手首には8つの手根骨があります。よく折れるのは決まって舟状骨で、転倒で手をついた際に折れるケースを数例経験しています。しかし、他の骨は初です。
この手の骨折はレントゲンでは不明瞭で、CTやMRIで判明することが多くなります。もしくは、橈骨や尺骨、中手骨が折れた際に、ついでに発見される傾向です。舟状骨はじめ、単独の手根骨骨折は、確定診断が遅れるのです。
本日は埼玉へ病院同行、その画像を主治医医と一緒に観ることができました。確かに珍しい部位かつ、微細な病変部でした。レントゲンでは済まない、精密な画像検査が望まれます。普通は見逃すか、発見に時間がかかりますが、なんとご自身で調べてCT・MRI検査を依頼・・結果、珍しい骨折を発見しました。本来、秋葉事務所がやるべき仕事を先に進めて下さったのです。
実は、本件依頼者さんはベテランの損保代理店さまでした。目の付け所と検査手配はさすがです。 毎度、骨折を予想して検査を促す立場としては、(残念ながら?)楽をさせて頂きました。後遺障害につながるかは、今後の骨癒合と回復具合ですが、解決までしっかりフォローしていこうと思います。



これも貴重な認定例になりました

後遺障害ではなかなか珍しい傷病名ですが、近年増加しており、まとめてみたいと思います。
まず、パニック障害とは、不安障害に属するものであり、その他に「恐怖症」、「強迫性障害」、「外傷後ストレス障害(PTSD)」、「急性ストレス障害」、「全般性不安障害」、「一般身体疾患による不安障害」、「物質誘発性不安障害」、「特定不能の不安障害」に分類されるようです。「不安障害」というのは、精神疾患の中で、不安を主症状とする疾患群をまとめた名称です。その中には、特徴的な不安症状を呈するものや、原因がトラウマ体験によるもの、体の病気や物質によるものなど、様々なものが含まれています。中でもパニック障害は、不安が典型的な形を取って表れている点で、不安障害を代表する疾患のようです。

お手柄の金澤 「レントゲン再検査して良かった!」
頑張りました!

続きを読む »













