かつて、沖縄での交通事故相談会、その日の夕食を現地の弁護士さん・スタッフさん達とご一緒させていただきました。

 泡盛の水割りで乾杯、宴席は和やかに進みました。元看護師のスタッフさんから、熱心に医療や保険のご質問をいただいたものです。そして、質問が終わるたび、私の杯に注がれる泡盛・・確か水割りだったはずですが、注がれるのは泡盛だけです。どうも水を割っていません。結果として、4杯目にはほぼ100%の泡盛を飲んでいる状態になりました。「すみません、これでは酔ってしまいますが~」と伝えても、
 
 「若い人は飲まなきゃだめょ~」とだけ。いつの間にか水どころかマドラーも見当たりません。それと、私はもう若くはありません。
 
 そして、おつまみに手を伸ばすと、
 
 「チーチーカーカーになるから、どんどん飲んでねぇ~」と。
 
 「チーチーカーカー」・・なぞの擬音語?それとも擬態語? その言葉とアルコールで頭がくらくらしてきました。「チーチーカーカー」とは何でしょう?
 
 最近、日テレのバラエティー番組「秘密の県民ショー」でようやく謎が解けました。どうやら、のどが渇く、それも汗をかいた状態ではなく、食べ物によって口内が渇く状態を指している状態を指すようです。確かに、サーターアンダギーやちんすこうを食べると、驚くほど口中の唾液が持っていかれます。沖縄のお菓子は飲み物なしでは飲み込めないとすら感じます。だからと言って、度数30度の泡盛で流し込むなど、もはや暴力でしかありません。
 
 そのスタッフさんですが、その2年後にご病気で逝去されました。チーチーカーカーはそのスタッフさんを偲ぶ言葉でもあるのです。