骨折があると事故でのダメージが明確に判断されます。骨が癒合するまでは当然に、それなりの治療期間を認めていただけます。しかし、打撲・捻挫で長期の通院をする被害者は、「大げさな!(怒)」と思われます。保険会社は3カ月以内で治療費の対応を打ち切りたいと思っています。

 その打撲・捻挫と一線を画するものとして、靭帯損傷があります。通常の筋肉と違って、靭帯や腱は損傷後の回復が進まないものです。簡単に言いますと、通常の筋肉には血管が通っており、栄養や酸素が通りますから、筋繊維が切れても再生します。一方、靭帯や腱がゴムのような素材で、血管が行き渡っていません。筋肉や骨のように再生しない組織なのです。

 したがって、治らないもの=後遺障害を追いかけることになります。病院の診察で、「肩腱板損傷」などの診断名を目にすると、MRIでその損傷具合に注目します。その損傷は、部分断裂や深層断裂とされることがあります。この所見では、陳旧性(事故前から、すでに老化などで痛んでいる)の場合もあり、事故との直接因果関係の争いを覚悟します。後遺障害の審査では「昔からある腱板の劣化でしょう」と判断される可能性があるのです。

 このように、あらゆる可能性を検討の上、医師に検査や診断を働きかけ、保険会社に提出、早期の治療費打切りを防ぎ、後に後遺障害の等級認定を目指すことになります。単なる打撲・捻挫と区別する為にも、MRI検査を急ぎ、目を皿にして損傷を見出すことになります。
 
 これが、秋葉事務所の日常業務です。
 

 ↑ これだけ明確な断裂があれば、まず手術適用になるはずです。
まぁ手術をすれば、損傷を疑われることはありません。