警察の飲酒検問にあった際、ダッシュボードにワンカップやビールを忍ばせておき、検問の手前で停止して、慌てて飲酒して、「飲酒運転はしていません、今、飲酒したのです」。

 この手口は十数年程前、ドラマ化された人気漫画「カバチタレ」で披露されました。

 当時のネットを観ると、同様の手口で逃れようとしたおバカさんがそこそこいたようです。交通課のお巡りさんに聞くと、「またカバチか」と未だにこのおバカさんに出くわすようで、あきれています。

 もちろん、この手口は一切通用しません。面前での飲酒が検知拒否、公務執行妨害となり、直ちに検挙されます。それでも飲酒運転を否定して争った場合、 検問に至る行動のすべてが徹底的に洗われ、どこでなんの酒をどれ位飲んだかが調べられます。ウィドマーク法により、運転当時の血中アルコール濃度が推定され、裁判では、全件が飲酒運転を認定しており、敗訴の結果となっています。当然ですよね。   ■ ウィドマーク法とは

 飲酒してある時間が経過したときの血中アルコール濃度と呼気アルコール濃度を推定するもので、以下の計算式で求められています。

A=D×Cd×sg

C=A/(W×γ)

Ct=C-β×tCt’

 Aは、アルコール摂取量(g ) 、Dは、飲酒量(ml)、Cdは、酒類のアルコール含有量=濃度、sgは、エチルアルコールの比重 0.792 、Cは、血中アルコール濃度(mg/ml ) 、Wは、体重、kg、γは、アルコール体内分布係数、 0.60 ~ 0.96 、Ctは、飲酒からt時間後の血中アルコール濃度、mg/ml、βは、アルコール減少率、 0.11 ~ 0.19 、C ...

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 数年前より繰り返し意見してきた、「既に弁護士に契約しているのに相談」について。

 これは、いわゆるセカンドオピニオンということになります。しかし、その数は年々増加の傾向です。

 もし、事故の解決に向けて何か疑問が生じた場合、弁護士に契約・依頼しているのですから、その弁護士に質問すればいいだけのことです。ごく普通の話と思います。しかし、こと交通事故は例外のようです。つまり、依頼者さんに安心をもたらす回答ができないのです。それは、交通事故の知識が乏しいことを証明しています。「交通事故に強い」との触れ込みが、残念ながら「はりぼて」だったと気づく瞬間です。

 よく聞いた例では、弁護士は最初の相談で会ったっきり、その後は事務員がすべて対応、何か質問してもレスポンス悪く、即答など望めません。委任契約して、弁護士費用特約に着手金の請求が終わると、関心が薄れてしまったのか、ただ「診断書を待っています」の対応に終始です。何か必要な検査や診断書の記載内容を質問しても、事務員から「早く診断書を書いてもらって下さい」と。ここに至って被害者は不安のどん底に陥ります。

 ここで、賢明な被害者さんは、弁護士交代に踏み切ります。しかし、一度信頼して任した以上、解任は勇気のいることです。「その弁護士さんに悪いから」・・日本人は優しいのです。それでも、深刻な後遺症を負った被害者さんとその家族にとって、賠償金が残った人生のすべてとなります。    色々な商売がある中で、30%もの他社からの乗り換えは異常な数字です。そりゃ、使ってみて合わない、気が変わったなど、消費者の浮気心は常の事です。しかし、30%はもはや最初の商品が欠陥だったかのような数字ではないでしょうか。交通事故分野で有名な弁護士事務所の先生も同意見です。電話で「秋葉さん、今月は(切り替え契約が)〇〇から2件、〇〇から1件、あっ、○○も今年既に3件だよ。」と。〇〇はネットでおなじみの弁護士事務所です。弁護士間でも契約切り替えは頻繁なことのようです。他の商品に同じく宣伝・CMが勝負を決するとは言え、被害者救済を謳う士業者による宣伝優位の業界の姿は、やはり異常です。    秋葉事務所のご依頼の一定数、もはや3割はこのような状況からの相談・ご依頼なのです。私どもは後遺障害の認定まで打つ手・策を提案し、解決までのロードマップを示します。それだけで、被害者さんのもやもや感は解消、顔はみるみる明るく変貌します。弁護士を何十人何百人を抱える大型法人事務所であっても、一人の弁護士が受任・経験する案件はせいぜい年間10~30件でしょう。しかも、ほとんどの弁護士先生は交通事故ばかりをやっているわけではりません。交通事故は数ある受任項目の1ジャンルに過ぎないと思います。秋葉事務所のような交通事故外傷だけに特化した専門中の専門事務所と比べては、絶大な経験差・実力差があることはある意味当たり前です。    策なき弁護士先生に任せっぱなしでは不安から抜け出せません。何より恐らく残念な結果が待っています。どうか勇気をもって相談をして下さい。

 そして、できれば弁護士先生も抱え込まずに、私どもに声をかけて下さい。今までも謙虚な先生はご依頼を受けた被害者さんの為に、行政書士ごとき下位資格の私どもに相談をして下さいました。それらの先生の人柄と仕事への姿勢は実に誠実、さわやかでした。以来、このご縁から、多くの弁護士先生とお互い被害者救済に知恵を交換、協力関係に発展しています。    

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金澤です。

 

最近の豪雨、九州をはじめ、関東甲信越まで非常に強い勢力で雨が降っておりますね。

岐阜の方でも観測史上最高の降水量を記録したとか・・・

去年は東京近郊(多摩川が氾濫したり)相当な被害を受けました。

 

毎年毎年どこかしらの地域で水災が相次いで起こっておりますよね。

そんな中、大手4社が保険料引き上げ予定を発表しましたね。

 

損害保険大手4社が2021年1月から住宅向けの火災保険料を全国平均で6~8%程度引き上げる。自然災害が相次ぎ保険金の支払いが増えているためで、高い地域では1割以上、上がる見通し。今年度も自然災害の発生が続いており、来年以後も上昇が続く公算が大きい。

 

東京海上、損保ジャパン、三井、あいおいの大手4社は8月中にも詳細を決める。との事らしいです。

 

来年以降も上昇が続く公算‥‥

また毎年色々な地域で水災が起きると言う事でしょうね…

自分は無関係。等と思わず、常に災害に対する準備をしておく必要がありますね。

 

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 顔面の頬骨、下顎骨の骨折から外傷性顎関節症になったケースを数例、経験しています。

 その内、プレートで固定したものから、かみ合わせの矯正でほぼ完治したものもあれば、開口障害やそしゃく障害、咬合障害(かみ合わせが悪くなった)、円板損傷からあごにクリック音が残った患者さんもおりました。それらの症状を後遺障害等級に結び付けるには、適切な診断書と画像は必須で、経過的な観察記録やそしゃく状況書など、自らの主張も整理する必要があります。

 専門医にかかろうと、医師は治すことが仕事です。後遺障害の立証方法など知る由も関心もないのです。だからこそ、適切な認定までの船頭が必要と痛感します。   本例は大変でしたがなんとか12級(ふぅ)。 自賠責もちょっと甘かったかな?  

12級相当:外傷性顎関節症・そしゃく障害(30代女性・東京都)

【事案】

自転車で歩道を直進中、路外からの自動車の衝突を受けて転倒。腰椎症の他、顔面・頭部への打撃から、開口障害、そしゃく障害を発症したもの。

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【事案】

自転車で歩道を直進中、路外からの自動車の衝突を受けて転倒。腰椎症の他、顔面・頭部への打撃から、開口障害、そしゃく障害を発症したもの。

【問題点】

専門医への受診を進めるも、慣れない診断書・意見書の記載、費用請求に苦戦が続き、途方もない面倒と時間を浪費することになった。

【立証ポイント】

それでも、基本通り必要な診断書とそしゃく状況報告書を作成して審査に臨んだ。自賠責の医療照会でも一悶着あったが、自賠責・調査事務所の柔軟な対応でクリア、認定に漕ぎつけた。

※ 併合のため分離しています。

(令和2年7月)  

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金澤

 

先日、事故の資料を整理していて、病院の処方せんを見ていると、

セレコックスとレバミピドを出している医者が居た。

ロキソニンと同じアセトアミノフェン系の薬でCOX阻害薬である。

 

レバミピドはロキソニンと一緒に出されることで一般の人もなじみが深いと思う。

 

炎症を起こすプロスタグランジン

 

プロスタグランジンの生成を阻害するロキソニン

プロスタグランジンを増やすレバミピド

 

この2つの薬は一緒に処方されるが、私はいまいちピンとこなくて、一度真剣に調べました。

ですが、色々と資料を読んでもはっきりした答えは書いてはいませんでした。

調べていくうちにわかってきたことがありました。

 

プロスタグランジンが作られる過程に答えがあるように感じました。

プロスタグランジンの生成には、COX1、COX2と言う物質から、プロスタグランジンになっていきます。

 

そしてCOX1と言う物質が胃粘膜を保護する作用があります。

COX2と言うのが、炎症、痛み、発熱をの症状を引き起こす物質と言うことが分かりました。

 

 

COX1、2が合わさってプロスタグランジンになるんですが、ロキソニンと言う薬はCOX1、2を抑え込み、プロスタグランジンの生成を抑える薬です。

 

なので、胃粘膜の保護をする役割のCOX1も抑え込まれ、胃が荒れると言う原理です。

それを防ぐためにレバミピドを飲むのですが、せっかく抑えられたプロスタグランジンを増やしてどうするんだ?

 

と思ったのですが、炎症と言うのはこれが大量に発生してしまっておこっている。

つまりロキソニンで一時的に大量発生を抑え込み。レバミピドで安定した量に戻すのでは。と解釈しました。

 

 

それにしても、タイトルにある通り、

セレコックスとレバミピドを処方する医者が居ましたが、

セレコックスはCOX2 のみに作用する薬なのでCOX1には作用しなくて胃粘膜はやられない薬なんですが、

それでもレバミピドを出す必要があるのでしょうか。。

 

詳しい方に是非聞いてみたいです!!!

調べても出てきません!!!

 

 

 

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【事案】

自転車で歩道を直進中、路外からの自動車の衝突を受けて転倒。腰椎症の他、顔面・頭部への打撃から、開口障害、そしゃく障害を発症したもの。

【問題点】

腰椎症そのものはとくに問題はなかったが、そしゃく障害の診断書・意見書収集で途方もない面倒と時間を浪費することになった。

【立証ポイント】

半年を超える審査となった。そしゃく障害で12級が認められたので、腰椎の14級はおまけみたいなものに。

※ 併合のため分離しています。

(令和2年7月)  

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 秋葉事務所の取組みで特筆すべきは、やはり経験則です。    中でも高齢者の高次脳機能障害、その造詣と成績は、実践・実戦により培われたものです。    高次脳機能障害でも、とくに高齢者の症状・障害は、すべて年齢からくる衰えとされてしまいます。主治医でさえも、普通に歩いて話せている高齢者が多少忘れっぽくなったとしても、「歳のせいですよ」という始末です。

 確かに、事故後に認知症と合併、または認知症が急進行するケースをみてきました。しかし、高次脳機能障害の症状と一部重なりますが、ある症状は認知症と一線を画します。それを理解・区別しなければ、事故外傷による脳障害・精神障害は見逃されます。    本件は受傷直後から丁寧に脳外傷による変化を観察し、家族・医師と情報の共有を進めました。わずかな変化を障害等級へ、まさに、狙って9級を取ったと自負しています。   高次脳は5歳の幼児から90歳まで、各年代すべて実績があります  

9級10号:高次脳機能障害(80代女性・長野県)

【事案】

原付バイクで直進中、路外からの自動車と衝突、頭部を受傷、硬膜下血腫の診断。 続きを読む »

【事案】

原付バイクで直進中、路外からの自動車と衝突、頭部を受傷、硬膜下血腫の診断。 【問題点】

幸い、言語障害や麻痺等の症状は残らず、順調に回復が進んだ。医師も「出血も微量で問題はない」との認識。周囲からまったく後遺症を感じさせず、些細なことは高齢からくる衰えにみえた。

しかし、家族にしかわからない微妙な変化が散見された。また、障害を明らかにしようにも、高齢であるが故、神経心理学検査が制限され、検査の数値も年齢相応の衰えを考慮すると、判定は非常に難しい。

【立証ポイント】

受傷直後からご依頼を受けており、「微妙な変化」について丁寧に観察を続けることができた。検査はWaisだけ施行した。年齢を差し引いても、軽度の注意機能低下が診断された。また、家族からは活力低下(元気がなくなった、疲れ易くなった)のエピソードを聴取、わずかながら性格変化や易疲労性について、主治医と共有するに至った。

一見、まったく障害を感じさせない状態でも、些細な変化を9級10号と評価することに成功しました。家族・医師とのコミュニケーションを促進、見逃さずに済みました。

(令和2年6月)  

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6月24日の記事の続き

前回:人工関節置換術をした人は2年間貧乏ゆすりをするべき

 

 

前回は、貧乏ゆすりは関節に有益な運動と言う事をお話しました。

 

貧乏ゆすりは自分で動かしているんですが、他動的な運動に近い効果を関節に与える事ができます。

小刻みに関節が動くことで関節軟部組織の癒着を防止し、軟部組織を回復させ、関節可動域の向上、潤滑油が正常に分泌される。

等様々な効果がありますが、

最近の研究では、軟骨の再生につながる事も実験で明らかになっております。

文献もたくさんあるんですが、転載するのが面倒なので気になる方は調べて下さい(笑)

 

しかも、結構軟骨の再生率も良く、データでは変形膝関節の被験者に2年間ジグリングをやらせた結果60%以上の患者に効果があったと言うデータもあります。

 

関節に良い効果をもたらし、意識的に貧乏ゆすりをすることで、下腿三頭筋が機能し、全身の血流も良くなります。

エコノミー症候群の予防にも、貧乏ゆすりは最適ですからね。

 

ふくらはぎは第2の心臓ですから、積極的に機能させて循環を良くすると良いです。

 

 

どうでしょう。さて正しい貧乏ゆすりのやり方としましては、

➀椅子に腰かける。この時浅く座る方がより効果的

②股関節、膝関節を丁度90度にして、踵をあげ、つま先のみを床に着ける。

③なるべく小刻みに、スピーディーに貧乏ゆすりをする。

 

注意 関節に痛みがでたりするようだと、やり方が悪いので一旦ステイしたほうが良いです(笑)

 

 

怒られた子供よ。ママに言い返すにはこの方法で攻めるのだ!

ママ、最近運動不足だろう?下半身も太くなっているようだし。むくみも酷いね。

ジグリング…あ、日本では貧乏ゆすりと言われているけど、ジグリングは第2の心臓下腿三頭筋の働きを促し全身の循環を良くするとともに、関節を正常にする働きがあるんだ。

研究の結果では2年ジグリングを続けると60%以上の被験者の変形膝関節症が改善したし、女性は閉経後に変形性膝関節症になりやすい傾向にあるのだから、

今からジグリングをしておいたほうが良いよ、ママ!

 

なんて言っておけばOKです!

 

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 本シリーズでご紹介する案件以外でも、現在、審査中が2件、これから申請が2件、昨年~今年にかけて脊椎の骨折が集中しています。    本日紹介の実例は、骨折の様態云々ではなく、労災の併用がポイントとなりました。    労災の使用に際し、会社側が良い顔をしないケースは相変わらずです。しかし、会社がすべてブラック企業とまでは言えません。建設業などでは、「仕事中にケガをしたら、休めてお金をもらえるぞ!」と考える不届きな労働者も存在します。これでは、会社の担当者さんを頑なにしてしまいますね。

 会社側にとって、労災を使うと・・労災の掛金が上がる、労働基準局ににらまれる・・根底に心配があるのかもしれません。

 しかし、業務災害ならまだしも、通勤災害に会社が責められるべき落ち度はまずありません(何か劣悪な通勤状態を課した場合は責任ありますが)。当たり前ですが、交通事故の加害者が悪いのであって、通勤中まで会社の管理責任が及ぶものであはりません。通勤災害での労災使用に基本ペナルティはないのです。

 それでも、本件のケースは決してレアケースとは言えません。会社の担当者を説得して下さった損保代理店さんの活躍によって、万事上手くいきました。

 労災の併用によって、治療費は過失減額のない全額確保が叶い、休業損害は120%を受領、後遺障害も特別給付のおまけつきと、至れり尽くせりです。簡単に諦められないのです。

助かりました!  

11級7号:腰椎破裂骨折(40代男性・神奈川県)

【事案】

125ccバイクにて直進中、ガソリンスタンドに入ろうと右折してきた対向車に衝突される。直後から全身の痛みに悩まされる。

【問題点】

本件は依頼者にも過失が見込まれるため、是が非でも労災で治療をしたかったが、会社の担当者が労災適用に懐疑的であり、なかなか了承をいただけなかった。

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【事案】

125ccバイクにて直進中、ガソリンスタンドに入ろうと右折してきた対向車に衝突される。直後から全身の痛みに悩まされる。

【問題点】

本件は依頼者にも過失が見込まれるため、是が非でも労災で治療をしたかったが、会社の担当者が労災適用に懐疑的であり、なかなか了承をいただけなかった。

【立証ポイント】

ご家族、代理店様と協力しながら粘り強く説得を続け、なんとか労災適用の了承を得た。ご本人も治療に専念することができたため回復が早く、1年後の抜釘予定を待たずに症状固定、無事に11級7号認定となった。コロナ渦で審査に時間がかかると予想されたが、2ヶ月かからずの認定に依頼者も大喜びであった。

(令和2年6月)  

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どーも、金澤です。

47都道府県、色々と観光名所があり、それぞれ特徴がありますよね。

観光名所というのか、関東近郊を例にあげると

東京・千葉・神奈川はいわずもがな当然として。

 

群馬で言うと草津温泉

栃木で言うと日光東照宮

茨城もなんとか筑波宇宙センターがあり、

愛知は名古屋城

 

そう、問題の埼玉は思い浮かぶものが何もない!!

私は通勤でメトロ日比谷線を使うので、東武動物公園がある。くらいしかわかりません。

後は渋沢栄一記念館・・・

そのほかで思い浮かぶところが・・・

 

各都道府県、1個くらいは名物、名所がある物ですが埼玉は思い浮かびません。

 

それが理由か、埼玉はとても頑張っている様子です。

埼玉には、マスコットキャラクターがいるらしく、深谷市の(どこだよ!)フッカチャン

 

なんでも深谷市はネギが有名らしく(ほんとかよ!)深谷ネギがモチーフになっているみたいです。

 

そして本日、思わず笑ってしまった記事がありました(笑)

 

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前回の続き

 

前回:おい、サウナは密でこそ効果を発揮するもんだろう!(前編)

 

サウナ愛好家の金澤。

数カ月間の自粛の末、ついに銭湯へ行くことを決意。

いつもは600円の銭湯でやっつけるところ、この日は600円ではフラストレーションを流しきれないと判断し1200円のスーパー銭湯へ。

しかし浴場に入った瞬間、とんでもない光景を目にし、両膝が崩れ落ちた。

 

サウナの扉が全開なのだ…

 

嘘だろう!?!?

 

確かに温泉へ向かう道中、サウナは果たして密だが大丈夫なのか…

今は満員電車も窓が相手3密は回避されている…いや、大丈夫なはずだ!熱でウイルスを殺しているはずだ!

等と人間都合の良い方向に解釈したい生き物の代表的発想をしながら温泉へ向かいました。

 

胸を躍らせながら浴場に入ったのに、こんな光景を目にするとは。

サウナの扉が開いているとは…

温度はわずか80度しかありませんでした。

しかも楽しみにしていたロウリューサービスは中止しているとの事。

これじゃあ一番の楽しみにして銭湯に来たのに、来た意味がないなと思い非常に残念でした。

 

今はどこの銭湯、サウナもドア開けっぱなしなのでしょうか?

 

 

気を取り直して、お湯につかり、上がってビールを飲んでリクライニングでだらだらしていました。

少し時間が経った矢先、蛍のひかりが…

 

嗚呼…時短営業だったのか…

 

休んだ後は、もうひと風呂嗜んで帰ろうかと思っていたのですが…

完敗でした。

 

これは、本当に納まるのでしょうかね…

なんか一生こんな感じで社会が進んでいくような気がしてなりません。

 

おわり。

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どーも、サウナ愛好金澤です。

 

私はサウナが大好きです。

コロナが流行る前は中高生の頃から週2回以上は温泉でサウナに入っていました。

 

ところが私のルーティンは、コロナと言うビールなら美味いが…そうではない新型の流行り風邪によって壊されてしまいました。

それどころか、サウナの運命をも変えてしまうかもしれないと言う不安がよぎります。

 

コロナが流行り出して数か月間、自粛をして温泉にもいきませんでした。

久しぶりにお湯に浸かり、サウナで汗を流したい。と言う想いが頂点に達し、表面張力にてギリギリまであふれたフラストレーションが一気に零れ落ちました。

 

普段はコ汚い銭湯で、追加で狭いサウナに200円の追い金をして、サウナをあける為の錆びた鍵のようなものを手首にかけて占めて600円位で身体を癒しているのですが。

 

 

この日の自分はそんなもんじゃあ満足できない所まで来てしまっていました。

3ヶ月間戦地に行き芋ばっかり食べ、久々に祖国に戻って食べる白米、スーパーの総菜のパック詰めされた200グラムの白米を食べられますか。と言う事ですよ。

やはり久々の白米は、魚沼産コシヒカリまで行かずとも、炊き立てをたっぷり食べたいですよ。

 

その日は1200円のスーパー銭湯へ。いざ出発。

コ汚い昭和の老舗銭湯とは違い、入館からベルガモットのアロマの香りに包まれ、明るく清潔な館内。

少しばかり館内を詮索すると、リクライニングチェアが200席ほどあり、そのうち女性専用スペースが50席。

女性専用スペースなんて良いよな~なんて思いましたが、

男性専用スペースがあっても、絶対入りたくないぜ。みんなそうだからおそらくガラガラだろうな…なんて思いながら風呂上りはビールを片手にリクライニングチェアを決意。

 

さて、前置きはここまででいざ浴場に入った瞬間私は、もう、コロナウイルスで温泉までもが終わってしまうのではないかと言う恐怖を感じました。

 

次回:おい、サウナは密でこそ効果を発揮するもんだろう!(後編)

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金澤です。

 

今日は、たまたま昨日、ご飯を食べに近所の洋食屋さんに寄った時の話。

小学生くらいのお子さんを連れた家族がご飯を食べていました。

ハンバーグを食べていた子供は、貧乏ゆすりをしていたようで、お母さんに足をペシッと叩かれていました。

 

それを見ていて、自分も昔怒られたな~なんて懐かしく思っておりました。

ですが、お店など(外で)貧乏ゆすりをすることは良くないかもしれませんが、

家でゆする分には身体に良いのですよねこれが。

 

貧乏ゆすり。海外では”ジグリング”と言うんですが、

このジグリングは医療分野でも今はだいぶ浸透しました。

持続的他動運動としてCPM(Continuous Passive Motion)という概念があり、それを基に海外で作られたのがジグリング運動です。

 

そう、下にCPMの説明を引用しますが、これを見てもらうと分かる通り、膝や股関節で行う場合はほぼ貧乏ゆすりと同じなんです。

 

 

持続的関節他動訓練器(じぞくてきかんせつたどうくんれんき)とは、関節における、リハビリに利用される器械である。CPM(Continuous Passive Motion)とも言う。 主に、人工膝関節置換術や続きを読む »

 本件は、第12胸椎と第1腰椎にそれぞれ圧壊です。同部位、2椎体圧迫骨折の好発例です。

 今回のテーマは骨折様態の分析ではなく、医師の性格について。    すべての医師が、とは言いませんが、その日の診断によって、言うことが変わるお医者さんによく出くわします。患者側からすれば、「大丈夫かな、この先生?」と言いたいところです。前回の診断で「次回、検査ね」と言っておきながら、今日の診断では「検査は必要ない」と(えっ?)。

 逆に、診断書を「この件では書く必要ない」と断られた件でも、翌月、もう一度お願いしたら、「いいですよ(書きます)」となったり。これは、医師の性格を読んで、しれっと再チャレンジした結果です(私たちも慣れたものです)。

 医師に限らず、どの職業にも気分屋さんはいるものです。また、毎日、何十人の患者さんを診ているのですから、忘れてしまったことや、経過上、多少の方針変更は仕方ないと思います。こちらは誠意をもって、必要な検査の実施と正しい診断書の記載を丁寧にお願いするのみです。

   振り回される? いえ、上手に付き合っていくものです  

11級7号:胸椎・腰椎圧迫骨折(60代男性・茨城県)

【事案】

自動車搭乗中、対向車の居眠り運転により正面衝突された。直後から全身の痛みに悩まされる。

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【事案】

自動車搭乗中、対向車の居眠り運転により正面衝突された。直後から全身の痛みに悩まされる。

【問題点】

MRI画像上、外形の圧壊がはっきりと出ており、11級認定は堅かった。しかしながら、休業損害等で保険会社とやりやった結果、早期の段階で弁護士対応とされていた。

【立証ポイント】

症状と癒合状態を鑑み、8ヶ月での症状固定とした・しかし、「圧迫骨折ではうまくいっても14級しか取れない。また現代の医学では、MRIで骨癒合は分からないので、撮る必要があるのか?」という主治医・・・どうにかなだめ、MRI検査に進め、後遺障害診断書の記載へ誘導した。

ここに至ってやる気がでたのか、「作文力が大事だ」と力説しはじめた医師に記載箇所を説明し、ノリノリで仕上げていただいた。MRI画像の打出しも添付し、40日程度で11級7号認定となった。

(令和2年6月)  

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 脊椎骨折や鎖骨骨折で後遺障害認定を受ける際、最も警戒すべきこことは?

 それは、単に骨の変形だけの認定ですと、後の賠償交渉で相手損保が逸失利益を否定してくることです。

 確かに多少骨が変形しても、人体に深刻な影響が残らないケースは多いものです。主治医も後遺症が残るとは思っていません。よって、相手損保は将来の損害である逸失利益はないものと主張してきます。これに対処するには、後遺障害診断・申請の段階で諸症状を認定理由に残す工夫が必要です。これを知らないと、後の賠償金の多くを失います。

脊椎の骨折、日本一を名乗りたいくらい、あらゆるパターンを経験しています  

11級7号:胸椎骨折(40代男性・静岡県)

【事案】

バイクで横断歩道前に停車のところ、後続の自動車に追突を受けた。骨折した第12胸椎は脊椎の圧迫骨折でも好発部位となる。椎骨の安定を図るため、上下の椎骨と3椎体固定、また、腸骨を採取して骨折箇所に補充。椎体の圧壊であるが、圧迫骨折や破裂骨折と違い、診断名は単に胸椎骨折とされた。

【問題点】

痛み・しびれ他諸々の神経症状を併発していたが、完全回復を期して長期の観察は避けるべき。それら諸症状は、12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」に値するが、これを11級7号の認定に含ませる必要がある。このちょっとした心配りが後の賠償金の多寡を決する。

【立証ポイント】

依頼者さんの理解を得て、抜釘すら待たずに6か月で症状固定、問題なく11級を確保した。後遺障害診断書に記録した神経症状については、認定理由にしっかり明記させた。これに基づき、連携弁護士は逸失利益10年獲得の交渉へ。

高額となる逸失利益の賠償金を得れば、後の治療費など高が知れています。  

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