腸腰筋の出血、腸腰筋挫傷(ちょうようきんざしょう)
(1)病態
腸腰筋は、腰椎と大腿骨を結ぶ筋肉群、大腰筋と腸骨筋の2つの大きな筋肉で構成されています。内臓と脊椎の間に存在し、主として、股関節を屈曲させる働きをしていますが、同時に、腰椎のS字型を維持する機能も併せ持っています。交通事故では、自転車、バイクからの転倒による打撲を原因としています。 (2)症状
腸腰筋挫傷による出血は、股関節〜下腹部の痛み、足を伸ばせないなどの症状が出現します。右の腸腰筋出血では、右下腹部痛により、急性虫垂炎と間違えられることがあります。出血付近の神経を圧迫し、下肢に神経障害、知覚麻痺や痺れの症状をきたすこともあります。大きな筋肉であることから、大量出血が認められることもあります。 (3)治療
出血性ショックに陥れば、血圧低下、貧血が発生します。XP、CT検査により、腸腰筋内の高濃度吸収域=出血、低濃度吸収域=血腫を確認することができるので、比較的には、容易に診断されます。治療は、保存的に、再出血防止の為にベッド上安静が指示されています。 (4)後遺障害のポイント
Ⅰ.


つづく ⇒ 




これにより、大腿骨を臼蓋底から引っ張りだし、臼蓋底骨折部が自然に癒合するのを待つのです。長くても、4~6週間でリハビリテーションに移行できます。

ついでの認定かな?
被害者にこれだけの苦難を課すの?
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すると、両方をケガした場合はどのように判定するのでしょうか? この業界の人にとっては常識ですが、自賠責は日本整形外科学会の標準値と比べて判定します。本件はその認定です。

画像が勝負を決めます




