野球部出身です

 先日、TBSの東京VICTORYという番組で車いすラグビーの特集がやっていました。車いすラグビーのことはよく知らなかったのですが、その中で「池 透暢選手」がとても印象に残りましたので、紹介できればと思います。    不謹慎かもしれませんが、テレビに映った池選手を見ながら「左足は4級5号かな、左耳は12級4号かな、醜状痕は7級12号が△で12級相当になってしまうかな」などと考えていました。しかし、車いすラグビーの激しいタックルを映像で目の当たりにし、そのような職業病は一気に吹き飛びました。車いすラグビーは車いす競技の中で唯一タックルが認められており、ボールを持っていない選手にもOKです。すなわち、いつどこからタックルが来るか分からない、とても激しい危険なスポーツであることが分かったのです。

 池選手はリオパラリンピックにキャプテンとして全試合出場しており、銀メダルを獲得しています。彼は19歳のとき、交通事故により左足を失ったようです。ご友人5人と車に乗っていたところ、車が街路樹に衝突、車は大破し炎上してしまったというような事故だったということでした。池選手も車の炎上に巻き込まれ、体の約75%をやけどし、1週間以内に命を落とす確率90%と言われていたようです。壮絶な日々を過ごしていたようですが、そんな中、同乗していたご友人3名が亡くなられたという事実を知り、「友人たちの分まで生きる」という目標に変わったと仰っています。

 普段から交通事故に携わっており、今までの日常が一瞬にして変わってしまうという方々を何人も見てきました。それは悲惨な方もおられます。社会復帰できずに苦しんでいる方、復帰はできたものの以前と同じようなパフォーマンスができずに苦しんでいる方、様々です。私どもはその後遺障害を立証し、お金で解決することしかできませんが、パラリンピックの選手たちは、そのような方々に勇気を与えることができる力を持っていることに圧倒されてしまいました。全ての方にポジティブになってほしいとは言いませんが、コロナ禍でどこにも出かけられない中、パラリンピックを観てみるのもいいのではないでしょうか。

 尚、今回紹介した池選手が出場する車いすラグビーは8月25日にフランスとの初戦を迎えます。  

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どうも、金澤です。

 

日々、被害者の方に同行し、病院へ行くと、

勿論対応の良い病院・悪い病院。

明るい病院・暗い病院と色々な病院を目にします。

 

その中で、殆どの割合で当たるのは、

受付けの対応が良ければ、お医者さんは優しい!

 

鏡の法則とはまさにこの事、受付がハキハキと明るく感じが良ければ、お医者さんも高確率で人間ができたお医者さんです。

逆に、覚悟を決める時は、病院入った瞬間の空気が悪く、受付スタッフの対応が悪い時。これは覚悟を決める瞬間です。

 

 

しかし先日、とある病院で珍しい経験をしました。

 

病院に入り、受付で挨拶をしようと名刺を用意しておりました。

しかし受付は、しばらく私を無視。「業者が来やがった」位に思っているんでしょう。

目も絶対にあわせず徹底的に無視を食らいます。

様子を見て、隙を探します。待つ事1分…

 

挨拶をする為に名刺を手に取り、今か今かと相手のタイミングを計るも無視され待つ1分は、非常に長いですよ・・・

 

気まずい時間に耐えながらようやく見つけた隙の糸

見えた!!!隙の糸!!!!!!! ヒステリックを起こす直前の形相で対応されましたが、何とか医師面談を取り付ける事に成功。

 

とまあ、ここまではよくある事なのでどうってことは無いのですが、

このような受付は対応が悪く、こちらが笑顔で挨拶をしても、凄く高圧的な挨拶を返してきます。なんでかなー?

そんな受付の時は、先生もたいがい変わっているので、覚悟を決めます。

 

 

しかし今回は逆。

診察室に呼ばれてビックリ、とっても優しい先生なのです。

診断書の内容も打合せができて、こちらの要望を殆ど聞いてくれて、診断書に鉛筆で記載してくれました。

なんと、拍子抜けする位あっさりと終わったのです。こんなことはなかなかないが、ラッキーだなーと気分よくお会計を待っていました。

 

しかし、嵐は突然やってきます。

先程の無視するやや高圧的な受付はまだ序の口でした。奥の方から、ズシズシと、なにやらただならぬオーラをまとったボスがやってきました。

(勤務歴20年お局!病院のルールは私が作成!あなた、休み希望、連休取りすぎ。が口癖!)

このようなオーラ。まさにボスのような形相です。

 

あろうことかそのボスは、診断書の無いように口出しをしてくる始末。

先生と打合せをして書いて貰った内容に、これは書けない等と突っぱねてきます。

さすがのこれには金澤も怒りをこらえるのに必死です。

苦労に苦労を重ね、なんとか譲歩を引き出し、後遺症認定に必要な最低限の記載をしてもらうことにして事なきを得ましたが・・・

 

受付けは医者じゃありませんよ^^;

 

稀にこのような、鏡の法則が成り立たない病院もあると言う事です。

 

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 事務所最寄りの地下鉄出口ですが、新たにA5b出口が新設されました。開通は8月12日でした。これがお休み中、最大の変化と言えます。

 元々の最寄り出口はA5aとして残っています。この出口から事務所ビルまでおよそ25mの距離が、20mに短縮されました。わずか5m近くなっただけでうれしいものです。さらに、ビルから60m先に新たなエレベーターも工事中です。ご来客の被害者さん、とくに脚のケガの方には大変助かると思います。

  

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 口早にワクチンの副反応を説明をする医師、そのペースに合わせてハイハイと回答、その直後、チクッとする感覚も乏しく秒殺で接種完了。噂通り痛みはない。

   翌日朝、医師の説明の一つにあった筋肉痛、注射を打った左肩に感じた。たいした痛みではない。それも翌日朝には無くなった。    2回目の接種後は熱が出るなど、より反応が激しいと聞く。とくに、モデルナ接種の方が副反応の訴えが多いそうです。モデルナを接種した弁護士さんから、翌日は休みにすべきと聞いた。    現在、都内では急速にデルタ株に入れ替わっているらしい。感染力は従来種をはるかに上回るよう。オリンピックとお盆休み後には全国に拡大、1日10万人感染の試算もあるそう。ひょっとして、オリンピック後に日本発の新種株の出現も可能性がないわけではない。すると、日本株、あるいはデルタの後だからゼータ株と呼ばれそう。      今月中には2回目の接種も済むが、感染の拡大状況から秋に3回目も必要なのか不安が残る。    また、レポートします。   

 

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 遅ればせながら、ようやくコロナワクチン接種の予約に進んだ秋葉です。8月中に2回ファイザー製を受けます。    しかし、今日、テレビで河野大臣のコメントを観てびっくり・・ダメ押し?の3回目も必要とのことです。確かに昨年より次々と変異株が発生し、只今の日本はインド株(デルタ型)に置き換わりつつあります。また、現在、オリンピックで大勢の外国人が来日中です。ここで「日本型」が生れても不思議はないと思います。不安は続きますが、とりあえず、ワクチン接種を受けておこうと思います。 

注射は嫌だなぁ。

   河野大臣、ワクチン3回目接種「たぶん来年打つことに」

 ワクチンを担当する河野大臣は30日、「X JAPAN」のYOSHIKIさんとツイッター上で対談しました。

 対談の中で河野大臣は、3回目のワクチン接種、いわゆる「ブースター接種」の必要性について、「日本もたぶんどこかで3回目を打つことになるんじゃないかと思っている。たぶん来年なんだと思う」と述べました。そのうえで、「今年2回打った人は来年1回、今年打たなかった人は来年2回打ってくださいということになるんじゃないか」とも語りました。

 また、接種率の目標について、「若い世代も8割近くまで打ってくれたらいいな」と若い人へ接種を呼びかけました。 <TBSニュースさまより>

 

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 山梨から桃が一箱届きました! H社長、今年もありがとうございます。      他にもプレモル詰め合わせ、100%ジュース、胡麻麦茶、おうどん、ゴディバを筆頭に洒落たお菓子の数々、たくさんのお中元をありがとうございました。

 昨年よりコロナで疎遠となっておりますが、皆様からのお心遣いで勇気100倍です。  

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右投げ右打ち佐藤です

 西武ライオンズは7月7日、今季限りで松坂大輔投手が引退することを正式に発表しました。昨年、中日ドラゴンズから古巣である西武ライオンズに復帰したが、首の痛みと右手の痺れが強くなったため、7月に頚椎内視鏡手術を受け、復帰を目指してリハビリをしていたようです。ニュースでは、お皿やグラスを注意して持たないと落としてしまうくらい指の感覚がなくなってしまったようです。感覚がない中でどう投げれば制球ができるかと考えていたようですが、特に中指の感覚がなくなったというのが今回の決断に至った理由みたいですね。

 交通事故業界でよく目にする頚椎の手術は、椎弓形成術や前方固定術、後方固定術があり、固定術の実施若しくは3個以上の椎弓切除術または形成術の実施で11級7号が認定されます。最近では、松坂投手が受けたような内視鏡を使用した手術等も増えてきているようです。そもそも内視鏡を使用した手術のメリットはなにかと言われると、傷口が小さく目立ちにくい、術後の疼痛が軽度で早期退院が可能、術後のカラー装着が不要、体内に異物を残さないため、感染リスクが少ないなどが挙げられます。松坂投手の場合、復帰を考えての選択だったため、当然の選択だったと思います。交通事故の場合だと、11級7号は認定されず、12級13号若しくは14級9号の選択になるのではないかと思われます。

 1998年選抜での延長17回の死闘(相手は強豪校のPL学園)や夏の決勝でノーヒットノーラン達成などテレビの前で熱狂したことを思い出します。プロ野球に活躍の場所を移した衝撃のデビュー(155キロのストレートで片岡選手を三振にとった)やイチロー選手との初対決(そのときはあのイチロー選手が3三振でした)、斎藤和巳投手との投げ合いなど、印象に残る試合が数多くありました。 少年野球から現在まで物凄い数の球数を投げてきたと思います。本当に長い間お疲れ様でした。「自信から確認に変わる」まで物凄い努力を重ねてきたのではないでしょうか。

 後遺障害に関して、自信から確信に変わる日が果たして来るのか分かりませんが、松坂投手を倣って今後も精進していきたいと思います。  

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 昨日の病院同行は千葉県の東端へ。 チーバ君の後頭部に突き出た耳の部です。利根川河口部の銚子市は太平洋に突き出でており、本州で最もアメリカに近いと思います。

 往路は東京駅からバスで2時間半、帰りは特急電車でしたが、接続悪く3時間半・・往復6時間でした。東京方面からは交通が限られ、えらく遠く感じます。

 今回は後遺障害診断での医師面談でした。症状固定後の治療費の心配をして下さるなど、大変患者想いの医師でした。他に患者は2名、受付から退出まで15分程度、病院同行自体はわずかな時間で終えました。    Sさま、銚子名物の「ぬれ煎餅」をありがとうございました。ぬれせんは鉄道会社である銚子電鉄が作っています。ぬれせんが赤字路線を復活させた話は有名です。パリパリではなく、しっとり食べたいと思います。

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 歴史上の人物や郷土に貢献した偉人さんの銅像はよく目にします。よその国ですと、英雄と崇めさせる為の支配層、独裁者などが多いと思います。政治や思想が絡めば、銅像の建立に賛否があり、いずれ体制が代われば引き倒される運命です。

 きな臭い英雄より、芸能、しかもお笑いという分野で、これだけ大衆の賛同を集めたことはすごいことです。日本人の民度の高さを象徴するように思います。寅さんに並び、志村 けんさんも永遠に残るモニュメントとなりました。      新型コロナウイルスで亡くなったタレントの志村けんさんの銅像がきょう午前、出身地の東京・東村山市の駅前に完成した。

 午前11時から始まった除幕式には志村けんさんの兄、知之さんやザ・ドリフターズの高木ブーらが出席した。志村さんは去年3月、新型コロナによる肺炎で亡くなった。その後、出身地の東村山市で銅像を作る活動が始まり、国内・国外のファンら6000人以上からクラウドファンディングなどで3000万円を超える資金が集まった。中野陽介実行委員長は「志村さんの銅像がみんなを笑顔にする明るい未来の象徴になって欲しい」と話している。

<ANNニュースさまより>  

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 今月の相談会は予約者がたったの1名と、往時からすれば寂しい限りです。しかも、急な発熱で欠席に。0人は10年間で初かもしれません。    コロナの影響をひしひしと感じています。交通事故数は一定数発生していますが、被害者さんの動きは何かと制限され、相談や解決までの流れが滞っているようです。

 先行き不透明な世の中、一体いつになったら回復するのか・・・。

 腐らず、頑張ろう。

   

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 平素、病院同行に勤しむ秋葉です。本日は数年ぶりに健康診断でした。事務所から歩いて3分ほどの病院に、空いている時間帯に予約しました。    仕事柄、病院では緊張を強いられるやり取りが普通です。しかし、患者(健康診断の患者ですが)になってみると、天と地の差です。受付では、「お忙しい中、予約下さりありがとうございます。」に始まり、「今日の検診は秋葉さんだけ、貸し切りですよ(ニコっ)」、「どうぞ、こちらに」など、お客様待遇で、恐縮しきりです。    7年ぶりの胃カメラは、「食道に少し色がありますね。寝る前に食べると、胃液が戻ってしまいますから気を付けて下さいね。胃や十二指腸は20代みたいにきれいです、問題ないですよ~」・・・内臓を褒められて、何故か嬉しい。

 採血では、「痛くないようにしますね、ちょっとチクっとしますよ」・・・まるで子供さん相手のように。

 問診でも、「今はコロナ下ですから、無理なダイエットはだめですよ。ストレスが大敵ですから、現状キープで十分ですよ」・・なんて優しい。すべからく、嫌な思いなどなく、皆ホスピタリティに溢れて・・・これが病院(ホスピタル)なんだよな。思わず頬に一滴、流れ落ちました。    いつも、整形外科のお医者さんの厳しい対応で、すっかり心がすさんでいたと思います。なんで、整形外科の先生だけが怖いのかな? 仕事上の立場や、事故治療と言った事情を差し引いてもそう思うのです。    7年前も胃カメラ画像をUPしましたが、今回もUPしましょう。いつもご依頼者様に画像提供のご協力を頂いてますから、自らも率先する必要があります。    胃腸さん、今日もありがとう。潰瘍にならないよう気を付けるよ。    

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 長年、交通事故業界におりましたが、初めてです。  

 「等級が付かなくてよかった」

   先日、ある後遺障害認定の結果が届きました。諸事情から等級が付かないように、ご家族と自賠責からの医療照会の対応に奔走しました。何のことやら解らないですよね。いずれ、理由と詳細を実績ページで明らかにしたいと思います。    さて、東京は再び緊急事態宣言です。7時を過ぎると通勤帰りの人はまばらに、8時にはお店のネオンも消えていき、9時を過ぎると、たまに行き交うのはウーバーイーツの自転車。やがて、タクシーも減って交通量激減、まるで深夜のように寂しい街に・・まだ、9時15分ですよ。    しかし、一部は公園で宴会、大盛り上がりです。      頼むからゴミは持ち帰ってほしい。ゲロもなんとかして。    なんて、カオスな風景だろう。今まで見たことのない街の姿です。     先行き不安な日々が続きますが、日々の仕事をコツコツを積み重ねるのみです。しかし、明後日から連休なんだよな。  

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 かなりレアな傷病名ながら、なぜか交通事故業界で有名なTFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷、毎年1~2件は受任しています。    最近の解説 👉 交通事故でTFCC損傷をした場合の後遺症・等級の獲得まで    損傷の状態・程度は様々ですが、手術適用は慎重な判断となります。とくに不全断裂や部分剥離の状態は、専門医は手術を見送る判断をします。逆に不慣れなドクターの執刀ですと、術後ほとんど改善しなかった・・これは珍しいことではありません。

 まして、現在のコロナ禍の中、手術やリハビリ通院の危険が加算します。そのような葛藤・迷いの中、手術を先送りした場合、どのようなデメリットが生じるのか? これが本件の病院同行の目的でした。

 本例は手関節の尺骨からTFCCがほぼ完全に剥離し、尺骨遠位が前後にグラグラ動いてしまう状態です。当然に手関節の安定性は低下、手首に力が入らず、時折痛みやしびれを伴います。今後の為に、剥離部分を縫合する手術が望まれます。専門医によると、このままでは尺骨と橈骨の離開が進むか、双方が手関節の可動時に回転してぶつかり、変形をきたす可能性があるそうです。やはり、本例は手術適用のケースだと思います。

 しかし、コロナ下、ご家族に基礎疾患者がおり、手術と予後の長期通院は反対なのです。そこで、先に述べた悪化を防ぐ上で、専用サポーターの登場です。  

早速、装着しました

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 昨日、ハローワークから電話がありました。企業の求人数が低下している中、業種ごとの求人動向、経営状態をアンケートしているとのことです。    昨年からのコロナ不況がひしひしと感じられるのは、消費の落ち込み以上に、求人数低下が最も深刻となっているようです。企業が求人するのは、将来の増収の見通しあってこそです。今年の春の新卒採用率も当然に低下、さらに、非正規社員は派遣切りや雇止めが一層進むはずです。いったいつまでコロナ禍が続くのか・・先行きを考えれは当然の傾向と言えます。    秋葉事務所では、以前からハローワークさんにお世話になっていました。実際、行政書士の求人を出すと、毎回3か月で30件程の応募がありました。多くは、行政書士資格を取得したばかり、あるいは勉強中の方々でした。実務経験を積むことが第一目標のようですが、対して求人をだしている行政書士事務所は、一都三県ですら10件程度、地方は0の県がほとんどです。求人は無きに等しいものなのです。その事務所も、ほとんどが行政書士業務をメインとしない税理士・司法書士・社労士との併設事務所です。ピンの行政書士(法人)による求人は、東京・大阪など都市圏でようやく2~3か所です。「行政書士事務所の求人は、ほぼない」と言っても嘘にならないでしょう。    令和3年1月末集計では、行政書士の総数は49748名、その内使用人行政書士の数は847名ですから、単純計算でも一人開業が98.3%を占める業界です(無資格の被雇用者を含めませんが、それ程多くないと思います)。行政書士事務所とは、そもそも人を雇う業種ではないのです。一人開業、事務所は自宅の応接間、事務員は奥様のみ、これが普通です。ハローワークの方に冒頭から、そのような説明をしたところです。「行政書士の求人動向など参考にならない」、としか言いようがないのです。    弊所の今までの応募者をみると、さらに暗たんたる気持ちになります。行政書士の応募者は、試験合格者より、特認行政書士(公務員として通算17年以上(中学校卒業程度の場合は20年以上)勤務で、希望すれば資格を授与される)が多い位です。年齢も50代後半から80代の大先輩もおりました。初年19万円の給与なのに、一体全体なんで応募してくるのか不思議です。普通は天下り先で後進の指導にあたるか、恩給もらって悠々自適な後半生をおくってもらいたいところです。就労意欲は尊敬しますが、うちの事務所の新人指導係は20代です。子供どころか孫の下について修行をすることになるのです。その先輩方は「それでも構いません」と言いますが、「こっちが困ります」。

 実際、行政書士会があまり出さない集計ですが、49748人中、およそ半分は特認が占めているのではないかと思います。このような業界ですから、行政書士が社会的な認知と評価を得るのは、今世紀中には無理なのでは?と思います。弁護士や税理士、司法書士、社会保険労務士に等しく、士業事務所として確立させるには、特認制度を改正して人数を減らすか、別資格に分化するか、いずれにしても行政書士は試験組を主体に、修習制度を充実させてしっかり独立開業を後援すべきと思います。全体の数も減らして個々の業務量を増やし、せめて30%でも自宅外事務所を持つ業態に変える必要があると思います。

 「街の法律家」などと標榜していますが、今のままでは、法律家どころか一士業者としての尊敬は得られないと思います。まぁ、そりゃ、関係者の誰でもわかっていることですが・・利権構造が絡んだ旧態然とした体制は、一朝一夕では変わらないものです。    以上、ハローワークさんに愚痴っても仕方ない話ですが、行政書士を語ると実に寂しい気持ちになります。

 

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セロトニン減少傾向、本日、少々元気のない秋葉です。    午後になって気温が20°Cを超えました。暖房は早々に切って、窓を開けました。春の空気が事務所を抜けていきます。    この時期は三寒四温と言いますが、明後日から一気に10度以上も気温が下がるそうです。寒暖の差に揺さぶられます。皆様も体調管理にご留意下さい。    本日はまったくの手抜き記事ですみません。 明日も祭日なんだよな~。

 

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 事務所に来て4年目(金澤より先輩です)、昨年は全体的に剪定したせいで、まったく花を付けなかったハイビスカスでした。この2月に一輪開きました。      冬でも暖房のお陰で元気です。 明るいニュースのない世相の中、ささやかですが嬉しい出来事です。  

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 昨日の伊豆行きは、東京駅から踊り子号で修善寺へ2時間そのまま一直線と予定していました。ところが乗車後に、「大雨の影響で伊東線が運休、その影響で特急は熱海止まりとなりま~す」とアナウンスが流れました。早々に計画は頓挫です。    仕方なく、熱海から在来線に乗り換え、三島からお馴染み伊豆箱根鉄道で修善寺へ。写真の通り、萌え萌えです。      本件は、20数か所に渡る骨折で、折れた本数では事務所第2位の記録です。非常にお辛い治療とリハビリの日々、そして、今なお、後遺症に苦しんでいます。等級の検証は診断書・診療報酬明細書と画像が基本です。まず、それらの精査に数時間かかりました。しかし、これだけのおケガである以上、ご本人及びご家族に会わないで、書類だけで簡単に結論できません。そのため、無理を言って、面談に漕ぎつけたのです。    本件は、相手保険会社の担当さんが事前認定で2度も申請をかけて頂き、その親身なご対応で原等級で問題なしと判断しました。実は、これは当たり前のことではありません。私達が見ると穴だらけの診断書が普通です。中には、等級を取りこぼすような重大な不記載があります。その場合はお金がかかっても再請求すべきと回答します。その点、今回は秋葉の出番(再請求手続き)はなく、調査のみで弁護士に引き継ぎました。    打ち合わせ場所のファミレスでは、窓一面に山々とそれに架かる虹が美しかった(萌え鉄ではなく、その写真を撮ってくるべきでした)。ケガは大変でしたが、解決に向けて一歩前進です。  

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 病院同行を業務の中心軸とする私達ですが、この1年はコロナ下での作業となりました。もう早いもので1年も経ちました。

 コロナへの対応は、病院によっても違うようです。入り口で消毒や検温を徹底している病院や、氏名・住所はおろか、過去一週間の動向も含めて記載した入館申請書を提出する病院が最高レベルでした。一方で、アルコールがぽつんと置いてあるだけの院もありました。最も入館が厳しい施設は病院より、老人ホームはじめ介護施設でした。まず、入館は家族でさえ禁止です。それでも、事情を説明の上、普通にご許可頂ける所が多かったように思います。    さて、この一年間で、被害者さんにとってのピンチをいくつか挙げてみます(詳しくは、実績投稿で度々語られていると思います)。   ・重傷で入院。早速お見舞いがてら出張相談が普通でしたが、それは不要・不急の範疇とされ、「なるべく電話」でと、病院訪問を拒絶された件がいくつか。   ・院内感染が起こり、病院が閉鎖に。通院の継続性が命の「むち打ち14級9号」では、大ピンチの連続でした。簡単に転院できない被害者さんも少なくありません。後の申請では事情の説明が必要となりました。   ・家族内で基礎疾患がある方の場合、そもそも「むち打ち程度で通院してくれるな」との家族の懇願から思うように通院ができないケース。これは全般にあった問題です。やはり、打撲・捻挫の類は軽く見られるのです。被害者さん自身も通院に自重する傾向があったと思います。   ・究極は、主治医が感染(後に肺炎でお亡くなりに)、病院が厳戒態勢となり・・通院できず。仕方なく、間を開けて接骨院に転院も、そのせいか非該当。後の再請求で事情を説明して認定はとりました。

 およそ、審査側もコロナの事情は分かっているのでしょうが、初回申請ではまず蹴って、二度目で信用するルールでもあるのでしょうか。      飲食店はじめ遊興施設、劇場・スポーツ施設など、コロナ下で絶大なピンチに直面しました。交通事故被害者も(私達、業者も含め)少なからず、影響があったと言えます。  

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