相手方保険会社の等級認定前に、労災や傷害保険などで先に後遺障害等級を得て、それらを添えて申請をかける・・事前審査方式は秋葉事務所の得意技です。

 自賠責保険・後遺障害の認定は、調査事務所による調査・審査になります。よって、専門機関による信用性、信頼性があります。対して、個人賠償責任保険や傷害保険、共済は保険会社の担当者が審査するのですから、少し心配です。もちろん、難しい案件は自賠責・調査事務所に諮問することになります。それでも、保険金を支払う側が審査するのですから、心配は尽きないのです。

 この場合、弊所ではその他の補償制度や保険での等級認定を先に得てから提出します。丸々他の結果を踏襲することはないと思いますが、意識する、あるいは参考にすると思います。このやり方で、数々の成果をあげてきたつもりです。他の審査結果を付すことは、被害者有利への意図だけではなく、審査側にとっても助けになっているはずです。

 ウーバーイーツの傷害保険と都民共済で等級認定を得ておきました。  

個人賠償 12級14号:醜状痕(30代男性・埼玉県)

【事案】

自転車にて直進中、自転車と正面衝突し、負傷。転倒によって顔面を強打、顔面に痣が残った。

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