T・レックスも好きですね。ベスト盤しか持っていませんが、今でもCDが事務所のラック前面にあり、いつでも聴けます。グラムロックの二大巨頭と言えば、T・レックスのマーク・ボランとデヴィット・ボウイに異論はありません。ロキシー・ミュージックも好きですが。  

自らの死を予言 マーク・ボラン 

   近年は、浦沢 直樹さんの「20世紀少年」でリバイバルでしょうか。T・レックスの「20センチュリー・ボーイ」がタイトルになっています。映画でもそのまま曲が使われていました。    マーク・ボランの事故は自損事故ですが、オカルトじみています。若い頃にフランスで魔女と一緒に暮らしていたというボランは(ほんまかいな?)、その魔女から「若くして成功を収めるが、30歳までに血まみれになって死ぬだろう」と言われた事を語っています。

 1977年9月16日、ロンドン郊外のバーンズにおいて、内縁の妻であったグロリア・ジョーンズ運転の助手席に搭乗中、運転を誤った自動車が立木に激突しました。当時のボランは、長年のヘロイン中毒で血管はボロボロ、それが大量出血につながり、死亡したと言われています。予言通り、30歳の誕生日を迎えるわずか2週間前の事故死でした。    CMでもおなじみ 👉 メタル・グルー  

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 マニアックな人選かもしれませんが、名前の読み方が特異(はぎわら ながれ)で、とにかくテレビで顔を観ない日はない位の名俳優です。

 事故当時のニュースを振り返りますと、事故状況や経緯がすっきりしない印象でした。写真等は肖像権に配慮して割愛します。  

警察車両との事故 萩原 流行さん

 昭和28年生まれ、ウエスタンルックでおなじみです。「蒲田行進曲」でデビュー以来、数々のドラマで活躍、中でも2時間ドラマの常連で、ニヤリと笑む悪役が多かった印象です。脇役ながら、誰もが顔を観たことがある俳優さんです。    事故は、2015年4月22日午後6時頃、東京都杉並区高円寺南の青梅街道において、転倒したバイクのそばに倒れているところを発見されました。救急搬送から1時間半後に死亡が確認され、享年62歳。

 杉並警察・交通捜査課によると、事故当時、オートバイで3車線の中央車線を走行中、左側から車線変更をした高井戸警察署の護送車と接触して路面に転倒、後方よりの乗用車に胸部を轢かれたとされました。護送車を運転していた警部補は「気がつかなかった」と供述しています。

 警察が、当初はワンボックス車と発表したことや、死因を心房破裂死と説明していましたが、死体検案書では死因不詳とあり、奥様は警察に対して不信感があると記者会見で述べています。また、警察発表や報道では、「萩原さんが事故をたびたび起こしていた事、うつ病が原因している」などと偏向報道もありました。

 警察が加害者となる交通事故、しかも相手は有名人・・警察のメンツからか、一筋縄では行かなかった経緯が読み取れます。結局、9月になって、ようやく護送車を運転していた警部補が自動車運転過失致死傷の疑いで書類送検されました。それから、約11か月後の2016年8月16日、警部補は略式起訴(後続車の運転手は不起訴)が決定、罰金70万円となりました。      

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 サッカー仏リーグで活躍中の南野 拓実 選手、所属チームであるモナコのエースとして「モナ王」などと呼ばれています。モナコで連想されるハリウッドスターと言えば、グレース・ケリー モナコ公妃ですね。  

ヒッチコックビューティー グレース・ケリー

   年配の洋画ファンではおなじみのハリウッド女優、1950年代の活躍ですから親の世代のスターです。学生時代、VHSビデオでヒッチコック作品は、ほぼ制覇しています。とくに、グレース・ケリー出演の「裏窓」、「ダイヤルMを廻せ」は、お気に入りです。後世のサスペンスものに絶大な影響を与えたと思います。三谷 幸喜さんの脚本による「三谷劇場」、その狭い空間でのドラマや、シチュエーションコメディの手法は「裏窓」、あるいは「ハリーの災難」の系譜と思っています。「裏窓」はヒッチコックの個人的ベストで、10年に一度は繰り返し観たい作品です。ブルーレイ買おうかな。   続きを読む »

 かつて年間の死亡者数が16000人もいた頃、1960~70年代は交通事故死が身近なリスクでした。現在、車の登録台数が約2倍に増えたにも関わらず、ここ数年の死亡者は4000人台です。相当に死亡リスクは下がったとみてよいと思います。これは国内での話ですが、外国でも交通事故での死亡数は減少傾向のようです。    さて、かつての有名人も、少なからず交通事故で帰らぬ人になっています。たまに懐かしいスターを取り上げて追悼していきたいと思います。初回はややマニアックな80’sのロックスターから。  

ロックミーアマデウスのファルコ

   「ロックミーアマデウスの」と言わなければ、誰だ?となってしまう、オーストリア人のロックシンガーです。本名はヨハン・ヘルツェル、元はバンドのベーシストです。ソロ転向後、1986年の「ロックミーアマデウス」が世界的ヒットとなりました。翌年、高校生の私は来日コンサートに(NHKホールだったかな?)行きました。オーストリア人が米ビルボードチャートで1位になったのは・・ファルコだけと思います。当時のドイツ語圏において、ラップ、ヒップホップの先駆けとなるヒット曲でした。この曲のドイツ語ラップが、英語では卑猥な言葉に聴こえる点がウケたとも言われています。    世界的成功の後、彼はドミニカ共和国に移住しています。そして1998年2月6日、サント・ドミンゴ、プエルト・プラザの高速道路にて、三菱パジェロを運転中にバスと衝突、頭部外傷にて亡くなったそうです。血中からアルコールとコカインが検出されたとも言われています。遺体はウィーンに戻って埋葬されました。音楽活動から遠のいた時期でしたので、静かなニュースだったと記憶しています。    たまに思い出したように観たくなるビデオクリップです。    youtube 👉 Falco – Rock ...

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 ガソリン臭にやや硫黄臭を帯びたヌルヌル泉、メタケイ酸による浴感はしっとりまろやか。      山形県の新庄駅から車で30分、穏やかな山里に3軒の宿が連なる羽根沢温泉にちょっと1泊しました。観光地と呼ぶには程遠い、温泉の為の温泉地でした。

 お湯は評判通り、油好きにはたまらない臭いと浴感です。現在はマニアックな温泉地ですが、大正8年に油田採掘の為に発見された温泉として、名を馳せたそうです。かつて、団体客が押し寄せた旅館は広々としていますが、この日の泊り客は数組、夜の旅館内は寂しい雰囲気になります。古い温泉旅館の多くは、おそらく7割は未使用の部屋、物置と化した大広間(宴会場)が残っているのです。

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   本日は中秋の名月、東京は終日曇りでしたが、奇跡的に19:45にお月様が・・。      雲間にぼんやりと怪しげな輝き・・今年7月に亡くなったオジー・オズボーン「月に吠える」が思い浮かびまた。   続きを読む »

 交通事故で、相手保険会社の対応がありながら労災を併用するケース、弊所では頻繁です。    復習 👉 通勤中の交通事故の場合、労災と相手保険のどちらに請求すべきか?    後の賠償交渉において、相手保険会社に賠償請求する際、総損害額から既払いの労災金額を差し引く必要があります。相手の過失が大きい場合、労災は既払い分を相手の自賠責保険に真っ先に請求(求償)します。自賠責保険の保険金では足りない場合、相手の任意保険会社にも請求することになります。

 いずれにしても、相手に賠償金を請求する時に、労災の既払い額を把握する必要があります。その場合、労基から被害者(労災の場合は被災者と呼ぶ)に届く、療養費や休業給付の支払い明細(ハガキ)を揃えてもらえばよいのですが、失くしてしまう方も多いようです。そこで、改めて金額を確認する場合、労災に「支払証明書」を請求することになります。

 支払い内容まで細かく確認する場合は、明細書の開示手続きになり、それなりの面倒と期間を食いますが、支払い額だけを調べるには「支払証明書」が簡単です。書類1枚を担当部署に送るだけ、経験では10日~2週間で届きます。    手続きについては、以下、労災のHPから抜粋します。  

支払証明について

 労災保険給付等の支払振込通知書を紛失した方などに対して、支払証明の発行を行っております。支払証明をご希望の方はこちらの労災保険給付等支払証明願に必要事項を記入の上、以下の送付先まで郵送してください。なお、記入にあたっては記載例及び注意事項をご確認ください。   【注意事項】   1.この証明願をもとに交付する証明書は、これまで実際にお支払いした労災保険給付額を証明するものです。未だ支払われていない給付等についての証明はできませんのでご了承ください。     2.この証明願は、労災保険給付等の受給者本人が請求することを原則としますが、本人が請求できない等やむを得ない事情がある場合は、相続人及び法定代理人等が請求することも可能です。 請求人が相続人の場合は受給者と相続人の関係がわかる書類(例として戸籍謄本)、法定代理人等(注)の場合はその資格を証明できる書類(例として登記事項証明書)に加え、住所が記載されている本人確認書類(例として運転免許証、マイナンバーカード(表面のみ))の写しを添付してください。    (注)法定代理人等の例は以下のとおりです。    ・親権者  ・未成年後見人  ・成年後見人    ・保佐人  ・補助人  等   3.労災保険給付等を給付された時期や給付の種類によって、支払証明書を交付する証明機関が異なりますので、各々に応じ証明願を提出する必要があります。  ご不明な場合は、管轄の都道府県労働局又は労働基準監督署にお問い合わせください。 (平成23年5月以前の休業・費用・アフターケア通院費、一時金は実際に支払った局又は署で支払証明を行うことになります。)   4.この証明書で証明する事項は、労災保険給付等の受給者の氏名及び住所、給付の種類、給付期間又は支払日、支払金額及び給付を特定する補足的事項です。 続きを読む »

 生きていく上で言葉は欠かせないものですが、意外とこの二つを言っていないように思います。「ありがとう」は、意識的に、毎日、何かの会話で、必ず、添えるようにしています。

 中には、決してこの2つを言わない人もいるようです。一々「すみません」とは言うんですけどね。感謝は言葉にするべきです。謝ることは負けることでないと思います。

 電話においても、もちろん何かを頼む場合も、必ず最後に(枕詞でも良いですが)、お礼の言葉を添えています。無機質な会話、ビジネスライクな伝達であっても、あたかも一凛の花を添えるように。「ありがとう」は言われた方も、言った方も、心地よく会話を終えることができます。脳内にオキシトシンのような安らぎの物質でも出るのでしょうか。    この二つさえ言えれば、たいていの人間関係はスムーズにいくとさえ思います。言葉を大事にすること、これもビジネスだけではなく、人の基本と思っています。  

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 16条請求とは、自賠法16条の定めによった保険請求の方法のことで、一般には「被害者請求」と呼ばれています。交通事故で後遺障害が残るようなケガの場合、被害者にとって検討すべき手続きと思います。この場合の「被害者請求」を正確に言いますと、受傷から症状固定まで、相手保険会社に治療費の病院への直接支払いをお願いして、後遺障害の申請から被害者請求に切り替える手法を指します。一般的には、被害者が弁護士へ委任することは少なく、解決まですべて相手保険会社に任せることが大多数ですから、「事前認定」が多くを占めています。

 20年前に比べると、交通事故に力を入れている弁護士なら、普通に「被害者請求」を選択するようになってきました。一方、受任しながら「事前認定」に任せている弁護士も少なからず存在しています。そこで、かつての記事を加筆修正して再UPしたいと思います。    これまで、何度も双方のメリット・デメリットを語ってきました。    👉 事前認定vs被害者請求 最終決着します!     この記事を読んでいただければ、双方のメリット、デメリットがご理解いただけると思います。被害者の立場とすれば、できれば16条請求が望ましいはずです。そこで被害者請求を選びますが、楽なケースとやたら面倒なケースに分かれます。    治療費などを加害者側保険会社が「自由診療で一括払い」(病院に直接、自由診療の治療費で払ってくれる)してくれれば、その損保会社の担当者は自賠責に求償する必要から診断書・診療報酬明細書を病院から取得、所持しています。被害者は、それら申請に必要な診断書類および事故証明書のコピーをもらうことによって、ほぼ書類は揃います。画像の貸出しは微妙で、拒否されることが多いようです。    一方、健保、労災が絡む件、一括払いを拒否された件は絶望的に面倒な手続きを強いられます。その労苦とは・・・   1、健保、労災で治療費を確保した場合、あらためて病院に通院期間の自賠責用診断書・診療報酬明細書をお願いしなければなりません。

 診療報酬明細書については、病院はすでに健保・労災に発行しており、二重発行はできないと拒むケースが多くなります。診療報酬明細書とは病院にとって治療費の請求書なので、すでに健保・労災に提出して費用が精算されていれば、再び発行はできない・・・これは筋が通っています。経験上、それでも、文章代さえ払えば発行してくれる病院もあります。また、診断書を有償で請求する際、「診療報酬明細書のコピーを付けて下さい」とお願いしたところ、OKの病院もありました。

 この書類の流れや請求パターンを熟知している法律家は少なく、病院の医事課の事務員や健保・労災の担当者ですら、自分の所管する事務以外は把握していません。損保の人身担当者が一番詳しいと思います。    2、診療報酬明細書が入手できねば、健保・労災に診療報酬明細書の開示請求を行う必要が生じます。開示請求には開示申請、開示決定、謄写請求など、数段階の手続きが必要です。印紙代は300円~ですが、手間と何より時間がかかります。

 そもそも、病院による診療報酬明細書は月毎に翌月発行ですから、治療終了の1カ月後まで待ってから開示請求することになります。さらに開示請求後、労基は開示の許可を病院ごとに求めます。開示決定までに、さらに1~2カ月月待たされることが普通です。病院の回答が遅ければ、その分延びます。    👉 社会保険の開示請求について    👉 行政文章の開示請求 ~ 労災の診療報酬明細書の場合 Ⅰ    病院によっては、健保・労災で治療した患者に対して、1の自賠責用の診断書の記載すら拒みます。その場合、病院の事務方、医師へ説得が必要です。そして、記載が異常に遅い医師も存在します。常時、診断書を2カ月位ため込んでいたり、記載まで半年待たされることもあります。   3、画像の収集。病院によっては極度に画像の貸し出しを嫌います。また、ディスクなら500円~2000円で済みますが、なかにはXPフィルム(レントゲン)のコピーを1枚1000円で売る病院も存在します。最近も骨折が多かった被害者さんは220枚も買わされるはめになり、22万円+消費税を支払いました。CDに焼ける設備がありながら、院内のルールだそうです。こうなると病院の悪意を感じます(この院は数年前、ようやくディスク化OKとなりました)。    👉 画像代の価格を医師会が決めてくれないものか・・   続きを読む »

 長野県へは新幹線が便利です。かつては、夜行バスで一晩かけてスキー場へ行く事になりましたが、新幹線+バスで3時間もあれば、山奥でない限りOkです。

 今回は、未湯であった戸倉上山田温泉を探索しました。温泉街は千曲川を挟んで西側です。老舗旅館から近代的なホテルが並びます。駅寄りの東側にも温泉が点在しています。こちらは公共施設やスーパー銭湯の構えで、住宅地に4軒ほどありました。今回は、両側から3軒を選びました。  

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 15年前の記事を令和7年版にブラッシュアップします。事故の初期対応についての記事ですが、打つべき手を説明した内容です。

 令和になっても、初期対応ができていない被害者さんが実に多いのです。すでに弁護士に相談中でも、です。      弊所の事故相談が単なる法律相談と違うこと、それは解決までのロードマップを示すことです。「法律的にはこうなります」など、被害者の疑問にお答えするだけで終わらず、解決までの手続きや作業を列挙、具体的に指示します。    典型的な例をお話します。ある相談者さんは自動車で通勤途上、交差点で出合い頭事故で首を痛めて、会社を休むことになりました。日給月給で、当面の生活費に困っています。そして「無料相談」にひかれ、先に弁護士の無料相談に電話しました。過失割合などの回答は頂いたものの、労災や健康保険の手続き、自動車保険の請求に話が及ぶと「それは各窓口で聞いて下さい」と回答です。

 弁護士費用特約に入っていないので、弁護士はどうも委任契約を遠慮気味で、後遺障害等級が認定されるまで相談扱いのようです。つまり、様子見を決め込んでいるのです。本人の主張も、過失割合「20:80じゃ納得できない!」ばかりです。    この被害者さんが急ぎ打つべき手は・・・    1、労災申請。治療費の圧縮を図ります。まず労災のメリットを最大活用します。    2、自身加入の傷害保険や共済、日額払いの搭乗者傷害保険など、取れるものは速やかに請求します。    3、主治医と面談し、初診時から頚部の神経症状について、症状の訴えが一貫しているか確認します。追ってMRIの実施。後の後遺障害認定に備えます。    4、労災又は相手保険会社へ休業損害の請求。労災から確保できれば、不足額の請求は最終的な賠償交渉に棚上げで良いと思います。まれに労災の休業給付で足りない40%ほどの休業損害金を、保険会社が並行して支払ってくれる場合もあります。    5、加害者側保険会社と物損の示談。弁護士の介入以前に、相手から有利な提示がきていれば飲みます。紛糾する場合は、弁護士に託し、最後の賠償交渉に棚上げでもよいと思います。     このように、前半戦から必要な作業があります。弁護士費用特約がなく、法律家に依頼したくても経済的に困難であれば、他の傷害保険や搭乗者傷害保険の部位・症状別定額払いを充てます。とくに、部位症状別払であれば、治療日数が5日以上になれば請求可能です。自身契約の保険会社に連絡し、即6万円の支払を受けられます。これを使って法律家への着手金に充当すればよいのです。

 労災対応に切り替えたら、相手保険会社に労災切替の報告をします。労災治療は保険会社も歓迎するところで、今後の対応も和らぎます。相手保険会社にとっても、一括対応(治療費の支払手続き)をせずに済み、自由診療と違って安く上がりますのでメリットがあるのです。

 通勤中ではなく、労災の対象外であれば、健康保険の適用も検討します。最終的に、全ての賠償額から自身の過失分20%が差っ引かれます。ならば、健保治療で治療費を半額にすれば、最終的な受取額が増える計算です。労災治療に同じく、相手保険会社もにとっても治療費が安く上がります。

 物損は、相手が妥協的な割合を提示するなら、さっさと示談し、修理費を払わせます。渋い回答のままなら、最後の賠償交渉に棚上げ、弁護士に任せても良いと思います。実は、弁護士が交渉するよりも、被害者の粘り強い交渉によって、早期に解決を図りたい相手の物損担当が妥協してくることがあります。    後は、半年後の症状固定日に向けて、間違いのない後遺障害等級認定へまっしぐらです。この間、被害者は治療やリハビリに専念、すみやかに復職すべきです。これが戦略的なロードマップです。ほとんどの弁護士先生は後遺障害が認定されるまで動きません。全体的な流れを示すこともありません。質問すれば、場当たり的なアドバイスはしてくれますが、後遺障害の結果がでるまで待機が普通なのです。弁護士の仕事は最終的な賠償交渉だからです。

 被害者自身も、いつまでも僅か数万円しか増減しない過失割合でだらだらもめていて、上記の手続きをしないとどうなるか・・・最大の賠償金となるであろう、後遺障害の立証が手遅れになってしまいます。

 

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【事案】

交差点を原付バイクで直進中、対向右折車と衝突し、負傷した。直後から右肩の痛み、神経症状に悩まされる。

【問題点】

救急搬送された総合病院のみの通院となったが、普段の生活がリハビリであるという医師の指導により、リハビリ通院ができなかった。また、事故から1年で抜釘の予定だったが、仕事の都合により3ヶ月延期となってしまった。   【立証ポイント】

受傷初期からご相談を頂いていたため、症状の経過を把握することができていたことが大きかった。また、回復が非常に順調だったこともあり、早期の抜釘も検討したが、主治医が「執刀から1年」という基準を固持したため、医師の意向に沿って動くこととした。

プレート固定したため変形はなく、疼痛のみが残存したため、自覚症状を丁寧に医師に伝え、50日で14級9号の認定を受けることができた。医学の進歩により、鎖骨骨折は後遺障害と無縁なケガになりつつあるが、しっかりとしたプランを立てれば、まだ獲得可能であることが改めて実感できた案件であった。   (令和7年7月)  

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【事案】

自動車で信号待ち停止中、後続の大型車に追突された。前席まで潰れるような酷い損傷で、助手席に座っていれば死亡となったはず。

                                                     【問題点】

救急病院で第7頚椎 椎体骨折の診断名がついていたが、事故直後のCTやMRIでは判然としなかった。また、事故から1か月後に転院したリハビリ先のクリニックにて、第1胸椎椎体骨折の診断名が追加されたが、こちらも画像上明確とは言い難い。   【立証ポイント】

第5・6頚椎棘突起骨折は明らかであったが、椎体の骨折は判然としないため、椎体の変形障害を追いつつ、最悪、症状の一貫性による14級9号を睨み、治療実績を積んでいった。

症状固定前に再度CT検査を経てから、後遺障害診断書を依頼した。棘突起が遊離骨片化していることが分かったため、その状態を診断書に落とし込んで頂いた。自覚症状を丁寧に記載してもらい、事故車写真を添付し、いかに身体にダメージを受けたかを主張した。

診断書上、「第7頚椎と第1胸椎骨折は判然とせず」との記載に留まり、かつ ⑧脊柱の障害欄も未記載であるにも関わらず、なんと頚椎、胸椎それぞれ11級7号の判定。やはり、自賠責は診断書の内容より、画像から判断している。なお、遊離骨片化した第5・6棘突起骨折についての認定はなく、理由書にも記載がなかった。仮に14級が認定されたとしても、併合等級は変わらないので問題ないが、審査の対象外とは・・。   本件は、一歩間違えれば死亡事故になっていてもおかしくない衝突事案だったため、このような結果が出ても不思議ではないが、弊所では久々のサプライズ認定となった。   (令和7年7月)  

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 鎖骨骨折・脱臼では、弊所は15年間無敗記録を更新中です(すべて等級認定)。

 この15年、鎖骨骨折をみていますと、医学の進歩を実感します。折れた鎖骨を金属プレートで固定する術式が確立して以来、鎖骨変形での認定は減少傾向です。かつては、余程の骨折でない限り手術は選択されず、外側からぐるぐる巻きで固定していました。すると、骨折部が盛り上がって癒合、ややズレて癒合、結果として変形癒合の認定となりました。そのような変形癒合を防ぐために、手術での固定が必要なのです( ↓ レントゲン)。

   そのプレート固定術も日進月歩、プレートの形状が向上しています。鎖骨のカーブに沿って曲がりを加えたもの、そのバリエーションが増えたと思います。鎖骨にジャストフィットすれば、きれいに接合しますし、仮骨形成で太くなることも防げます。治療上は良い事ですが、後の賠償問題として12級5号「鎖骨の変形」が認定されないことに繋がります。事実、本件を含めて鎖骨の変形癒合は減少していると思います。

 それでも、骨折するほどの衝撃が加わった人体への破壊です。骨癒合が良好であっても、痛みや不具合は数年は残るものです。その後遺症について、丁寧に14級9号「神経症状」をつける仕事が望まれます。弊所の無敗記録、実は、この「せめて14級9号を抑える作業」に支えられていると言っても過言ではありません。

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 長年、自賠責保険の申請をしていますと、実感することですが・・後遺障害の審査機関である調査事務所は、診断書に書かれている事より、画像を重んじています。

 医師の書く診断書、あってはならないことですが、よく間違っています。間違いとまでは言えずとも、画像の読影については、医師の見解が分かれることが珍しくありません。骨折状態や変形癒合の判定については、1次的には主治医の書く診断書になりますが、自賠責はその診断名や診断内容に左右されず、改めて独自の読影をします。自賠責の顧問医に画像を診せて判断しているはずです。

 後遺障害を追うものとしては、画像を観ることがいかに重要かを思い知らされます。   ご本人は若く、回復が良かった事がなによりでした。  

併合10級:頚椎・胸椎椎体骨折(20代男性・千葉県)

【事案】

自動車で信号待ち停止中、後続の大型車に追突された。前席まで潰れるような酷い損傷で、助手席に座っていれば死亡となったはず。

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【事案】

バイクで直進中、脇道から飛び出してきた自動車に衝突され、負傷。直後から頚部痛、右腕の痺れ等強烈な神経症状に悩まされる。   【問題点】

事故後4ヶ月の時点でご連絡を頂くが、対人担当者から事故後150日で一括対応終了を宣告されていた。急ぎ弁護士の介入によって1ヶ月延長交渉、なんとか6ヶ月の治療費確保はできた。

また、バイクでの事故だったにもかかわらず、救急搬送されておらず、物件事故扱いのままであった等、懸念材料はあったものの、14級認定を想定していたが、非該当の通知が届いた。   【立証ポイント】

症状固定後もリハビリを継続していたこともあり、初診時から直近時までも推移の書類を医師に依頼し、ご協力いただくことができた。しかし、多忙な病院のため、書類完成までにかなりの時間を要し、非該当通知から2ヶ月後にようやく再申請することができた。

本件は疑われているのか、全ての病院に医療照会がかけられたが、提出から2ヶ月半で14級9号認定の通知が届いた。事故直後に数回かかっただけの総合病院に、医療照会をかけたところで何が分かるのだろうか…と意見してしまいたくなるような事案であった。   (令和7年6月)  

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【事案】

自動車で信号のあるT字交差点を右折したところ、信号無視で侵入してきた自動車に衝突され、負傷した。直後から頚部痛、頭痛等、強烈な神経症状に悩まされる。   【問題点】

事故から約半年後にご相談を頂くが、既に治療費打ち切りの打診があったらしく、打切り日まで1週間しかなかった。また、詳細を聴取すると、MRI検査を受けていないことも発覚した。   【立証ポイント】

まずは急ぎ主治医の診察を受け、MRI検査の依頼をするよう説明した。なんとかMRIの紹介状を取得し、検査も一括対応中にできることとなり、対人担当者の治療費の許可も得ることができた。続いて、年末年始を挟んで病院同行、後遺障害診断書を依頼した。一度お世話になったことがある医師であったため、診断書の打合せ等は順調にいったが、支払いの面で病院窓口・対人担当者双方の意見に食い違いがあり、対応に苦慮した。

通院分の診断書に既往症とも捉えられるような記載がなされていたため、調査委事務所から医療照会が入り、審査期間に2ヶ月半も要したが、無事に14級9号認定となった。   (令和7年6月)  

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【事案】

自動車で信号待ち停止中、後続車に追突された勢いで、前方車両にも衝突した。直後から頚部痛等、強烈な神経症状に悩まされる。   【問題点】

事故直後に救急搬送された総合病院での診察後、整骨院での治療がメインとなった。また、受傷機転も小破に分類されるようなものであった。   【立証ポイント】

保険請求を見据えて、個人整形外科での治療をメインにするのか、現状のまま整骨院で治療するのか選択してもらうことから始まった。整形外科での治療をメインにするということなので、通いやすい整形外科をいくつかピックアップし、ご本人の決めた病院への紹介状を依頼する段取りを組んだ。

その後は通院回数の管理や症状の推移を聞き取り、然るべきタイミング(保険会社から半年間での治療費打切り宣告があったため、やむなく)で症状固定、後遺障害診断書を依頼した。

本件はどちらに転ぶか分からない申請だった。再申請を覚悟し、その準備も行っていたが、案に反し1ヶ月も経たずに14級9号が認定された。   (令和7年4月)    

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 初回申請で14級が取れると思っていたところ、2度手間(異議申立)となったり、逆に異議申立てを覚悟も、初回で認定された件もあり。このように、骨折等、目に見える人体への破壊がない、打撲・捻挫、むち打ちの類の審査は予想を外しやすいものです。

 審査において一定の基準があるものの、審査員によって分かれるものと思っています。これは邪推でしょうか?      まずまずの成果と思います     14級9号:頚椎捻挫(40代男性・山梨県)   14級9号:頚椎捻挫(50代女性・埼玉県)   非該当⇒14級9号:頚椎捻挫(40代男性・神奈川県)  

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 あまり、原因調査の依頼はこないものですが、死亡など重大事故、事故状況が食い違う場合は、どうしても現場検証が必要です。本日は長野県へ出張、事故現場の実調、撮影を行いました。    ※ 原因調査とは、主に事故現場を実調、事故状況を調べることです。    事故現場の把握だけでしたら、グーグルマップのストリートビューで足ります。昔と違って、便利になったものです。また、警察の調査を経て送検後、刑事事件が終わっていれば、実況見分調書を取り寄せます。これで、事故状況は精密に分かります。後の交渉や裁判において、この実況見分調書を含む刑事記録が客観的な証拠になります。

 それでも、事故状況によっては、違った視点で調べたい件もあります。刑事記録だけに頼らず、被害者側が自ら事故調査を実行することは重要です。刑事記録のような中立的な視点こそ証拠能力が高いとは言え、被害者側の視点から調べ、検証すべき事故があると思います。

 弊所ではビデオをよく用います。写真より動画で観ると、事故のイメージが変わることが少なくありません。今回も、双方車両の進入角度、衝突までの視点の経過を明らかにすべく、同速度での動画撮影を試みました。      明日は祭日ですが、長野から事務所を経由、さらに千葉県へ自ら運転です。バスで行くには時間がかかる旭市まで・・慣れない運転が続いてクタクタです。  

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