自分が掛金を払って加入している保険の後遺障害、自賠責保険より厳しいと思っています。
部位や障害の系列によりますが、自賠責保険なら○級が見込めるケガでも、あっさり「非該当」回答が目立ちます。請求を受けた保険会社ですが、以前は自賠責保険に諮問をかけて、等級を認定することが多かった印象です。最近は、どうも諮問した様子もなく回答されてしまいます。
「後遺障害保険金はやらん」との悪意なのか、単にご担当者の勉強不足なのか・・自らが加入している人身傷害保険や傷害保険への後遺障害申請、その再請求の依頼が秋葉事務所でも増加傾向なのです。
骨折後の変形などは、とくに初回では認定されません
人身傷害 12級5号:肩甲骨骨折(20代男性・東京都)
【事案】
バイクで山道を走行中、下り坂のカーブを曲がりきることができず、縁石に衝突して負傷。直後から全身の痛みに悩まされる。
【問題点】
本件は自損事故であるため、自身加入の人身傷害保険で治療を受けていたが、事故から約3年が経過した後、保険会社から保険金案内が届いたタイミングでご相談を頂いた。肩甲骨には穴が開いたままであり、裸体になると脇の下に出っ張りがあるというにもかかわらず、保険会社に提出した診断書には、後遺障害残存の見込みに「無」と記載されていた。
【立証ポイント】
長期間の治療により疼痛はほぼ消失していたため、「体幹骨の変形」に絞って後遺障害申請を実施することになったが、事故当時よりも肥えてしまったらしいので、医師に後遺障害診断書を依頼する予約日までに、体重を落とすようお願いした。
予約日に病院へ同行し、医師へ今回の趣旨を説明の上、レントゲンとCT検査を依頼し、外貌変形についても確認していただいた。変形については、外貌の写真と変形癒合によって出っ張りが生じた肩甲骨のCT画像を照らし合わせた資料を後遺障害診断書に添付し、審査に付した。
審査に時間がかかり、ご本人も不安そうであったが、無事に12級5号が認定された。





