本件は初回申請ですんなり認定となりました。
 
 当たり前のことですが、できれば初回申請で認定を取りたいものです。しかし、むち打ちの14級9号はそうもいかないことが多々あります。ここ数年の傾向として、初回申請ではあっさり非該当、再請求で認定を取るケースが多いのです。

 申請日から2週間で非該当の回答・・・ほとんど郵便の往復期間です。どう考えても申請書類を精査しているとは思えません。「骨折のない打撲・捻挫などは門前払いにしておき、再請求がくるならちゃんとみましょう」との思惑に感じられます。

 交通事故数、とりわけ死亡事故の減少に反して、後遺障害の申請数が増加しています。昔は打撲・捻挫での申請など少ないものでしたが、交通事故に取り組む弁護士の増加、ネット等での情報拡大が、後遺障害申請の増加の理由と思います。そのような背景が”門前払い非該当”を生んでいるのでしょうか・・。
 
助かります
 

14級9号:頚椎捻挫(70代男性・静岡県)

【事案】

路肩に停車したところ、前方不注意の後続車に追突された。直後から頚部の痛み等、強烈な神経症状に悩まされる。
 
【問題点】

事故から5ヶ月後に相談を受けたが、受傷機転も整形外科への通院頻度も十分であるにもかかわらず、MRI検査など、後遺障害申請に向けて動きを全くしていなかった。
 
【立証ポイント】

主治医にMRI検査の紹介状を作成してもらうよう説明し、医師への伝え方も指導した。その後の後遺障害診断にて、医師と症状や診断書の内容を打合せし、等級獲得が期待できる診断書が完成した。

書類の完成が早い病院だったため、症状固定日からわずか1ヶ月後に、自賠責への申請が完了し、40日で14級9号が認定された。

最近は初回申請での認定率が芳しくなかったため、再申請も視野に入れて動いていたが、久々にスムーズな申請手続きとなった。