【事案】

業務で特殊車両の助手席に搭乗中、優先道路を走行してきた自動車と衝突した。横転したため、全身を強く打ち、上腕骨を骨折、肘あたりに大きな傷を負った。以来、患部の感覚が低下した。   【問題点】

大腿部より植皮が行われたため、瘢痕認定の基準の大きさにはとくに問題なかったが、整形外科の医師からは後遺障害診断書の記載を拒否されてしまったらしい。   【立証ポイント】

瘢痕の件で形成外科の主治医に面談し、後遺障害診断書を依頼すると、実は既に作成されていた。ただし、内容に不備が多く、その場で修正を依頼して自覚症状と醜状痕の面積を詳細に記載してもらった。また、事務所で二度に渡り写真撮影を実施した。

ご本人・ご家族としては、醜状痕での認定ではなく、神経症状である12級13号を目指していた。逸失利益の獲得には、神経症状での認定が必要となるからである。自覚症状を丁寧に書き添えたが・・

結果は、醜状痕14級4号の認定となった。弊所の予想通り、神経症状については、いつも通りの文言「知覚低下の症状については、前記障害と通常派生する関係にある障害と捉えられることから、前記等級に含めての評価となります。」が添えられていた。

なお、肘への皮膚移植の為に採皮した大腿部にも、醜状痕14級5号が認定された。   (令和7年11月)  

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【事案】

自動車で信号待ち停止中、後続車に追突された。運転手のご主人、助手席の奥さん共々受傷、直後から頚部痛、腰痛等、強烈な神経症状に悩まされる。   【問題点】

受傷機転が小破であることと、リハビリ先が予約制のため、希望通りに通院実績を重ねることができなかった。   【立証ポイント】

後遺障害診断間近にご相談を頂いたため、できることが限られていたが、病院同行にて、なんとか勝負できる後遺障害診断書に仕上げることができた。初回申請で認定される可能性は低く、当初から再申請での認定に照準を合わせていたため、初回申請での非該当は想定通りであった。

症状固定日以降も健康保険で通院を継続していたため、主治医も書類に協力してくださり、非該当から2ヶ月で再申請をすることができた。調査事務所から当日救急搬送された病院と、数回しか受診していない総合病院に医療照会をかけられたため、審査に5ヶ月もの時間を要したが、無事に14級9号が認定された。

(令和7年1月)  

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   4~5分咲きでしょうか。夜の街頭に照らされて、道行く仕事帰りの方々も一様にスマホを空に掲げて撮影しています。周辺の飲食店、とりわけ居酒屋さんは店先にテーブルとベンチをせり出し、賑わいが歩道に広がっています。街全体が浮かれ気分なのです。   続きを読む »

 近日、相続の預り金を相続人に振り込む作業が予定されております。最初はネット振込を使えば、それほど大変だと思っていませんでした。ネットなら手数料も安く済みますし、そもそも銀行が窓口ではなくネット手続きを奨励しています。

 しかし、いざ手続きを試みますと・・・「エラー」の表示、ネット口座が凍結されます。なかなかつながらないヘルプデスクに電話し、必要事項の回答と詐欺振込に関する注意喚起が続き、15~30分かかります。これから10件を超える振込をしなければなりませんので、1回ごとに凍結解除となれば、大変な時間がかかりそうです。ネットでは、高額の振込はダメなのです。

 凍結しない方法を訪ねても、銀行のお姉さんは平謝りで「自動的に凍結されます。凍結の条件は私共も不明です・・」と。一々、凍結&解除をしなければなりませんか?の問いに、「・・ご理解をお願いします」と。これでは窓口に行かざるを得ません。窓口は予約制です。予約なしの窓口手続きに対しては近年、すごい塩対応で何時間も待たされます。数日先の予約になるかもしれませんが、渋々、予約ページを開くと、今度は「振込は予約対象外」。今度は銀行のATMを検討しましたが、「○万円以上の振り込みはできません」。

 結局、予約なしで窓口に行って、1~2時間待ちを覚悟しなければなりません。もしかすると、今月は年度末ですから激混で、「今日は無理です。明日も、明後日も一杯です・・。」と対応されそうで怖いです。    銀行さん側も、異常な件数の振込詐欺の対策として、セキュリティーの強化に奔走されています。とても責められるものではありません。やはり諸悪の根源は「詐欺組織」です。悪い奴の為に、日本全体の経済活動に相当な迷惑が及んでいると思います。銀行側の対策費用はもちろん、個々の利用者に絶大な不便をもたらしていることから、警察に一層の捜査の強化をお願いしたいところです。それと、詐欺の危険を回避する為には、日ごろからご家族が高齢者とコミュニケーションをとることが大事と思います。

 残念ながら悪党の一掃は難しいものです。ネット関連に対しても、社会全体で防犯に努めなければならないと思います。    

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 自賠責保険の等級認定のルールでは、障害の種類に序列があります。例えば、脚は切断が最も上位で、次いで機能障害、変形、神経症状・・と続きます。では、醜状痕は?となりますが・・この序列の順位によって後の賠償金に影響します。本件では、認定理由が「感覚麻痺は醜状痕から当然に生じるもので、それは醜状痕の認定に含みます」と、ルール通り双方を併合せず、神経症状より醜状痕を優位と結論しています。

 これでは、逸失利益の獲得が厳しくなります。モデルさんのように容姿が収入に影響するような職業でない限り、醜状痕の逸失利益は0円と判断されます。痛み=神経症状の場合は、14級9号で5年間、12級13号で10年間との相場があり、逸失利益が計算できるのです。

 本件は、不利に思う自賠責保険の認定内容ではありますが、自賠責保険ならではのメリット=自動的に(少ないが)逸失利益が加算されること、相手車両より責任が重い自車に責任を問おうにも同僚災害となり、自分の会社相手に賠償請求が難しい点(自車の対人賠償は免責です)などから、自賠責保険の結果で解決せざるを得ませんでした。

 せめて、共同不法行為として相手車と自車の両方から自賠責保険金75万円を確保し、労災でも14級を取って矛を収めました。   酷いキズより、痛みの神経症状での後遺障害の方が賠償金が高くなるのです   

14級4号、5号:肘部 デグロービング損傷・大腿部 採皮痕(20代男性・東京都)

【事案】

業務で特殊車両の助手席に搭乗中、優先道路を走行してきた自動車と衝突した。横転したため、全身を強く打ち、上腕骨を骨折、肘あたりに大きな傷を負った。以来、患部の感覚が低下した。   【問題点】

大腿部より植皮が行われたため、瘢痕認定の基準の大きさにはとくに問題なかったが、整形外科の医師からは後遺障害診断書の記載を拒否されてしまったらしい。   【立証ポイント】

瘢痕の件で形成外科の主治医に面談し、後遺障害診断書を依頼すると、実は既に作成されていた。ただし、内容に不備が多く、その場で修正を依頼して自覚症状と醜状痕の面積を詳細に記載してもらった。また、事務所で二度に渡り写真撮影を実施した。

ご本人・ご家族としては、醜状痕での認定ではなく、神経症状である12級13号を目指していた。逸失利益の獲得には、神経症状での認定が必要となるからである。自覚症状を丁寧に書き添えたが・・

結果は、醜状痕14級4号の認定となった。弊所の予想通り、神経症状については、いつも通りの文言「知覚低下の症状については、前記障害と通常派生する関係にある障害と捉えられることから、前記等級に含めての評価となります。」が添えられていた。

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 やはり、小破(自動車の軽微な損傷)での認定は手強いです。後遺障害の調査事務所は、自動車に搭乗中の後遺障害審査においては、乗っていた被害車両の損傷具合を、大きく大破・中波・小破と3段階に分けて検討しているようです。当然ですが、「小破=軽微な損傷で、生涯治らない後遺症を負ったのか?」と、最初から厳しい目にさらされるわけです。

 本件は初回申請では「信用されないだろう」と予想、再請求を勝負と挑みました。少数例ではありますが、軽微な事故でも重篤な症状に陥る被害者さんも存在しています。そのような方々に等級を付けるには、2度の作業と、何より執念が必要です。

 再請求では、提出した主治医の意見書に加えて、すべての病院に医療照会が課せられました。救急搬送された病院に医療照会をかけても大した所見はないはずですし、すべての通院先に医療照会をかける必要性もどうかと思います。きっと、自賠責側も執念をもって調査しているのでしょう。   疑わしいわけではないと思いますが・・久々に搭乗者ダブル認定です!  

非該当⇒14級9号:頚椎捻挫(50代夫婦・東京都)

【事案】

自動車で信号待ち停止中、後続車に追突された。運転手のご主人、助手席の奥さん共々受傷、直後から頚部痛、腰痛等、強烈な神経症状に悩まされる。   【問題点】

受傷機転が小破であることと、リハビリ先が予約制のため、希望通りに通院実績を重ねることができなかった。   【立証ポイント】

後遺障害診断間近にご相談を頂いたため、できることが限られていたが、病院同行にて、なんとか勝負できる後遺障害診断書に仕上げることができた。初回申請で認定される可能性は低く、当初から再申請での認定に照準を合わせていたため、初回申請での非該当は想定通りであった。

症状固定日以降も健康保険で通院を継続していたため、主治医も書類に協力してくださり、非該当から2ヶ月で再申請をすることができた。調査事務所から当日救急搬送された病院と、数回しか受診していない総合病院に医療照会をかけられたため、審査に5ヶ月もの時間を要したが、無事に14級9号が認定された。

 

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 今では考えられない昭和の慣習シリーズ。    その一つ 👉 バッハ会長は昭和の校長先生だった    小学生の頃、クラスごとに連絡網なる、クラス全員の電話番号が番号順(あいうえお順)に書かれた一覧表が配られました。何か急な連絡を先生からクラス全員にリレーで伝達、青木さんから渡辺さんまで、最後に先生に電話連絡が戻るシステムです。今では考えられない電話番号等、個人情報の駄々洩れです。連絡網はいたずら電話の温床だったと思います。現在は、クラスごとにLINE網を敷いているケースもあるようで、電話番号の漏洩は防げそうです。その他、昭和の卒業アルバムの巻末には、その学年生徒の住所・電話番号が載っていました。これを商用に利用する名簿屋さんが、毎年買い上げたものです。    現在、個人情報は守られる権利として、周知された感はあります。本記事は「昭和は大らかだった」との結論ではありません。今も昔も変わらない最大の問題、「誹謗中傷」です。    SNSの書き込みなど、匿名性を利用した悪質な書き込みが毎日のように話題になっています。芸能人、スポーツ選手はじめ有名人への誹謗はひどいものがあります。言葉で人を死に追いやる効果を持つまでに至っています。昭和は、連絡網へのいたずら電話、公衆トイレの落書きなど、狭い地域で済んだことでしたが、今や全世界の衆目に晒されるものに発展したのです。

 匿名性が人の暗部を増長するのでしょうか・・誹謗中傷をする人の多くは、正義の為、社会の為、世の為人の為に立ち上がったと思っているから質が悪いのです。昨年の熊被害による市町村への苦情電話に同じく、苦情者の多くは”単なる憂さ晴らし”でやっている事に自覚がないと言えます。したがって、この問題を解決するには、匿名性を失くすしかないと思っています。自らの存在を明らかにすることを条件とすれば、99%は書き込みをしないか、表現が劇的に変わると思います。ただし、匿名性に意味がある意見表明もあるので、一括りに匿名性の否定・廃止は難しそうです。

 SNSへの参加及び書き込みの条件として、公的身分証明を伴った個人登録を前提とする案に賛成です。最低限、これだけは実現してほしいものです。様々な方法でかいくぐり、書き込みする者は残りますので、誹謗中傷の根絶までは無理と思いますが、激減することは間違いないと思います。    当たり前の前提ですが、「表現の自由」は無制限の自由ではありません。誹謗中傷の廃止に対して、人の善意に期待するにはもう限界、法規制かなと思います。  

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     ご存知、井上 陽水さんが1972年7月1日に2枚目のシングルとして発表しています。学生運動が下火になる頃、その虚無感を照らしてか、しらけた世情に刺さる歌だったと評されています。歌詞では、”自殺する若者のニュースを聞くも、自分は雨の日のデートで傘がない”ことを嘆いています。政治や社会問題を高らかに口上する世代へのアンチテーゼでしょうか、皮肉の利かせ方が陽水さんならではです。

 私共も毎日のように交通事故の相談を受けておりますが、虚無感を感じることもあります。被害者とご家族にとって人生がかかった重傷者の相談・受任、弊所では多いと思います。ニュースで報道された交通事故を何度も受任してきました。しかし一方では、車をちょこっと擦った数万円の物損、過失割合5%で長期間もめている件、軽傷でも長く通院する件など、相談の過半数は軽い事故なのです。しかし、立場上、軽率に事故の軽重を断じるわけにはいきません。当事者にとっては、些細な事故であっても平穏な日常生活を阻害する大問題です。ニュースから聞こえる死亡事故など重大事故は他人事であって、愛車のバンパーのキズや追突後の肩の張りこそ、「傘がない」大問題なのです。    高次脳機能障害で復職かなわず、家族の生計をどうするかの相談後、軽微な接触から数万円請求の相談・・振り幅は広いものです。事故の大小に限らず、相談者様のお気持ちを理解し、寄り添う事が課せられます。重大事故も軽微な事故も同列のテンションで、とはいかないまでも、人間力が試されていると思います。  

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 新幹線の往復なので日帰りで十分です。    気を付けることは、エスカレーターの右側に立つこと。    新幹線で551豚まんを食べないこと、だけです。    さて、駅を降りて堺市の住宅街をてくてく2km進みました。上下左右にやや蛇行、お寺やお地蔵さんをいくつも見かけました。古い門構えの家も多く、昔からの街道の名残を感じます。見知らぬ町を歩くのは新鮮です。      高次脳機能障害のご依頼であれば、北海道から九州まで(沖縄はまだありません)病院同行をしてきました。高次脳機能障害の検査から診断書作成まで、病院同行・医師面談は欠かせない作業となります。交通費など気にしている場合ではないのです。    帰りは、車窓から通天閣を眺めて・・東京駅に20:00には戻れました。 事務所に戻ると、北海道の被害者さんから高次脳機能障害の相談が入っていました。   続きを読む »

 ほぼ1年かかりましたが、昨年受任した相続案件が今月で完了します。弊所はご覧の通り、医療調査と保険手続きの専門事務所ですから、相続手続きは積極的に宣伝していません。しかし、交通事故のご依頼者様含め、年に1~2件程度の受任があります。    本件は今までで最も大変な手続きとなりました。大変と言えば、まず相続人間の争議が浮かびますが、相続人がもめていれば弁護士の仕事になりますので、争議する案件は扱いません。本件は手続き面が難解でした。

 亡くなった被相続人に女房子供がいなく、親もとうに逝去、残るは兄弟ですが・・被相続人は末っ子ですべての兄・姉も逝去していました。すると、相続人は兄弟の子供達(甥や姪になります)が代襲相続人となり、遺産を受け取ることになるのです。

 ご依頼は、甥の子からでした。昔なので兄弟が多く、その子達すべての相続関係を明らかにする作業は、必要な戸籍の収集と相続人の特定に7カ月かかりました。外国の方に嫁いだ相続人もおりました。また、早くに亡くなっていた相続人もおりました。

 総勢十数名に及んだ相続人の特定が完了しました。次いで銀行の解約手続きです。手続上の問題は代表相続人の不存在でした。いとこ同士とはいえ、会ったことも定かではない他人が10名以上ですから、主体となる代表相続人の設定が難しいのです。そこで、公平を期すため、全員から委任状を取り付けて、行政書士が代表として精算手続きを行うことになりました(誰かの代理人ではないので、弁護士法には払拭しません。念のため。)。    「なんで私に遺産が入るの?」いぶかる相続人の皆さんに、ここまでの経緯を繰り返し説明(電話にでてくれず、手紙を送るなど)の上、委任状+印鑑証明書の取り付けで2カ月を越えました。    そして、今度は複数の銀行にすべての書類を提出、難解な内容でしたから、やはり各行共その精査に2カ月程度・・そして、今月末に口座解約に至ったのです。    今後、生涯独身者の相続は増えるはずです。本件のように、相続争いではなく、相続人の特定で難儀する件は、行政書士の活躍の場になると思います。行政書士は弁護士と違い、資格上、誰かの代理人として交渉はできませんが、相続人間の司会者にはなれます。争いのない相続人間や、相続人との関係が薄く代表相続人が不在の状況では、司会者の存在が必要になると思います。今後、このような依頼が増える気がしてなりません。    ↑ もめてる場合は弁護士の仕事です  

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 わりと頻繁にある弁護士を解任させての受任、今年も早2件を数えます。連絡がつかない、説明がない、動いて頂く気配がない・・・ダメ先生に依頼してしまったケースは論外としますが、やはり気になるのは、知識・経験不足、それらからのミスリードです。人柄は真面目で良い先生であっても、弁護士過誤に繋がる重大事と思います。    最近の例から1つ挙げます。    高次脳機能障害の被害者さんから相談を受けたのは良いですが、神経心理学検査の数値をみて・・「これでは、高次脳機能障害での認定は取れません」と、あきらめてしまった先生です。私から見れば、その被害者さんは認知や記憶に大きなダメージはなく、注意機能や情動面(幼児退行・依存性、感情失禁など)がメインの症状です。当然、そのような患者さんは、知能検査や記憶検査の数値は健常者と変わりません。むしろ、元々の知能が優秀であった方などは、平均以上の数値を示すことも珍しくないのです。

 つまり、この弁護士先生は検査数値だけを見て、ご家族が訴える被害者さんの性格の変化など事故前後の変化について、耳を傾けなかったのです。高次脳機能障害の症状は幅広く、検査の数値だけで全容をつかむことはできません。ましてや、後遺障害の等級が決まるわけでもないのです。それは、弊所の実績ページをご覧になって頂ければ、被害者さんの様々な症状からお分かりと思います。

 この先生に任せていたら、高次脳機能障害はなかったことにされてしまいます。誰かが気づいて、丁寧に観察して、ご家族から熟聴して、高次脳機能障害の評価ができる専門医にお連れしなければならないのです。頼るべき弁護士の知識・経験不足、さらに謙虚さを欠いた対応によって、このまま任せると1000万円程度を失う危険があったと思います。    弁護士による交通事故の2次被害は頻繁に起きています(もちろん、行政書士や社労士、保険屋さんも含みます)。弁護士であれば誰でも安心ではありません。被害者さん及びご家族は、できれば何人かの先生に会って、慎重に選ぶ必要があると思います。    高次脳機能障害の様々な症状・・・疲れやすい(易疲労性)、怒りっぽい(易怒性)、逆に性格が穏やかになる(性格変化)、やる気がなくなる(自発性の低下)、一つの事に執着する(固執性)、性的欲望を抑えられない(脱抑制)、すぐ泣く(感情失禁)、眠れない(不眠)、趣味や食べ物の嗜好が変わる(性格変化の一種)、空気が読めなくなる(対人技能の劣化)、他にも言葉が流暢に話せなくなる(失語)、難聴や耳鳴り、嗅覚・味覚の脱出、手指の麻痺など・・・たくさんあります。全方位で患者さんを観察し、ご家族の声に耳を傾ける必要があるのです。

 そして、これは秋葉だけの見解かもしれませんが、ある種の予断を持つことです。「こんな障害があるのでは?」という、あてずっぽうや予想ですが、調査を進めるにつれて当たっていたことが何度もありました。  

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 中高年になってから、健康診断の数値に怯えて、食事や運動を気にするようになる方が圧倒的に多いと思います。かく言う私も、数年前の健康診断で血糖値の高騰にびっくり、以来、食事を気にする、いえ、食事こそ最優先の生活を心がけるようになりました。もちろん、日頃の運動不足を補うよう、なるべく歩き(東京駅まではチャリが多いのですが)、階段を使う習慣としています(事務所の9階までは毎度キツいです)。出来れば、週2回の筋トレも取り組んでいます。

 しかし、若い頃はそのような心掛けは微塵もなく、ずっと体育会系でしたから筋骨隆々、握力70k、通知表の体育は常に最高評価、病気やケガに縁遠く、健康で丈夫な体だけが誇りでした。それが寄る年波から、無敵感などとっくに消し飛びました。現在は、毎食のカロリーを計算し、PFCバランス(タンパク質と脂肪と炭水化物)に留意する毎日です。カップラーメン、ポテチはじめジャンク系も食べなくなりました。今食べている食材が10年後の体を作る・・そのような長期展望を自らに課しています。

 すると、子供の頃から20~30代までの食生活を反省することになります。何を食べても、めちゃくちゃなバランスでも何ともなかった・・でも、これは現在の体調に繋がっていたのです。子供の頃から、しっかり食事を重視すべきだったのです。子供の頃から正しい知識を持つこと、習慣として食事バランスを徹底すること、食と健康に関する教育は、大事な教育プログラムと思います。

 一方、現実は多くの親が共働きで忙しく、それなりの経済力もなければ、なかなか食育を徹底できないと思います。私の家はお祖母ちゃんと同居でしたから、食事は茶色系が多かったような・・主食、つまり炭水化物が多く、ビタミン、タンパク質が壊滅的に足りなかったと思います。親に文句を言おうが、今更のことになります。    中高年、そして老後の健康体は1日でならず。日々、食事バランスと運動を第一優先に、他人に頼らず老後を送る為に、その準備は今だと思っています。      

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【事案】

自動車の助手席に搭乗中、搭乗車が一時不停止で交差点に進入したため、優先道路を走行してきた自動車に衝突され、負傷した。直後から骨盤部の痛み等、神経症状に悩まされる。   【問題点】

全身を骨折しているものの、等級が認定されにくい箇所ばかりだったため、リハビリ通院が重要になってくるが、リハビリが予約制であるがゆえに通院実績を重ねることが難しかった。   【立証ポイント】

総合病院とリハビリ先で情報共有がうまくいっておらず、リハビリ先の医師は仙骨の骨折を知らなかった。そのため、入院先の画像DVDをお渡しして全容を把握してもらい、骨盤部(腰部)のMRI検査までの流れを作った。また、通院実績をカバーすべく、自覚症状を細かく医師に伝えて、良い内容の後遺障害診断書が完成した。

すんなり認定を受けられると思っていたが、自賠責調査事務所から同乗理由による照会が入ったため、審査期間は延びたものの、無事に14級9号が認定された。

(令和7年9月)  

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【事案】

現場作業中、バックしてきた作業車にひかれた。救急搬送後、緊急手術が施され、そのまま入院、約3ヶ月の入院を余儀なくされた。   【問題点】

腸骨、恥骨、複数個所に亀裂が入り、それぞれスクリューで固定、癒合を待った。

退院後の診察で、体内の金属の先端が折れていることが発覚した。   【立証ポイント】

骨癒合後に抜釘手術を受けることが多いが、患者本人が抜釘手術を望まなかったため、折れた金属が残ったまま、症状固定とする方針となった。

また、肋骨骨折の疑いという診断だったが、胸部に出っ張りのようなものがあったため、変形に印をつけていただき、併合11級の望みをかけて審査に付した。

約40日の審査期間で股関節の可動域は認められたが、肋骨の変形については、画像上、骨折が判然としないためという理由から非該当であった。

なお、労災にも障害給付の申請を行ったところ、股関節の可動域と肋骨の変形がそれぞれ認められ、労災では併合11級認定となった。自賠責と労災で異なる等級認定がされることは多々あるが、自賠責で肋骨の後遺障害認定を獲得することがいかに難しいか、改めて思い知った案件であった。

(令和8年3月)  

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【事案】

青信号で横断歩道を横断中、右折してきた車に巻き込まれた。地面に顔面を打ったため、額に裂傷を負った。   【問題点】

全身を骨折していたため、右上腕骨大結節骨折の発見に数日かかり、事故から1週間後に手術を受けることになった。   【立証ポイント】

傷の回復が早いため、早期に症状固定する方針で進めた。受傷時から経時的に撮影した写真打ち出しも添付して査に付した。面談の要請はなく、定規を当てた写真の提出を求められた。そのため、ご自宅を訪問し、ご家族と協力しながら、傷痕を撮影。撮影写真を追加提出したところ、わずか3週間で12級14号が認定された。

(令和7年1月)

※ 併合の為、分離しています  

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【事案】

青信号で横断歩道を横断中、右折してきた車に巻き込まれた。加害者は気が動転したのか、後進したため合計2回轢かれてしまった。直後から全身の痛み、神経症状に悩まされる。 【問題点】

全身を骨折していたため、右上腕骨大結節骨折の発見に数日かかり、事故から1週間後に手術を受けることになった。   【立証ポイント】

右肩の可動域がどうしても改善しないため、症状固定前にCT撮影と両肩のレントゲン撮影(1枚にまとめてもらう)を依頼したところ、骨片転位が残存し、偽関節化していることが判明した。骨癒合に異常がない場合、可動域の1/2制限はなかなか認められないが、今回の検査結果によって認定の可能性が格段に上がったため、後遺障害診断書には、撮影画像の打ち出しを添付し、審査に付したところ、1ヶ月で10級10号が認定された。

(令和7年1月)

※併合の為、分離しています  

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 後遺障害の診断に際して秋葉事務所の役割は、病院同行を通じて後遺症診断を補助し、診断書や画像の請求・取得を進め、一刻も早く後遺障害の申請を行うナビゲーターと思います。その一番手っ取り早い手段が医師面談です。それも、日程を予約して改めて面談するまでもなく、患者さんに付き添い、一緒に医師に要点をお伝えすれば足ります。正式な面談よりもお互い時間の節約になるはずです。

 しかしながら、医師の一部は患者以外の介入を拒みます。10名に1人程度ですが。また、わざわざ予約面談となることもあります。以前、面談予約の指示となり、正式に2週間後の予約をとりました。その日時に伺うと、今度は「急患が入ったので来週にして」と門前払い。つまり、避けられているのです。そんな子供じみたことをする医師も存在します。

 治療以外のことに時間を使うことの面倒は十分に理解できます。しかし、前述の通り、私達が患者に付き添いテキパキ進める方が、医師も病院窓口も助かるはずです。それでも、保険会社からの医療調査員や士業者の介入は、その者達とグダグダ質疑応答を重ねるので、やはり面倒なのかと思います。

 しかし、病院同行や医師面談の経験が豊富な調査員こそ、質問は端的に、できるだけ絞って、短い時間とします。つまり、医師の負担を十分に考慮します。ところが、とくに士業者に多いのですが、根本的にそのような配慮やマナーを欠く者が多く、医師からも苦言をよく聞きます。結局、医療調査員の質にて医師の態度を硬直化させていると思います。

 今日も、医師に嫌われないよう、感謝を持って、的確に、何より短時間で、面談ではなく付き添いを果たして参ります。

 

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 部位としては、そう多くない骨盤と仙骨の認定レポートです。実績ページをご覧になればお分かりと思いますが、秋葉事務所では数々の認定実績があり、決してレアな部位ではありません。

  いずれも、事故状況からか、すんなり認定とはいきませんでした。   12級7号:骨盤骨折(60代男性・埼玉県)   続きを読む »

 自賠責保険は「画像」で等級を判断します。極端なことを言えば、医師の診断名や可動域の計測値などより、まず癒合状態なのです。

 それが分かっている者が調査・申請の委託を受けると、真っ先に画像に注目します。本件も骨折後に骨片(骨のかけら)が残存、転位(骨折部がズレている)を最終的に画像検査で捉えたことが10級認定の決定打となりました。    画像を観ずに申請をかける・・・秋葉事務所では「怖い」と思っています。   骨片の発見につきます  

10級10号:上腕骨大結節骨折、12級14号:顔面線状痕(60代女性・山梨県)

【事案】

青信号で横断歩道を横断中、右折してきた車に巻き込まれた。加害者は気が動転したのか、後進したため合計2回轢かれてしまった。直後から全身の痛み、神経症状に悩まされる。

また、地面に顔面を打ったため、額に裂傷を負った。 続きを読む »

 入院中の重傷者さんの場合、こちらから病院に伺う事も少なくありません。きっと不安の中、悶々と入院中のはずです。いち早く今後の見通しや想定する治療結果、予想される保険金、解決までのロードマップを示すことが大事です。全体像を説明していくうちに、被害者さんの顔がみるみる明るくなることで実感しています。

 ある日、まったく予期しない交通事故に見舞われ人生が激変します。痛みで眠れない夜、度重なる手術の恐怖、仕事を休むことへの焦燥感、後遺症による将来の不安・・・被害者さんは、数えきれない不安とストレスの洪水にさらされるのです。それらに対抗するには、まず知識、そして展望を持つ事と思っています。先のことがわからない事が一番の不安です。これから何をしなければならないのか、どのような結果になるのか、これらの逡巡から逃れる為にも、ロードマップと言う解決までの流れを把握することです。それらを示す事こそ、交通事故に関わる業者の務めではないでしょうか。

 残念ながら、それができない業者に相談・依頼すると、「交通事故は任せなさい」と謳う弁護士でさえ、先行きを示さずに質問に対して「それはおいおい・・」「症状固定を待ちましょう」、また、細かな説明なく「いいから任せなさい」の一点張りの先生がおります。そして、相談扱いのままズルズル月日が流れ・・治療が終わるまで、まったく動いて下さる気配がありません。どのような回復状態となるのか、後遺障害等級はどうなるのか、どのような作業が必要なのか・・何も示してくれない。要するに知識・経験不足の先生に任せている状態なのです。早々に見切りをつけることをお勧めします。

 さらに、解決に向けての目標こそが被害者さんの心を支えるものです。今回は、「しっかり治す事に加え、賠償金をたくさんとってレクサスを買いましょう!」としました。不謹慎な物言いですが、治療中は常にネガティブなことばかり考えるものです。対して明るい事=欲しい物やしたい事など、目標設定が絶対に必要なのです。今後の治療・リハビリや賠償問題に向けての、”戦うマインド形成”とさえ思っています。   

 ここはアップダウンの多い町です。岡の上にある病院まで駅からの最短ルートは裏口から、雑木林沿いを登って到着しました。  

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部位別解説 保険の百科事典 後遺障害等級認定実績(初回申請) 後遺障害等級認定実績(異議申立)

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