【事案】

横断歩道上で持ち物を落とし、しゃがんで拾っている最中、対抗右折車の衝突を受けた。上腕骨を骨折し、全身に擦り傷を負う怪我となった。

【問題点】

最大の問題は、相手方が無保険だった。裁判を視野に入れた為、まとまった賠償金額の請求上、何としてでも後遺症等級認定を得る必要があった。事故から約6ヵ月間に渡り、醜状痕の確認は勿論、上腕骨の骨折があったため万が一可動域制限や、神経症状が残った場合も確実に等級認定がされるよう、正確な症状の把握と、医師への説明をフォローした。

やはりと言うか、骨折は子供さんらしく骨癒合良好、後遺症なく回復傾向に。ただし、傷の状態から醜状痕として残る事は間違いなかった。骨折までして、非該当では辛い。いつも通り、別紙に醜状痕を記載頂き、写真と共に提出も、自賠責から非該当の結果が返ってきた。

【立証ポイント】

コロナの影響か、内部規定の変化からか、醜状痕の面接は少なくなった。写真を確認した自賠責からは「醜状痕の面積は等級に値しない」との回答。納得がいかず、同じ病院にもう一度出向き、主治医が異動した為、代わりの医師に改めて醜状痕の計測をして頂く。

異議申立書には2度の医師による計測で、14級に該当する面積と判断されている旨を記入し申立を行う。「なんなら面接をして!」と訴えた。

今度こそ自賠責から14級の認定を受け、ようやく交通事故解決の前半戦を終えた。

(令和3年6月)  

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 緊急事態宣言下、出張立ち寄りもなく、遠征を控えているところですが、ストックされた過去の温泉をレポします。群馬の地味な温泉ですが、知る人ぞ知る、好温泉・良旅館です。

 渋川・伊香保インターを降りた車の流れは、吾妻川沿いの353号線上を延々と西に向かって走ります。およそ、草津温泉を目指す車でしょうか。ただし、吾妻川沿いには、八ッ場ダムで有名となった川原湯温泉があり、他にもいくつか1件宿の温泉が点在しています。その一つ、以前から知ってはいましたが、草津往復でパスが多かった鳩の湯温泉です。その隣には温泉テーマパークとして群馬で名を馳せた薬師温泉があります。この二つに浸かれば、マイ温泉マップの群馬西部は色が塗られることになります。

風情のある一軒宿、関東一円に根強いファンがいるようです。

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部位別解説 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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