。もう少し時間を上手に使い、仕事以外の時間を確保したいところです。

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 暖かいさわやかな日が続きます。事務所の窓を全開にできる季節となりました。  喧騒少ない日曜日ながら、外から聞きなれない声が聞こえてきます。事務所の眼下を見下ろすと祝橋でドラマの撮影が行われていました。しばらく仕事の手を休め見学です。

20140427172028 ← 肖像権に配慮、ここまで    サラリーマン風グレーのスーツのオダギリジョーさんとテレビでよく見る女優さんが祝橋で会話しているシーンのようです。ドラマのタイトルはわかりません。  会話のシーンが何度も繰り返されます。そのたびに通行人のエキストラは位置に戻って歩き直しです。通行人役も大変です。日曜日の午後なので通行人は少ないのですが、それでもスタッフは周囲に気を付けて野次馬が近寄らないようにピリピリしています。ここ事務所の窓から見ていても迷惑にならなかったかな?映らない位置と思いますが・・。  事務所内で弁当を食べながら見学、約3時間の休憩となりました。

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 ツイッター、フェイスブック等は手を付けず、頑固にブログ更新を続けております。少し日誌が滞ってきたので「つぶやき」で埋めます。手指の骨折・脱臼シリーズはあと一つ、これは次回で完結させます。

  〇 初夏のようにシャツで過ごした次の日はばかに寒い日、いつまでたっても冬服と入れ替えができない。寒暖の差が激しい4月は体調管理が難しい。  

〇 先日、保険代理店時代の仲間が多く所属する法人代理店を訪問。保険業界も吸収合併で大変革期です。厳しい時代ながら保険営業を続けている人たち・・本当にたくましい。  

〇 メディカルコーディネーターが1人辞める。しかし今月から補助者行政書士が1人加入。当事務所は厳しいけど頑張って欲しいものです。やはり優秀な人材の確保は難しい。求人が常態化しています。「雇用も縁でしょう」と達観した境地。  

〇 ネキシウムの効果すごい。胃の修復はなされたよう。しかし根本的には生活習慣の改善が必要。家に帰らない生活はやはり問題。  

〇 最近ボブ・ディランが来日したらしい。ポール・マッカートニーの来日公演も行かなかったが、また今年来るらしい。毎度、これが最後と言いながらまた来そう。ポールは前回来日に観戦した相撲にはまったよう。それでまた来るのか?  

〇 音楽ネタもう一つ。ベートーベンのピアノソナタ「月光」「悲愴」が大好き。主題程度なら自ら弾く。そして悲愴のメロではビリー・ジョエルの「This night」を歌ってしまう。GWは事務所にピアノを置こう。まぁ電子ピアノが限界だけど。

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 今日は久々に一日事務所です。ここ数日胃の調子が良くありません。明日から「法律家のための実務講座」で大阪入りなので、やはり体調に不安を残さないためにも本日胃腸科へ行きます。毎日病院へ行っているのに自分が行くのは億劫で気が引けます・・

 すみません、記事はお休みさせて下さい。

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 今朝から胃がムカムカ、ちょっぴりシクシク痛みます。でも大したことはないので心配しないで下さい。ムコスタ(胃薬)をもらいたいところですが、今日の病院同行はあいにく耳鼻科です。花粉症の患者さんが多いかな。    今同行は難聴・耳鳴りの被害者さんで、まずオージオメーターの検査結果の確認が目標です。数回の検査データを確認できました。さらに耳鳴りのピッチマッチ検査、ラウドネスバランス検査の追加をお願いし、即、主治医は快く応じて下さいました。そしてそのまま診断書の依頼まで進みました。このように順調にいくことは珍しいものです。  おかげで次のアポに間に合わすため、病院からタクシー⇒大宮駅から新幹線⇒上野駅からダッシュで目的地、この間わずか35分で移動しました。移動時間の新記録です。アスリートかっ!   

耳鳴りの検査

 耳鳴りとは、どこからも音が聞こえないのに、耳あるいは頭蓋内に音を感じる状況です。 被害者の多くは、昼間は何ともないが、夜、布団に入るとジンジン、ザワザワとして眠れないと訴えます。また嘘難聴ですっかり有名になったS氏も記者会見で、音が(雑音交じりで)ざわざわ・ガサガサ不明瞭に聞こえると言っていました。これも難聴を伴う耳鳴りの一種と言えます。  難聴の発症・原因ですが、聴覚伝達路やその周辺に何らかの異常があって発症すると考えられていますが、医学的には未だ十分に解明されていない状況です。  

ピッチ・マッチ検査ラウドネス・バランス検査で立証します。

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30dB 以上の難聴を伴い、著しい耳鳴りを常時残すことが他覚的検査により立証可能なものは 12 級相当となります。

 30dB 以上の難聴を伴い、常時耳鳴りを残すものは 14 級相当と認定されます。

   注意が必要なのは30db以上の難聴が伴わねば、耳鳴りは認定されないことです。耳鼻科の医師も「通常、難聴のない耳鳴りはない」と認識しています。

 

 毎日被害者の同行で病院に行ってはいますが、自分自身が診て頂く暇がありません。昨年4月胃カメラ検査して早一年、今年も胃腸科に行かねばなりません。4月に入ったらまとまった休みを取ることが目標です。  

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 厚木から戻り、昨日は仙台の高次脳機能障害の被害者の症状固定でした。

 事故から間もなくの受任でしたので、1年が経ったわけです。だいぶ回復したとはいえ、少なからず障害が残存しています。今後は仕事への復帰と補償問題に取り組んでいくことになります。等級申請が最初の勝負どころです。完璧な診断書のために医師との折衝が続くと思います。

 さて本日は大宮相談会です。平日開催で参加者は少な目ですが、しっかり対応していきたいと思います。少々バテ気味、有用な記事はお休みさせて下さい。月末までに「排尿障害」、「味覚障害」、「TFCC損傷」、「骨端線損傷」の異議申し立てを仕上げなければなりません。事務所は画像CDと医学書が山のように積み重なっています。むち打ちなら他の業者に任せてしまっても良いのですが、マニアック部門は私たちがやらねばなりません!お待たせしている依頼者の皆さん、もうしばしのご猶予をお願いします。

 今日は東京の開花予想日です。事務所は戦争状態の年度末、なんとか乗り切ります!

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 今月に入ってから事務仕事に没頭する毎日です。税金の申告も重なって、食事・睡眠時間以外はほとんど時間を確保できません。相変わらず要領の悪さを反省しています。体を壊さないよう、ほどほどに頑張っています。

 明日は終日、有楽町相談会、そして日曜は地元越谷市の弁護士事務所で被害者面談が一件です。ようやく2週間ぶりに帰宅がかないます。最近は月に2、3日しか帰宅できません。それより、なによりお待たせしている依頼者の皆様へご迷惑をかけないよう、春からは事務所陣容の充実を急がねばなりません。

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 今日は珍しく一日事務仕事で事務所に缶詰め。外に出ないつもりでしたが、夜に損保ジャパン以来の代理店の同期が来所しました。現在、この代理店さんに私の保険部門を任せています。  お互い同期入社で共にバブル崩壊~金融ビックバンの時代に保険営業をしてきました。この20年は日本の保険業界の一大転換期であったと思います。

 アメリカは80年代初頭に金融再編を済ませ、保険会社はアンダーライティング(保険の引き受け判断)のみを業務とし、スリム化に成功しています。日本の保険会社はそこまで割り切れませんが、ご存じのように合併を繰り返し、経営の合理化推進中です。同じような歴史をたどりつつも、日米の大きな違いは代理店のあり方です。

 アメリカでは個人経営の代理店はほとんど存在せず、一企業の体制でブローカー業の形態をとっています。また特定の会社の専属は稀で、複数の保険会社を対象に「保険をいくらで引き受け、いくらで保険会社に売る」、この利鞘で営業しています。一方、日本の代理店は保険会社の専属、もしくは乗合(いくつかの会社と取引)として保険会社傘下に連なっています。そして保険会社の決めた料率が絶対で、代理店はそれに従うしかありません。アメリカのブローカーのように対等ではなく、保険会社に従属している状態と言えます。もちろんそれが日本型経営として、保険会社と代理店の親密度が高いことが、高度経済成長期では効率の良い関係であったと思います。しかし代理店手数料の自由化(実質、大幅な引き下げ)後、保険会社と代理店の関係に弱肉強食の論理が加わりました。売上の少ない代理店は手数料を下げる、他社の保険を扱えば手数料を下げる、会社の言うことを聞かない代理店も手数料を下げる、そしてついてこれない中小代理店は他代理店と合併や廃業へと追いやられます。会社の生き残りのためには切り捨て御免なのです。結果として日本の代理店のとくに家業・個人事業主としての命脈は尽きようとしています。大型法人代理店も生き残りの合従連衡(小型代理店の吸収、合併)が続いていますが、規模が大きくなっても事務負担・人件費の増大で純益が上がりません。自動車も減る、人間も減る・・・当然、全体の保険の売上げは下降線の時代なのです。代理店は保険会社の決めた手数料に対し、アメリカのように交渉する手段を持たず、経営体力を維持するに汲々としています。つまり、日本の代理店はアメリカのようにブローカーに成長しえなかったので苦しんでいると言えます。

 これは保険会社と代理店に限定した話ではないと思います。長びく不況、急激な少子高齢化で、右肩上がりの経済構造はもはや望めません。そして企業を潰さないため、労働者派遣法の改正等で益々個人より企業の保護が進んでいます。国道沿いに大型商業施設ができて街の商店街が消えていくように、産業構造の変化がどの業種でも進んでいるのです。

 そのような歴史をかみしめながら築地のお寿司屋さんで2時間。そしてかつての共通の上司や同期の仲間たちの話題が続きます。変わっていく世の中と変わらない人間達・・・お互い、いつの間にか歳を重ねました。

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 ホームぺージのトップに昨年の実績数字を挙げました。

 年間相談件数352件 申請数72件 認定率89%

 この数字について補足説明をします。

 相談件数は実際にお会いした被害者さんの総数です。電話・メールのみの相談は含まれていません。本当に一年間に352人も会っているの?確かに一人の行政書士としてはあり得ない数です。しかし事実、昨年参加した相談会は32回に及び、参加されたすべての相談者の総数が352人なのです。首都圏各県の弁護士の協力と、全国各地の行政書士、NPO法人が連なるチームで共同開催していますので多くの被害者さんと面談による相談が可能なのです。これは全国の仲間たちも同様です。この経験則が一番の強みと言えます。    申請数は初回60件、異議申立12件です。

 認定率は初回89%、異議申立は43%でした。    相談者の割に受任が少ないのは、無料相談のみで十分にお役に立てた方、もしくは弁護士のみ受任で完了する方がおよそ8割に及ぶからです。もちろん「取りあえず契約をして、ダメ元で後遺障害の申請をしてみましょう」、このような乱暴な受任は排除しています。後遺障害が認められないような被害者は違う解決法を提示します。被害者にとって無駄なお金や時間をかけさせない方が親切と考えるからです。それでも異議申立は43%と苦戦していますね。出来れば無駄な申立を避けたいのですが、そもそも異議申立の成就率は調査事務所によると、ここ数年は7%前後なのです。いかに初回で漏らさず等級認定させることが重要か…数字が示しています。

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 交通事故相談ではまず事故の基礎情報の聞き込みから始めます。名前、職業、生年月日を踏まえ、事故日、事故状況、ケガの診断名など続きます。さらに加入の保険内容、相手の保険内容、病院名と治療状況・・・これらの聞き込みですでに15分は経過します。ここからご質問への回答や問題点の指摘、方策の検討に入ります。一人当たり1時間はかかってしまいます。電話でも30分以上話し続ける必要があります。いずれも基礎情報の聞き込みなくば、正確な回答ができません。だからこそ回答の精度を上げるためにも、基礎情報の質問⇒回答が入力できるメールフォームが大助かりなのです。

 それでも相談の10件中7件は電話となります。残念なのはいきなりかかってきて質問したいことだけ話す方です。中には名前も名乗らない方もおります。いくら無料とは言え、不正確・無責任な回答はできません。それにどこの誰だかわからない方へ踏み込んだ情報を与えることにためらいがあります。やはりメール相談が一番です。先にメール⇒電話相談もしくは無料相談会参加が好ましいのです。

 今回の改定でもメールフォームを少し整理しましたが、前HP同様、踏襲しています。相談の際にはぜひご活用頂きたいと願ってします。

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 新しいホームページのアクセス解析を見ると、今まで投稿した業務日誌に検索が引っ掛かり、訪問してくる方が相当数おります。検索からはトップページよりも多いかもしれません。それだけ被害者さんの知りたい情報に答えているものと思います。  私にとっても過去の記事は重要なデータベースです。交通事故に関する膨大な知識すべてを丸暗記しているのは無理です。したがって相談会等で過去記事をささっと検索して情報の確認をしています。自身にとっても重要な項目なのです。

 今改定、右のスペースに日誌カテゴリーを検索しやすいように整理・表示していただきました。日々コツコツ記事出しした内容が自らを助けてくれるのです。

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 以前から懸案となっていた報酬の改定を行いました。  今までも契約内容に柔軟性を持たせ、依頼者さんの事情に合わせて「着手金」を頂かないことがありました。とくに等級獲得後、連携弁護士に賠償交渉を任せる、もしくは連携弁護士に全面交渉を任せた上で後遺障害申請を秋葉に依頼する場合について、双方に払う報酬が過大とならないように着手金を免じる契約としていました。また弁護士費用特約で着手金を確保できる場合も同様とすることが多々ありました。私は着手金を頂くことを原則としています。しかしこのように柔軟な対応をしてきた事実もあります。この機にわかりやすく表記することにしました。

 こんな感じです。

通常コースⅠ(むち打ち、軽傷)  着手金 5万円+消費税 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

通常コースⅡ(難事案、重傷) 着手金 10万円+消費税 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

着手金不要コース   14級の場合 成功時 20万円+消費税 その他の等級の場合 成功時 報酬(自賠責保険金額の20%+消費税)

連携弁護士に併せて依頼する場合は着手金をいただきません。 非該当の場合は決定時に10万円+消費税のみ頂きます。 

  

今まではわかり辛かったと思います。よりシンプルにもう一工夫してみます。

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 前ホームページで毎日更新し続けた業務日誌はおよそ692件。塵も積もれば山です。これを業者さんが移行作業をしました。しかしカテゴリー分けなどの編集作業が必要です。また基本的なページも改編する予定です。時間がないので前ホームページそのままの移植も多いのですが、さすがに古くて陳腐!これは少しずつ改編していきます。  通常記事はもう少し待って!

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 年に1~2回、雑誌等の取材依頼があります。公共性の高いものはもちろん、テーマが有意義であればできるだけ協力しています。全国紙ともなれば取材費を頂くこともあります。しかし先日の依頼には一言 言わずにはいられません。

 聞いたこともないようなビジネス誌からの依頼です。なんでも東京で活躍する経営者のインタビューを毎号、数十人掲載している雑誌だそうです。そしてインタビュアーは引退した某プロ野球K選手。もうこれでお解りの方もいると思います。これは純粋な取材ではありません。内容もなんだかとってつけたようなテーマで、今回は「起業は人なり」?だそうです。そして取材に対する報酬などはなく、逆にK選手へのギャラを取材される側の私が負担してくれと・・・。普通、取材であれば雑誌社から些少なりとも報酬があるか、公益性のある雑誌であれば無償もあるでしょう。本件は「お金払えば有名人に会わせます。雑誌に載せます。」なのです。100歩譲って宣伝効果があるタイアップ企画でなければ理屈が通りません。今回は即座に「あぁよくあるやつね、お断りします!」と電話を置きました。

 これはつまり、引退したプロ選手や(売れなくなった)芸能人のプロダクションと組んだ、「営業」なのです。雑誌掲載のお題目と有名人をエサにお金を集める商法です。この雑誌社は雑誌を売ることなど主たる目的ではありません。取材されるの側の経営者達からお金を取って、有名人に会わせる=有名人の小遣い稼ぎの段取りをしているに過ぎません。おそらくそこからバックマージンもせしめているのでしょう。だから「雑誌の取材・掲載」などはまやかしです。それでも有名人や宣伝効果(こんなとってつけたような出版物ではほとんどないはずですが・・)に釣られて引っかかる人もいるのでしょう。

 このように人が食いつきそうなお題目を見せかけ、実は違う狙いで稼ぐこと・・・私は「すり替え商法」と名付けたいです。

 世の中「すり替え」が蔓延しています。翻って私たちの業界は士業です。より倫理観が求められる世界です。しかし、どうかなぁ?という表現も蔓延しています。

 例えば 「着手金無料」

 いかにも被害者救済的な言葉を並べていますが、「費用は結果がでてからでOK」、しかし「報酬は経済的利益の10%+20万円」となっています。ん?20万円ってこれ着手金相当額じゃないの?つまり「着手金無料」ではなく「着手金後払い」が正しい表現のはずです。

 着手金の設定についてはどうも胡散臭さを感じてしまいます。私は原則着手金を頂いています。なぜなら病院同行など、実動する際に交通費や日当がかかります。着手金無料はこれを立替えている状態です。もし途中で事情により解約した場合や、結果が伴わない場合でも結局後で請求することになります。したがって先にもらうべきなのです。それだけ実動業務に自信と誇りを持っています。無料や立替えなど不健全に感じているのです。それに依頼者側にも出費が伴う、ある意味、相当の覚悟をもって委任していただきたいのです。それでも「着手金無料」が多いのは、商売上の競争からの理由と思います。どの事務所も思案のしどころですね。

 しかし内幕をばらせば、着手金無料のところはほぼすべて自賠責保険に委任請求を行っています。これは保険に請求する際、認定された保険金を依頼者の口座に入れず、まず行政書士・弁護士の口座に入金させてしまうことです。そこから交通費や報酬を差っ引いて依頼者に送金しますので、決して取りっぱぐれがないのです。事務所にとって着手金無料でも後で確実に回収できるのです。報酬全体をよく見れば特別な値引きとなっていないことがわかるはずです。とにかく商売上「無料」でまず契約を確保すべし!なのです。だからこそこれも「被害者に優しい」などの言葉がつくと胡散臭くなるのです。依頼者の為などと言う言葉に「すり替え」を感じてしまうのです。

 もちろん経済的事情で着手金が苦しい方もいるでしょう。しかし私の場合、傷害保険や共済、とくに搭乗者傷害の請求を先行させ、軍資金を確保することによって少しでも着手金をお預かりするようにしています。このようなプレゼン?から私の仕事に価値を感じた方は着手金を渋ることはありません。    いずれにせよ着手金無料は難しいテーマです。掲げるにしても誠実な看板としたいものです。

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 ここ数日、胃の調子が良くないです。昨年胃カメラで検査をしましたが、今年も近いうちに検査したいと思います。さらにしばらく検診していない歯も心配です。したがって今週は胃腸科と歯医者に行きます。

 ちなみに昨年、病院同行(単独訪問含む)は234回に及びました。かなり限界の数字と思います。毎日のように病院に行きながら、健康診断すら逸している始末・・・今年は健康と体力回復、そしてダイエットの年にせねばならないようです。

 いくつになっても虫歯は怖いです。

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部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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